デネソール二世
- TTTのSEEではオスギリアスまで出向いていて、ちょっと意外だった。なんとなく、ミナス・ティリスはおろか、ひょっとすると第7層からもめったに外に出ない人のような気がしていたので。 -- カイト
- 映画だとかなり情けない。しょうもないことばっかやってガンダルフにぶったたかれまくり。パランティーアすら使わせてもらえなかった。ボロミアもゴラムも原作より好意的に扱われているのに何でコノヒトだけ? やっぱ高潔で誇り高い人物の心が盲目的な愛情で壊れてしまう過程が見たかった。死んだ奥さんの記憶とか。 -- 岡崎
- ある意味、今回の映画の中で一番ひどく改変されてしまった人ではないでしょうか。 -- たー
- ボロミアは「高潔な執政官だ」と語っていたが・・・高潔な執政官ならもっと品格のある狂い方を見せて欲しいです!それとも、まさか身内故の欲目? -- アスカニア
- いずれにしろ、人間の愚かさを体現する上で重要なキャラクターでしたね。ジョン・ノブルのファラミアに対する愛を一瞬垣間見せる演技は素晴らしかったです。 -- マイカル
- この人、炎に包まれて第6環状区にあるラス・ディネンから第7環状区まで走っていますけど、門番の人は驚いただろうな。 -- エグゼクター
- デネソールの自尊心が精神の崩壊へつながる過程はヌメノールの滅亡、ひいては第1紀のフェアノール一族の運命にも重なって見えます。 --
- 映画版では、炎に包まれた理由がガンダルフに吹っ飛ばされて、なんて酷すぎる。自ら炎に包まれてなお笑続ける様が怖いけどかっこよかったのに……。 -- ひかる
- 映画での、汁気たっぷりのトマトを食べるお姿がなんとも…。一国の高潔な執政官だし、もっとお食事も綺麗になさるはず。 -- 05
- 映画での描かれ方には賛否の両論があるようですが、私はあの「食」という、人間のいちばんみっともない煩悩の形で、狂気を表現したのが良かったです。あの時期下々では日々の糧を得ることも難しかったはず。あの喰い方…もう人心を顧みることすら出来ない権力者という感じで★ -- ぼめこ
- 時代設定的には、手で直接食事をするというのは正しいはずなんですよね。食べ方はともかく --
- でもホビットはナイフ、フォークと匙を普通に使ってるという… --
- 奥さんとの話がほしかったな~という感じでした。愛情ゆえの狂気を見せてほしかったです --
- この人には一番胸を締め付けられます。彼はもともと少し屈折していたのではないかな(自尊心・寡黙、というあたり)。そして、そんな彼に初めて優しく温かい気持を教えてあげたのが、フィンドゥイラスなんだろうなあ、なんて。ひたすら亡き妻の影を追い続けた挙句の狂気だったのでは。本当は民や家族がなによりも大好きなのに、その気持ちを表すのがめっぽう苦手、そして実は逆境に弱かったりする。そんな不器用で切ない、一途なお人だと思います。 --
- 若いころはよそ者のソロンギルと比較され、しかも実は相手のほうが血筋が正しいことを(おそらく)知っていた。年をとるとそいつがまた戻ってくると聞かされたり、息子の一人が死んでもう一人は瀕死・・・自分の家系が予定調和で滅びるのかという絶望に取り付かれるのも無理はない --
- 原作での、映画とまた違う衰え方も悲しい --
- 最初はセオデンへの援軍要請と民の避難、防御体制と適切な処置をとっていたが、息子の一人が死ぬともう一人につらく当たるようになり、言動にもなげやりな感じが表れる。その息子も瀕死になってついに政務を放棄し、「急に年をとったようになって」自殺の道へと向かう・・ --
- 映画での執政デネソールの描かれ方が酷い……。監督はこの人に悪意でもあったのか? -- 「ど」の字
- と言うか、執政一家そろって酷い扱いされてますな。 --
- 映画の回想シーンで、会う前のボロミアが一瞬いやそうな顔を見せるところがありました。そのころからもうおかしくなっていたのかも。ボロミアの「父は高潔な執政官だが、失政が続き・・」というせりふもそんな背景を感じさせます --
- わずかに、やってくる相手のことを「アラソルンの息子アラゴルンであろう」と言い当てるところに、かつては鋭い知性があったことを垣間見させていました。あれがなかったら最初からおかしかった場合と区別がつかない --
- あれは知性というよりパランティアの存在を匂わせているシーンに思えました。 --
- 原作では、容姿はアラゴルンに似ていて歴代の執政の中でも聡明な人物。 しかし、それでは映画ではアラゴルンと比較ができにくい。 わざと狂気と屈折した人物にしたのは正解だと自分は思う。 -- 斎藤チロン
- ひげが無いのはそのため? -- 桃太郎
- にしても、もう少し捻った感じに作って欲しかったなあ・・・ --
- 人から、すごいね!と言ってもらいたいがために寝る時も鎧を着用する変人。ピピンがドン引きするシーンは笑える --
- 要事であるために部下同様に食事は質素、鎧を着用して寝起きする……自他ともに厳しく誇り高い人格が表れている描写ですね。 --
- 戦時に鎧着用で睡眠をとるのは決戦がまじかな場合普通の事。公の上に立つ者としての覚悟が表れていますね。 --
- 筋肉痛とかにならなかったのだろうか? いざ敵が攻めてきた時に、まともに動けないとか --
- 災害時に総理大臣が作業着を着て記者会見するようなもんだと思った自分はひねくれすぎている --
- 命を捨てる覚悟が表れていた元武人と何の知識や経験もないのに現場に行き混乱させるパフォーマーを一緒にしてはいけない --
- 3019年時89歳でなお矍鑠と執政職を務めていたあたり、やはり薄れたとはいえ西方の血を受け継いでいる人なのだな、と思う --
- 通常より早く老けこんだみたいに書かれているが、それでもあれは十分若々しい。 --
- 「親子代々伝えられた血統が何であれ、彼の中にはなにかのはずみで西方の人の血が紛れもなく流れてる」とガンダルフが言ってたが、西方の血ってなんだと思う?ごく普通のヌーメノール人の血だとしたら執政以外のヌーメノールの遺民たるゴンドール国民にだって多少は流れているだろうし・・・ひょっとして何かのはずみで紛れ込んだ血とはヌーメノール王家かエルフの血??とか思ってしまう。 --
- 「ヌメノール王家(エルロスの家系)」の意だと思われます。
マイアとエルフの血が流れているのはエルロスの子孫=王家のみで、他のドゥネダインは血脈的には純粋な人間=エダインの子孫が恩寵によって能力を底上げされたものに過ぎません。従って、エレンナ大島が沈没して恩寵が失われると、一般ドゥネダインは比較的急速に「中つ国の人間」と区別が付けづらくなっていくのに対し、王族はその変化がゆるやかだとされています。それは王族の能力が、恩寵だけではなく血脈にも由来しているからです。ゴンドール上層部が、王家に異国人の血が混ざることをあれほど問題視した理由もおそらくそこにあります。
王家と同様に西方の血が入っていたからこそ、執政家は第三紀末になるまで持ちこたえることができたと同時に、異国人の血を加えて堕落を速めた王家に対して執政家はより純血であり続けたから生き残ったのだ、という意識がかれらの誇りの密やかな源になっていたのではないかと思います。(二つの塔でファラミアがフロドらに語った執政家の歴史に、そのような意識が見え隠れしているような) --
- 小さい頃に映画を観たけど、この人のことに関しては食事シーンしか印象に残らなかったなぁ……なんとも言えない食べ方だった……。 --
- 映画のデネソールは、映画のキャラクターとしてはストーリー上正解でしょうが、原作からするとこれ以上にない最低の描き方でしたね。映画版で間違いなく一番割を食っている人物・・・ --
- ボロミアとファラミアも微妙だった。 --
- 確かにファラミアは微妙だったが、ボロミアは原作よりも映画描写のほうが好きだなあ、俺は。 --
- プッツンしたのが原作よりも早かっただけであって、それ以前は原作通りだったのかも。映画の時間軸だといつプッツンしたんだろうな --
- デネソールとファラミアは聡明さが全然見られない凡人のような描かれ方でしたね。デネソールはただの意地悪陰気オヤジ。ファラミアは良心と多少の賢明さは有る武将程度と原作ファンからすると本当嘆かわしい。 --
- どうみてもプチトマトにしか見えないものを食べているシーンで「うぉぃ、南米原産…」と思ったものだが、考えてみると既に教授からして「じゃがいも」を出しているんだった --
- たばこを喫ってるひともいますしね --
- てかアラゴルンと歳1つ違いなのか。 --
- ボロミアは指輪に誘惑され、弟のファラミアは父親を理解出来ず不貞腐れ、そのデネソールは鬱状態と、親子共々困難続きだった。誰も責められない。戦争のせい。 --
- パランティーアに蝕まれる姿が、スマホ依存症のようだ --
- 膨大な情報に触れることができるが、結局頭が捌ききれない。ある意味似てるかもですね。 --
- エゴサーチしてストレス高めるデネソールとかイヤだ(笑)。荒らしを注意して、結局は荒らしに加担してしまう自治厨タイプの性格ですね、この人は。 --
- ついでにソロンギルと打った結果は…お察しください --
- もしかして: アラゴルン二世 --
- 身内の死に際して火葬で殉死ってインドのサティから取ったのかなぁ --
- LotrRO ェ・・・・・ --
- 働きすぎで根詰めすぎて、自分でも気づかないうちに病んでる人いるよね。教授には未来世代が抱える病理を予想できていたのか? --
- ボロミアはもしかしたら奥さんに似てたんかも。だから自分似のファラミアより可愛がった。ファラミアは同族嫌悪というか、執政で西方の血ゆえの自分の虚栄心を鏡で見るようにファラミアを見てしまったのかな…。頭が良い人が陥りがちな感情。 --
- パランティーアの使用中に意図せずサルマンと通信したことは無いのかな? それと、デネソールはどの程度アイゼンガルド方面の事情を把握していたのかな? --
- 『終わらざりし物語』195ページ。 「デネソールがオルサンクの石と交信し、サルマンと話したかどうかは、語られてはいない。おそらく交信をして、デネソールだけが得をしたと思われる。」 --
- サウロンは、ケレブリンボールを誑かし、アル=ファラゾーンを洗脳してヌーメノールを破滅させている。 --
- デネソールよりもはるかに力があったヌーメノール王でさえも誘惑にかられて破滅したわけで、パランティアを介してとはいえサウロンと堂々と交信しても決して屈しなかったことは高潔さをよく示している。まさに忠実なる者の末裔としての誇りと使命感があった。 --
- でも、最後まで洗脳されなかっただけ立派だよ。 --
- この人の人生と最期は悲しい。才能と使命感に優れた第一級の人物が、怠惰や愚鈍さからではなく誇りや悲しみから絶望と狂気に墜ちていく様が見ていて辛い。あまりにも暗い時代に、今の状況がいかに絶望的かをまざまざと見ることができた彼の眼力と祖国や家族への愛が、死と狂気を早めたのだろうな...。ホビットの様に謙虚にも楽観的になれず、エルフほど厭世的になれず、ドワーフほど単純でもなければ、愚かな父祖のように利己的にもなれず、偉大な先祖達やアラゴルンのようにチートにも恵まれなかった。馬鹿にも凡人にもなれず、神にも愛されなかった優れた孤独な指導者ゆえの悲劇が胸を打つ。 --
- 確かに気の毒な気がしますけど、愚かな死に方をしたから、王の帰還が大歓迎された側面もある訳で --
- そう言う意味では、あえてああ言う暴挙に出たのかも知れません。今では教授がど言う意図でああ言うキャラ設定にしたか分かりませんけど。 --
- 映画で、デネソールが食事してるシーンあるじゃん?あれ、トマト、鶏肉、ライス、パン、蟹、海老とかむしゃむしゃ食べていたよね笑あのシーン好きなんだけど、具体的に何食べてるか分かる人居ますか? --
- TTTのEE版をCSで見ていて、なんでこの人は冷遇するファラミアでなく、溺愛するボロミアを危険な冒険行に出しちゃったかなって思った。まあ、「ひとつの指輪を入手しろ!」が本心だから信頼できる長男を送ったんだろうけど、次男に従者兼お目付役をつけるって手もあったろうに。 --
- 本編でも終わらざりし物語でも語られていますがボロミアが「武勇に優れる自分が行くべきだ」と強硬に主張したためですよ。それはボロミアの弟への愛情や自尊心によるものでしょうが。むしろデネソールは反対派だった気がします。そして、サウロンに精神バトルで負けたデネソールはもはや肉親以外を信じるなどできないでしょう。サウロンや指輪の魔力の強大さをゴンドールで一番知ってるのは彼ですから。それに仮に強力な従者をファラミアにつけて送り出しても、従者が指輪に屈する可能性の方が遥かに高いです。 --
- ↑映画版の話でしょう。 --
- むしろ映画版でもそれは読み取れる気がします。ボロミアは明らかに父の命で来たとは言っても自らの意思で来たのがわかりますからね。メタ的な話をすると「あの」ファラミアならデネソールも不安で送り込めないのでは。 --
- 個人的に、この人とアラゴルンの関係って「アマデウス」のサリエリとモーツァルトの関係を彷彿とさせるんだよなぁ。 常人からは遥かに卓越した才能と高潔さを持つ人物が、真に神に愛された天才への嫉妬と絶望から狂気に至る様がさ。 真に愛し仕えるべき対象と出会いながら、それを否定し狂気に走ろうとその神の創造物の破壊を望んだ点も(個人的には)似てると思うんだよね。 --
- 生きて戦争の終結を見てたら、その後どうなっただろう。やっぱり隠居して磨耗した精神を養生するのかな? --
- アラゴルンに比べて不憫な役回りさせられてるなと思う。 --
- 若い頃からずっとサウロンの脅威に抗ったり精神バトルしたり妻亡くしたり指導者の立場を脅かしかねないアラゴルン2世やガンダルフやら最愛の息子を失った、その苦労の果てが恨み言と共に焼身自殺。報われねえ…… --
- 彼の立場からすれば約1000年振りにひょっこりと帰還した王の血が流れる世継ぎより最愛の息子に王国を任せたかった気持ちも分かるんですよね…それでももし、ボロミアが旅の途中で戦死せずアラゴルンと友好を深めた上で都へ帰還すればまた違って展開もあったのでしょうか…? --
- 西方の血を殆ど発現しなかったとされるボロミアは王の帰還を最後には受け入れる事が出来たのに、同時代ではトップクラスに西方の叡智と勇気や責任感を有した一人であろう彼は最後まで自らの王を受け入れる事が出来なかったというのが悲しいなあ。
ソロンギル時代のアラゴルンにも、正体に気づいた上で拒絶してるんだから筋金入りだよね。
しかしエクセリオン二世はソロンギルの正体に気づいていたのだろうか?
もし気づいた場合に、自らが預かっている王国を本当の息子に譲るのではなく、帰還した王に献上するという姿勢や思想をエクセリオン二世が有していたとしたらデネソール公はものすさまじく嫉妬しそうだ。 --
- 死に方って原作だと焼身自殺だったっけ?飛び降り自殺してゴンドールの士気がガタ落ちしたみたいな記述があった気がするんだけど(映画版は飛び降り自殺だが兵士が全然注目してなかったので士気は下がってなさそう) --
- デネソールが日本人だったら、腹を三文字か十字に掻き切った後腸を引きずり出して投げつけて炎の中に消えたかも。介錯人はベレゴンドが倒した。 --
- 考えただけで気持ち悪い(泣) --
- 相手に煽られて血筋を絶やしかけた王の一族よりもずっとゴンドールを支え続けてきた執政家としては王の世継ぎでございとやってきた人間に思うところはまああるわな --
- デネソール視点だと昔兄弟の不仲で国を割って外患を招いて挙句に滅びた国の末裔と大内乱で自国を衰退させた王家双方の後継者で、現在も最悪逃げて生き延びることのできる一族の末裔が突然現れたところで、逃げも隠れもせず正面張って必死に戦い続けた執政家が首を垂れるのは耐えきれないと思うところはあったかも。
当代のソロンギル/アラゴルンが実績も人柄も申し分なくても先祖が積み重ねてきた物があるし、アラゴルン自身もウンバール襲撃後にゴンドール側からしてみると民を捨てて失踪(実際には故郷の民を守るための転戦)してるからペレンノールの合戦以前にアラゴルンが王位を請求しても案外ゴンドールの指導者層もデネソールと似たような見解だったかもしれない。デネソール以外は'名将ソロンギル'の帰還なら歓迎しただろうけど --
- ここに謎の妄想創作コメントが投稿されてから、今日でちょうど一週間か。
あれはなんだったんだろうな。
スライン二世みたいに狂気に囚われたんかねぇ。 --
- 映画だと凄い距離を全力疾走してるよね --
- 距離もそうですが、
ラス・ディネンから第六層まで戻って、さらに通路で第七層まで上がって、方向転換して突端から投身という、
燃えながら走った道筋もめっちゃ不自然ですよね
途中で門衛とかに誰も止められなかったのもすごいw門衛がいる意味ないw --
- EE見たら確かにあの墓所と断崖絶壁って階層違ったわ
通常版だとデネソールがいつもいる宮殿からそんなに離れてないラスディネンに移るみたいな描写だから違和感ないかも --
- 随一のシリアスな笑いポイントだよね --
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