ヴァンヤール
- ノルドールやテレリの苦労にくらべこの厚遇ぶり・・・「迷い、道を誤る者もいるが、まったく迷わず常に光に包まれている人たちもいる」というキリスト教の信念が表されているのでしょうか。異教徒としてはちょっと肌に合わない気がします --
- ヴァラールの意向に忠実に従っていた結果でしょう。 苦労はしなかったが人間その他の種族には、縁が非常に薄いというよりかかわりがなかったが。 --
- 一番幸せだったかもしれないけど、これじゃヴァラールのペットだよねえ。キリスト教的に言えば「一匹と九十九匹と」の逸話を思い出す。 --
- ペットだったかもしれないけど、幸せだったんだから、いいじゃない。 ヴァラールに背いて、悲惨な目にあったノルドールと比べると・・・・ --
- 幸せなら他者のペットでもいいってのはちょっと…すくなくともノルドールのほうが愚かではあっても偉大だと思う。 --
- 艱難辛苦ゆえに多くの逸話を残したノルドール、苦労知らずゆえに語られることが非常に少ないヴァンヤール。 どちらがいいのかな? 自分は安定したヴァンヤールのほうを選ぶ。 --
- どっちが、後始末のテレリよりましなのかな? --
- 確かにテレリは後始末ばっかりかも… --
- ギリシャ神話の、黄金の種族にも似ているけどね。 --
- トールキン氏はヴァラールがエルダールをペットのように扱う表現はしてないですよ。アマンに呼び寄せたときだって来るか来ないかの選択はエルダールに任されてたし、代表3人にお試しまでさせてた。フェアノールが離反したときにやはりメルコールが「お前らヴァラールのペットだよ」と洗脳したわけですが、その時も心外だったと書かれてる。マンウェも刃向って中つ国に行ったノルドールをずっと気にかけてたし、ヴァンヤールはペットという考え方はメルコールの支配下に置かれている可能性が高いような気がしますよ。ご注意を! --
- それはカトリックの神学的にいかに「人間に自由意志がある」とこじつけようと、異教徒には聖書を読めばそうは思えないと思うのと一緒。異見を「悪魔の支配下にある考え」とするのもよく似てる。 --
- トールキンの世界観を無理に聖書神学に当てはめようとするのもどうかと思うけどね。それに、「敬愛・寵愛」=「ペット」っていうのもちょっとひねくれ過ぎな気が。 --
- ↑×2 自由意志云々はアイヌアを見てても疑問に思うことはあるな --
- >トールキンの世界観を無理に聖書神学に当てはめようとするのもどうかと思うけどね 束教授がどっかで自分の作品を本質的にキリスト教的なものって言ってなかったっけ? --
- 怒りの戦いの際に来中つ国したヴァンヤールと、他のエルフ種族との間にロマンスが生まれた可能性も…? --
- 上古の昔にノルドールのフィンウェとヴァンヤールのインディスの間にロマンスが生まれましたけど、その他の例はありましたっけ・・・ --
- トゥアゴンの妻、イドリルの母であるエレンウェは、一説ではヴァンヤールだったようです。もっとも、トゥアゴンはノルドールではありまあすが、インディスの孫なので、すでに既に --
- 始祖のイミンが下手こいた反動で賢明になった気がしないでもない --
- 欲をかくとロクなことがないという良い見本ですよねw>イミン --
- 結構無能なやつらだね。こいつらは --
- モルゴスに騙されなかっただけ有能だよ --
- 本当そう思います。ヴァンヤール・エルフに対して、”結構無能なやつら“という発言は失礼に値しますよ。 --
- 無能かどうか判断できるほどの活躍がない。エルフは例外なく害悪だと主張するなら別だが --
- ヴァラに関わってる程有能とされる原理に基づくと最強のエルフ --
- このコメ欄が物語ってるが、日本人的情緒とあんまり合わないね。ナルニアのアスラン至上主義への批判と似た物があると思う。ちょっと嘘くさい感じがしてしまうんだな。 --
- 日本的情緒もあるだろうけれど、葛藤や迷いも無く正しい(中つ国世界における)道を真っ直ぐ歩ける人って傍目から見て面白く無いんだよね。山も谷も無いから人間性って奴を感じられないし共感も出来ない。別にヴァンヤールを批判しているわけではないけどね。 --
- 地理的・物理的に山や谷が有るか無いかも多分関係してる。起伏の激しい日本では迷い探り(時に引き返し)ながら行くしかないけど、地平線が広がる大陸は逆に前に向けてひたすら進むしかないからね。 --
- 幸福なものが影薄くて不幸なものが詩になって語られる関係は、不幸にも意味があると言うか、いわゆる「神は完全なはずなのに世界は不完全」って命題へのある種の回答な気がする。雲や氷の美しさはモルゴスがいなければ無かったものだったりするし。 --
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