-ゴンドールの統治権を持つ17代目の執政で、ゴンドールの白の塔([[エクセリオンの塔]])を再建したエクセリオン一世(Ecthelion I)については[[エクセリオン一世]]を参照してください。
-ゴンドールの統治権を持つ25代目の執政で、デネソール二世の父エクセリオン二世(Ecthelion II)については[[エクセリオン二世]]を参照してください。
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* エクセリオン [#a5df957c]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Ecthelion|
|~その他の呼び名|泉のエクセリオン(Ecthelion of the Fountain)|
|~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])|
|~性別|男|
|~生没年|~[[第一紀]]|
|~親|不明|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|

** 解説 [#Explanation]

[[ゴンドリン]]の貴族。[[ニアナイス・アルノイディアド]]では大将として、[[グロールフィンデル]]と共に[[トゥアゴン>トゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)]]を守りつつ[[ゴンドリン]]に撤退した。
その後ゴンドリンが[[モルゴス]]の軍に攻撃された時、王宮の広場で[[バルログ]]の長[[ゴスモグ>ゴスモグ(バルログ)]]と相打ちになって、倒れる。

*** 『[[終わらざりし物語]]』における記述 [#hcfbebf2]

>かれが纏っているのはことごとく銀で、輝く兜には先端に&ruby(ダイヤモンド){金剛石};をあしらった鋼の&ruby(スパイク){大釘};が付いていた。そして従者がかれの盾を持ち上げると、それは雨のしずくが露わとなって宿っているかのように淡い光を放っていた。実はそれは千もの水晶の飾り鋲だった。((『[[終わらざりし物語]]』におけるエクセリオンの描写))

[[トゥオル]]が[[エレンマキル]]、[[ヴォロンウェ]]と共にゴンドリンを訪れたとき、エクセリオンは大門の司(Warden of the Great Gate)を務めていた。最初トゥオルのことを警戒していたが、彼のことを[[ウルモ]]の使者と認め、ゴンドリンの門を開いて中へと招き入れる。

*** 『[[The History of Middle-Earth]]』における記述 [#u883e9c1]

『[[The Book of Lost Tales 2]]』の記述によるとEcthelion of the voice of musicあるいはEcthelion of the fair voiceと呼ばれ、フルートの演奏に秀でていた。
彼はゴンドリンが陥落する戦いの折、3体もの[[バルログ]]を仕留めたが負傷。トゥオルによって助けられたが、その後エクセリオンは[[ゴスモグ>ゴスモグ(バルログ)]]を道連れにしてゴンドリンの泉に沈んでいった。

** コメント [#Comment]

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