* アルウェン
** 概要

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Arwen|
|~その他の呼び名|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~種族|[[エルフ]]|
|~性別|女|
|~生没年|[[第三紀]]241年~不明|
|~親|[[エルロンド]](父)、[[ケレブリアン]](母)|
|~兄弟|[[エルラダン]](兄)、[[エルロヒア]](兄)|
|~配偶者|[[アラゴルン二世]](第三紀3019年夏至)|
|~子|[[エルダリオン]](息子)、娘数人|

** 解説

名は「高貴な乙女」の意。[[エルロンド]]と[[ケレブリアン]]の娘。[[エルラダン]]と[[エルロヒア]]の妹。
夕星(Evenstar)を意味するウンドミエル(Undómiel)と呼ばれ、[[エルフ]]の中で最も[[ルーシエン]]に似ている者とされる。彼女は[[裂け谷]]で生まれ育ったが、[[ロスローリエン]]で過ごすことも多かった。
成人した[[アラゴルン>アラゴルン二世]]と初めて[[裂け谷]]で出会う。その後旅路で[[ロスローリエン]]を通りかかったアラゴルンと再会し、婚約した。以後は、旅を続けるアラゴルンを裂け谷で案じながら待ち続けた。
[[指輪戦争]]が集結し、[[サウロン]]が滅ぼされると、[[エレスサール]]として戴冠したアラゴルンと結婚し、素晴らしい時を過ごす。だがそれは、エルフとして悠久の時を生きることを放棄することであり、[[中つ国]]を去って[[至福の国>アマン]]へ向かう権利を放棄することでもあった。
彼女はエレスサール王が崩御されると、子供達や親しかった者に別れを告げ、[[ミナス・ティリス(ゴンドール)]]を去る。そして、かつてアラゴルンと再会した[[ケリン・アムロス]]に身を横たえたという。
[[追補編]]『アルウェンとアラゴルンの物語』に詳細。

*** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定

|~俳優|[[リヴ・タイラー]]|
|~日本語吹き替え|[[坪井木の実]]|

[[グロールフィンデル]]の代わりに、[[ナズグール]]によって負傷した[[フロド>フロド・バギンズ]]を父[[エルロンド]]の[[裂け谷]]に連れて行こうとする。途中で[[ナズグール]]に追われ、[[裂け谷]]の浅瀬で呪文を唱えてナズグール達を[[ブルイネン]]川の水で押し流した。

** コメント

- 映画でのアルウェンは、ややミスキャストだったような。「絶世の美女」というのとは少し違う感じがしました。これは好みの問題かもしれませんけれど。
- 映画では「夕星」というより「お天道さん」といった感じに。 -- 猫うなり
- 映画板のアルウェンは馬を駆ったりしてなんだかやたら勇ましいですが、ヒロインにも勇ましく戦うシーンを与えるというのが最近の映画の風潮なんでしょうね。
個人的にはアラゴルンのために旗を織る原作のアルウェンの方が好きです。 -- トミー
- 映画でのあの出番の多さは、やっぱり原作通り仕上げたら野郎ばっかりな話になるからなんでしょうかね。 -- 斐水
- 映画以前からの原作ファンの方には、映画のアルウェンはあまり評判が良くないようですが、私は好きですし、よく合ってたと思いますよ。
馬を駆ったり、ヘルム峡谷にまで登場しそうになったのは、監督たち制作サイドではなく、ニュー・ライン・シネマ側の思惑だったらしいです。それが、リヴの意見で、原作どおりのアルウェン像に戻ったとか。 -- YUE
- ↑ 雑誌インタビューで、「アルウェン活躍バージョン」は自分が監督に提案したのだと、言っているものも多いのですけれどね。
- ↑そうなんですか?私が書いたのは、SEEの特典ディスクで、リヴや監督が言ってたことなんですけどね。リヴはこの話、特にヘルム峡谷のことでは、嫌そうな話し振りでしたよ。 -- YUE
- 私の中では決して評価悪くありません。ファラミアとエオウィンについても似たようなことがいえるけど、アラゴルンが原作と違って優柔不断な分ある意味彼女が姐さん女房としてハッパかけないとバランスが取れないんじゃないかな。原作アルウェンに優柔不断なアラゴルンは似合わなそう・・・。
- ↑リブ・タイラーのところにリンクしてくださいよ。
ここはあくまでもアルウェンの項目なんですから。

#comment