* エストラド [#oc5ed710]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Estolad|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

「野営地」(Encampment)の意。[[東ベレリアンド]]の[[ナン・エルモス]]の南、[[ゲリオン]]川の西岸、[[ケロン]]川の東岸の[[ドリアス]]の境界に近いところ。元来は[[アムロド]]と[[アムラス]]の国である。他の[[フェアノールの息子たち]]の民は主に東べレリアンドの北部に住まい、この地域では狩りをするために馬を駆けさせるに過ぎなかったという。
未開ではあるが、非常に美しい土地であったため、[[フィンロド]]などの他の[[ノルドール]]の公子たちもたびたび訪れていた。

[[ベオル]]と[[マラハ>マラハ(ハドルの祖)]]に従った[[人間]]達が、[[青の山脈]]を越え[[ベレリアンド]]に入った後、ここに定住したたため、この地は野営地の意であるエストラドと呼ばれるようになった。後に[[ハレス>ハレス(ハルダドの娘)]]に導かれた[[ハラディンの族>ハレスの族]]も[[サルゲリオン]]から移ってきた。
[[エルフ]]の友となった[[エダイン]]の三家はここから更に西の各地へと広がっていったが、多くの者もこの地に残った。[[怒りの戦い]]による[[ベレリアンド]]の崩壊に際しては、エストラドに残った者たちはベレリアンドの崩壊に巻き込まれるか東へと逃げていった。

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