* エント女 [#tc522f20]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|Entwife|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

文字通り[[エント]]の女性。だがエントと生きる道が離れ離れになってしまい、お互い見失ってしまった。[[エント]]は長年エント女を捜しているが、その行方はまったく判らない。そのため新たなエント([[エントっ子]])は生まれず、エントの数は次第に減ることになった。

>「 …… エント女たちはその労働のため腰は曲がり、色は褐色に焼けてしもうていたからでな。かの女たちの髪は日にさらされて、実った穀物の色となり、ほっぺたは赤いりんごのようじゃった。しかしその目は相変わらずわしら種族の目をしておった。 …… 」((『[[指輪物語]] [[二つの塔]] 上』「四 木の鬚」 [[木の鬚]]が語るかつてのエント女の思い出))

[[エント]]が原生の自然を愛するのに対し、[[エント女]]は耕作された人工的な畑や庭を愛する傾向にあった。北方に[[モルゴス]]が君臨して以後、彼女たちは[[大河]]を渡って[[茶色の国]]に庭園を築き、エントと別れて暮らすようになったが、[[第二紀]]から[[第三紀]]にかけてその一帯が戦場となったために庭園は破壊され、エント女は行方不明になってしまった。
[[第三紀]]末になってもその姿は見られず、痕跡も知られていない。

** コメント [#Comment]

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