#author("2018-12-09T16:11:17+09:00","","")
* ごろつき [#s0181718]
** 概要 [#v9f1a3a0]

|~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]|
|~スペル|ruffians|

** 解説 [#gae1c375]

[[指輪戦争]]の間に[[ホビット庄]]を占拠した[[人間]]のならず者達。もとは[[アイゼンガルド]]で[[サルマン]]に仕えていた人間であり、中には[[半オーク]]のような風貌の者もいた。

>[[ホビット村]]寄りの最後の建物、今は人気がなく、窓も破れ放題の[[緑竜館]]のところまでやって来ると、かれらはこの旅籠屋の壁に、六人ばかりの図体の大きな人相の悪い人間たちがだらしなくよりかかっているのを認めて、心を騒がしました。この男たちは目つきが悪く、土気色の顔をしていました。((『[[指輪物語]] [[王の帰還]]』「ホビット庄の掃蕩」))

[[ロソ・サックビル=バギンズ]]は秘密裏に[[アイゼンガルド]]に物資を輸出していたため、この手の者達と付き合いがあった。やがてロソが[[袋小路屋敷]]を手に入れ、事業を[[ホビット庄]]全土に拡大すると、ごろつきはその手伝いに招き入れられ、次第にホビット庄に浸透する。そして「[[お頭]]」を名乗ったロソの名を借りて好き放題に振る舞うようになった。
ごろつきは庄内のあちこちに居座っては掘っ立て小屋を建て、庄民から物資を収奪し、歯向かう者があれば[[留置穴]]へ閉じ込めた。庄に「シャーキー」こと[[サルマン]]本人がやってくると、その行状はますますひどくなり、ただホビット庄を荒廃させるだけのものになっていく。

こうしてホビット庄を乗っ取ったごろつきだが、[[第三紀]][[3019年>大いなる年#year3019]]([[庄暦>ホビット庄暦]]1419年)11月に[[旅人たち]]が帰還すると、それに呼応した[[ホビット]]の蜂起によって撃退される。[[水の辺村の合戦]]において主だったごろつきは一掃され、残った者も投降するか逃亡するかして、全員が庄外に追放された。
[[第四紀]]6年(庄暦1427年)、[[エレスサール王>アラゴルン二世]]はホビット庄を保護地とし[[人間]]の立ち入りを禁じた。

** コメント [#r4b48c42]

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