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#author("2019-04-02T01:04:46+09:00","","")
* 半オーク [#ged23551]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|half-orcs|
|~その他の呼び名|オーク人間(Orc-men)|

** 解説 [#Explanation]

[[人間]]のような[[オーク]]のこと。人間よりもオークのように見える者と描写されている。通常のオークと異なり、[[太陽]]の光に耐性がある。[[アイゼンガルド]]の[[サルマン]]の軍勢に多く見られ、またサルマンが[[ホビット庄]]や[[ブリー郷]]に送り込んだ[[ごろつき]]の中にもそれらしい者が見られた。
[[アイゼンガルド]]の[[サルマン]]の軍勢の中に見られた、[[オーク]]のような[[人間]]のこと。土気色の肌、悪い目つき((原語はsquint-eyedで普通は斜視の意味。))、オークのような顔が特徴。
サルマンが[[ホビット庄]]や[[ブリー郷]]に送り込んだ[[間者>南から来た男]]や[[ごろつき]]の中にもそれらしい者が見られた。

[[木の鬚]]などは彼らが、[[サルマン]]によって堕落させられた人間か、妖術によってオークと人間の血が掛け合わされて作られたものではないかと推察していたが、正確なところはわからない。[[アイゼンガルド]]の[[ウルク=ハイ]]と同一の者である可能性もある。
[[木の鬚]]は[[アイゼンガルド]]の[[ウルク=ハイ]]のことを[[サルマン]]によって堕落させられた人間か、妖術によってオークと人間の血が掛け合わされて作られたものではないかと推察したが、ウルク=ハイと半オークがどのような関係にあるのかは不明。
[[アイゼンの浅瀬の合戦]]でのアイゼンガルド軍にはウルクと共にオーク人間(Orc-men)と呼ばれる者たちがおり、[[セオドレド]]はオーク人間の一人に斬り殺された。
[[角笛城の合戦]]で[[ギャムリング]]はアイゼンガルド軍の中にいる半オークとゴブリン人間(goblin-men)を「サルマンがけしからん技を使ってつくり出した」存在として言及した。

*** 『[[Morgoth's Ring]]』での記述 [#e8b1351a]

[[トールキン]]が残した[[オーク]]に関する文章の一つによると、[[モルゴス]]の支配下にあった[[人間]]はオーク並みの存在に堕落し、オークと番って子を成した。そのことを知った[[サルマン]]はオークと人間を交配させ、大きく狡猾な人間オーク(Men-orcs)と不実で下劣なオーク人間(Orc-men)を生み出したという。

** コメント [#Comment]

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