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* アンドゥイン [#p1c435a4]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Anduin|
|~異訳|アンデュイン|
|~その他の呼び名|大河、大川(Great River, the River) &br; 大河アンドゥイン(Anduin the Great) &br; 荒地川(Great River of Wilderland)&br; 長き川(Langflood)|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「長大な河、長い川(Long River)」の意。「[[大河]]」とも呼ばれる。[[エオセオド]]には「長き川」と呼ばれた。
[[シンダール語]]で「長大な河、長い川(Long River)」の意。単に''[[大河]]''とも呼ばれる。[[エオセオド]]には「長き川」と呼ばれた。

[[灰色山脈]]から流れ出る[[グレイリン]]と[[霧ふり山脈]]から流れ出る[[長き源]]を源流とし、[[霧ふり山脈]]と[[闇の森]]の間を流れ、幾つもの支流が注ぎ込みながら南下し、[[ベルファラス湾]]に注ぎ込む大河。
[[灰色山脈]]から流れ出る[[グレイリン]]と[[霧ふり山脈]]から流れ出る[[長き源]]を源流とし、[[霧ふり山脈]]と[[闇の森]]の間を流れ、幾つもの支流が注ぎ込みながら南下し、[[ベルファラス湾]]に注ぎ込む。
途中に[[カーロック]]、[[古森街道の渡り場>渡り場(古森街道)]]、[[あやめ野]]、[[ロスローリエン]]、[[浅地]]、[[サルン・ゲビア]]の湍り瀬、[[アルゴナス]]の門、[[ネン・ヒソイル]]の湖、[[ラウロス]]の大瀑布、[[ニンダルヴ]]の沼沢地、[[カイア・アンドロス]]の島、かつての[[ゴンドール]]の都[[オスギリアス]]があり、河口上流の[[シリス]]川が注ぎ込む地点に[[ペラルギア]]の港が築かれている。河口は広大な三角州[[エシア・アンドゥイン]]となっており、その沖合に[[トル・ファラス]]の島がある。

[[第三紀]]には大河の通行権はゴンドールが辛うじて保持していた。
[[第三紀]]には大河の通行権はゴンドールが辛うじて保持しており、またその上流にある様々な力が[[モルドール]]の脅威が大河の西側へ及ぶことを防いでいた。

> …… ラウロスの瀑布とアルゴナスの門の北方には、まだほかにも守りとなるべき要衝、人間がほとんど知ることのない一層年経た力ある者たちがいた。 ……((『[[シルマリルの物語]]』「力の指輪と第三紀のこと」))
>「それでは、心強く思われるがよい。なぜかと申せば、あなたのご存知ないいろいろの力、さまざまな国が存在しており、それらはあなたの目には隠されている。大河アンドゥインは、アルゴナスおよびゴンドールの城門にいたるまでに、さまざまな地方を通って流れていくのだ。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』「エルロンドの会議」 [[ボロミア]]へ向けた[[エルロンド]]の言葉。))

>「大河アンドゥインは、アルゴナスおよびゴンドールの城門にいたるまでに、さまざまな地方を通って流れていくのだ。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 下』「エルロンドの会議」 [[ボロミア]]へ向けた[[エルロンド]]の台詞。))
>ラウロスの瀑布とアルゴナスの門の北方には、まだほかにも守りとなるべき要衝、人間がほとんど知ることのない一層年経た力ある者たちがいた。((『[[シルマリルの物語]]』「力の指輪と第三紀のこと」))

[[サウロン]]は[[西方諸国との全面戦争>指輪戦争]]が始まるまで、[[ナズグル]]に公然と大河を渡ることを許さなかった。

** コメント [#Comment]

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