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* ゴンドールの王冠 [#b9adcb67]
** 概要 [#Summary]
|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|Crown of Gondor|
|~その他の呼び名|翼ある王冠(Winged Crown)、銀の王冠(Silver Crown)、白い冠(White Crown)、[[エレンディル]]の王冠(crown of Elendil)|
** 解説 [#Explanation]
[[ゴンドール]]の王位を示す銀の王冠。[[アルノール]]の王位を示す[[アンヌーミナスの王笏]]に対応する。
元々は[[ヌーメノール]]の兜であり、[[イシルドゥア]]が[[最後の同盟]]による[[ダゴルラド]]の戦いにおいて身に着けていたものに由来する(([[イシルドゥア]]と共同統治者であった[[アナーリオン]]の兜は、[[バラド=ドゥーア]]包囲戦で投石により彼の頭ごと砕かれてしまったため、伝来しなかった。))。だがこれは16代目の王[[アタナタール・アルカリン>アタナタール二世]]の治世に、宝石をちりばめたものに取り換えられた。
>それは[[城塞の近衛の衛士たち>城塞の近衛部隊]]の兜に似た形をしていましたが、ただそれよりもっと高く、全体が白で、両側の翼は海鳥の翼に似せて、真珠と銀で作られていました。というのは、これが、[[大海]]を渡って来た王たちの紋章であったからです。そして飾り輪には金剛石の七つの石がはめられていました。そしてその頂には、炎のように光を発する宝石が一つはめられていました。((『[[指輪物語]] [[王の帰還]]』 「執政と王」))
最後の王[[エアルヌア]]は行方不明になる前、王冠を[[ラス・ディネン]]の墓所に眠る父[[エアルニル二世]]の膝上に置いて行った。以来、王冠はそのままラス・ディネンに安置されていた。
[[エレスサール王>アラゴルン二世]]の戴冠式においては、王冠は[[執政]][[ファラミア]]の手によって持ち出され、[[指輪所持者]][[フロド・バギンズ]]が運び、[[ガンダルフ]]の手によって新王エレスサールの頭に被せられた。
『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』#211によると、ゴンドールの王冠は「エジプトの王冠のようにとても高く、翼が真っ直ぐではなく斜めに付いていた」(('''I think the crown of Gondor (the S. Kingdom) was very tall, like that of Egypt, but wings attached, not set straight back but at an angle.'''))とある。
*** 画像 [#h2599fb0]
&ref(gondorcrown.png,,40%,トールキンが描いた王冠のスケッチ(Letter#211より));
** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]
原作中の記述や[[トールキン]]のデザインとは異なり兜の形状ではなく、飾り環状となっている。大きめの翼の飾りが正面と真後ろに、小さめの翼の飾りが左右に付く。
*** 画像 [#q0bf7d61]
&ref(vlcsnap-00005.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるゴンドールの王冠);
*** グッズ [#k6e4e519]
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** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]
&ref(ScreenShot01086.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるゴンドールの王冠);
** コメント [#g0ff7cc2]
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