冷血竜
- 指輪戦争当時、まだ生きていたんだろうか? -- ホビット
- どうして「冷血龍」じゃないんだろう? --
- 冷血竜は『指輪物語』でしか表記されておらず、指輪物語では龍ではなく竜の字が使われていたため、ここでもこの表記なのでしょう。どうして『シルマリルの物語』での漢字が「龍」になったのかはわかりませんが --
- イメージ的に「竜」は悪い竜であり怪物、「龍」はよい龍または神様、といった使い分けがある気がしますが、古来からのものではなく日本でファンタジーがはやった後の慣習みたいですね。 --
- 龍が神様扱いってわけありません。聖書にもあるし、シルマリルの物語にあるように、悪い者でしかありません。どっか龍が神様っていう記述あります?ないと思うけど。 --
- 中つ国の話ではなく現実世界の話でしょう。東洋では龍は魔物ではなく神獣だという話。 --
- 「聖書にも」と言うところを見ると、アルダ以外も念頭にあるようだね。竜あるいは超常的な力を持つ蛇を信仰するというのは、古くは洋の東西を問わずに存在していたのだよ。 --
- 聖書の竜というのはヨハネ黙示録の赤い竜を指しておられるのでしょうが、アレはローマ皇帝の寓意で、体制批判という意味合いを含んでいますので、単純に邪悪か否かと言った意味で取り上げるのは些か不適切かと --
- 竜は西洋で邪悪なるもの 龍は東洋で神秘なるもの なイメージが有ります --
- 定義はいろいろあると思うけど、自分のイメージは「竜」は二本足で立っている(ティラノサウルスに羽が生えている感じ)(恐竜?)、「龍」は鱗と角が生えている(神龍?)です。なんででしょうね。 --
- ウェールズの赤い竜のように元から悪いものという訳ではないのではないかと思います。キリスト教において異教徒の象徴となった頃から竜=悪となったのでは? --
- wikia由来だと、彼らは怒りの戦いを生き延びた者達の末裔であり、炎を吐く能力を失ったとされます。しかし少数の冷血龍は口から煙や蒸気を吹き出したり多少の魔力を行使できたようで。また、スカサも四本足の龍というよりも細長い蛇型→long worms に近かったとか。 --
- Wikia は考察性が強いけど、冷血龍の先祖そのものは ヤヴァンナによって創られて、それをモルゴスが歪めて火竜にしたかもしれないと書いてあって納得してしまった。 --
- coldって性格な意味でのcold(冷血)って訳して正解だったのかね?どうにも極寒という意味でのcoldに思えてしまう。 --
- wikia の冷血竜のトップイラスト(ジョン・ハウ?)も、顎下から氷柱が垂れ、雪山に登る白青色の竜でしたし、冷気のブレスを使えるゲームもある?くらいですから、(物理的に)冷たいイメージも広まっているんでしょうね。 --
- この場合のcoldとは、後のRPG等にあるような「冷気属性」的な意味でのcoldではなく、火焔を吐く竜(ウルローキ)に対して火焔を吐かない竜、すなわち蛇や爬虫類などのような冷たい(cold)生物だということを示しているのではないか、という説が有力に感じます。つまり変温動物ですが、変温動物は「cold-blooded」と呼ばれることがあり、日本でもそれを踏襲して「冷血動物」と呼ぶことがありました(ウルローキであるグラウルングの血が煙を上げる熱い猛毒であったことも参照)。訳語の「冷血」も、気質のことではなく、そのような「火を吐かない爬虫類的な竜である」というニュアンスを伝えるために選ばれた語である可能性が高いかと思います。 --
- 自分もそう思います。すごく納得できる答えをありがとうございます♪ --
- 分かっている個体は大冷血竜とゴスティア。大冷血竜はとりあえず馬鹿でかかったのだろう。ゴスティアは邪眼の一種を持っていたと思われる。 --
- GostirはHoME5のEtymologyに名前とその意味しか出てない龍なので…少なくとも冷血龍であるとはされていません。一時期wikipediaに冷血龍と書かれていましたが、あれは誤りです。しかも極初期の設定なので、大冷血龍のように公的な設定としていいかどうかも疑問です。 --
- LotROの冷血竜Vethúgは吹雪のブレスでも吐いてきそうな外見だな --
- 実際に冷気ブレスはきます。ところでVethúgは翼と前腕が一体化しているのに、その母のHrímilは4本足ということに今気が付いた --
- 火を吐かない龍を区別して呼ぶための言葉だと思ってたが、根拠はないんだな。なんで俺はそう思ったんだろうか。
言葉のマジックってやつかなぁ。 --
- でもまあウルローキが火竜というならそんなに間違った分類でもないのではないかな。変温動物ドラゴンという設定ならなおさら。 --
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