* エテン高地 [#b3fad22e]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Ettenmoors|
|~異訳|エテン高原|
|~その他の呼び名|トロルの山(troll-fells)、トロルの住む高地(troll-fells)|

** 解説 [#Explanation]

[[霧ふり山脈]]の西側、[[裂け谷]]の北方に広がる荒れ地。かつての[[アングマール]]の領域にあたり、[[トロル]]が住みついていたという。[[ミスエイセル]]の上流域にあたる。

『[[追補編]]』の「[[アラゴルンとアルウェンの物語]]」によれば、[[アラゴルン二世]]の祖父[[アラドール]]は裂け谷の北にある''岩山''(Coldfells)で山トロルによって殺された。
また裂け谷のはるか北には''エテンの谷''(Ettendales)というトロルの国が存在し、アラゴルン二世でもこの国のことはほとんど知らないという。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 上』 「十二 浅瀬への逃走」))

『[[Guide to the Names in The Lord of the Rings]]』によると、この語は[[共通語]]であり、エテン(etten)は「[[troll>トロル]]、ogre」の意味であるetenのすたれた形だという(よってこの部分は訳さずに残す)。そして[[古英語]]で巨人、怪物の意味であるeotenに相当するとしている。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#Lotro]

この地は、[[自由の民]]と[[アングマール]]の軍勢との熾烈な戦闘の舞台と化している。
プレイヤーは、モンスタープレイ((プレイするキャラクターを一時的にモンスターにすることができる機能))のときにはこの地でゲームを行い、自由の民を攻撃することができる。自由の民を操作するプレイヤーも、この地に行くことによって、モンスターを操作するプレイヤーと対戦プレイ(PvMP)を行うことができる。

ゲーム上の地理において、エテン高地は西部のグラムの階段(Steps of Gram)、北部の[[アラドール]]の果て(Arador's End)、中央部のホアデール(Hoardale)、南部のヒスラド(Hithlad)、東部の寒い丘原(Coldfells)の5つの地域に分けられる。また自由の民とモンスターが争奪しあえる拠点として、ルガザグ(Lugazag)、アイゼン峡谷の鉱山(Isendeep)、トル・アスカルネン(Tol Ascarnen)、恐怖の森の材木所(Grimwood Lumber Camp)、ティリス・ラウ(Tirith Rhaw)が各地に存在する。さらに陥落しない永久拠点として自由の民のグラーン・ヴライグ(Glan Vraig)、モンスターのグラムズフット(Gramsfoot)がある。

両陣営ともにそれらの過半数を占拠しているときに[[自由の民]]は[[オスト・リングディア]](Ost Ringdyr)から、モンスタープレイヤーはダール=ガザグ(Dar-Gazag)の入口より[[フロールの堀]]へ入ることが可能になる。

他にも、この地に住む[[ホビット]]の集落としてホアハロウ(Hoarhallow)が南西部に、[[ゴブリン]]の集落としてグロサム(Grothum)が北東部に存在している。

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