#author("2017-08-07T18:38:48+09:00","","")
* サドル [#w5cf1248]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Sador|
|~その他の呼び名|ラバダル(Labadal)、片足のサドル(Sador Onefoot)|
|~種族|[[人間]]([[エダイン]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第一紀]]|

** 解説 [#Explanation]

[[ドル=ローミン]]で[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]に仕えた下男の樵。少年時代の[[トゥーリン]]の友。
若い頃は[[ダゴール・ブラゴルラハ]]の後の[[エイセル・シリオン]]の戦いに参加したこともある。その後、斧の扱いを誤り片足になっていたため、トゥーリンからは(侮蔑ではなく哀れみを込めて)&ruby(けんけん){蹇々};(Hopafoot)の意であるラバダルと呼ばれていた。

トゥーリンが[[ドル=ローミン]]から[[ドリアス]]に行くことになった時、彼はサドルも共に行くことを望んだが、サドルの足が不自由なため、トゥーリンは涙を流して彼と別れる。
その後、トゥーリンが[[ナルゴスロンド]]で[[グラウルング]]に呪いを掛けられ、[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]と[[ニエノール]]を探しにドル=ローミンに来た時、老人になっていたサドルと再会する。トゥーリンが[[ブロッダ]]達を切り捨てた時、サドルはトゥーリンに逃げるように促してから死んだ。

『[[終わらざりし物語]]』に、彼とトゥーリンの話が記載されている。『[[シルマリルの物語]]』にはサドルの名前は登場しないが、文中にある「昔の召使」(P366)が彼のことと思われる。
また「[[ドルーアダン>ドルーエダイン]]」の章にある注によれば、[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]は最終的に彼をドルーグ(ドルーエダイン)にすることを考えていたという。

** コメント [#Comment]

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