エルロス
- エルロンドの私的感想のところにも書き込みがありましたが、この兄弟こそ父親が(比喩でなく)星になった、アルダでもただ二人の存在と申せましょう。中つ国から父を見上げる兄と、父をナビゲーションマークにして西への船団を率いる弟。 -- カイト
- そういえば、この人の妻は恐らくエダインの王族の一人ではないかと思われるのに、名が知られていないような。 -- A3
- もしエルロスが選択前に妻と出会っていたとするならば、エルフ男性と人間女性とで成立した唯一のカップル? --
- 419年間もよくまあ統治に倦むことなく努め続けたものだ。何という強靱な魂の指導者だろう。彼にもし兄エルロンドの持っていた叡智が幾許かでもあれば(まず互角のものがあっただろう)、当然のようにヌーメノールは彼の代で強大になっただろう。 -- 「ど」の字
- 修正します。エルロンドの知性は彼エルロスの知性の半分にも達しません。よく考えれば中つ国衰退の最大の原因は彼のボーンヘッドでした。 -- 「ど」の字
- やることがいっぱいあったからだろう。 国の法律を整えたり、都市の建設、インフラの整備、大地においては植林作業など。 いくらヴァラールの援助があったとて、あくまで必要最低限。 それ以上は自分たちで自立して整える必要があったのだろう。 ヌーメノールが後世に語られる楽園になったのは、彼のおかげだろう。 楽園になったのを確かめた上で満足して逝ったと考えれば、彼の王としての人生はさぞ、幸福に満ちたことか!! -- けつ
- なんと名前の意味が母親と同じである --
- ヌーメノール王家は長男の家系、エレンディルやアラゴルンは長子の家系。トールキンは男女同権論者だっけ? --
- 作品世界と思想信条を結びつける必要はないのでは? そもそもヌーメノールの法自体、二転三転していますし。 --
- 海外のオンライントールキン百科事典とwikipediaの両方で、養い親だったフェアノールの息子たちの死後、彼らを迎えにいった者たちが最初に見つけたのが森の洞窟の前の滝で遊んでいたエルロスで、エルロンドは奥の洞窟に隠れていた。というようなことが(英語力ないので)書かれていましたが、これはHoMEの記述なのでしょうか? --
- トールキンの手紙にあったハズ。Miss Beareの質問に答えて1958年10月14日にオックスフォードのマートン・カレッジで書かれたもの。 --
- どーもエルロスとエルロンドの名はこの時に付けられたようで、エルウィングが付けた元々の本名は不明という(マグロールが呼んでいた名も)…アマンに去った後本名を知ることはできたんだろうか? --
- エルフは両親が子どもに別々の名前を付けるのはよくあることですし、その時の気分や状況でちょくちょく自分の名前を変えますからね。アマンに着いたらエルウィング様が双子を何と呼ぶのか確かに気になるところです。 --
- エルロンドとエルロスの話って双子座の由来になったギリシャ神話の話に似てますよね。 --
- ホビットにエルロスでキャスティングされている人が居るけどこのエルロスだろうか? --
- 絶対にあり得ないと思うのだが。もし彼が出るとしたら昔語り的にヌメノールの描写しか考えられないわけだが、今回はアラゴルンも出ないからドゥネダインはおろか“ヌメノール”という単語さえ出ないだろう。『シルマリル』に言及しているのはエルロンドのゴンドリン発言のみ、それもすでに過ぎ去った。 --
- 出るとしたらエルロンドの回想じゃないの --
- ガリオンと一緒に酔いつぶれてた牢番です… --
- エルロスはなぜ人間の運命を選択したんだろう?怒りの戦いに参戦したから?記述がないことから参戦してないと見るのが妥当かな。参戦してなくても怒りの戦い後エオンウェに「エダイン三家の血を継ぐあなた方どっちかが人間の王になってくれないか?」と助言されたのかな? --
- 何も根拠はないんですが。第一期をその身で体験した人間たちは不死やエルフの特性に特にそこまで憧れは持たなかったのではないでしょうか。エルフたちを愛しはしても、彼らのように長生きすればするだけ、見たくもない、体験したくもない悲劇や悲惨な運命を感受しなければならなかったのが第一期だと思います。当時の人類は、死をある意味救いと思えるくらいの悲しみや苦しみをモルゴスから与え続けられてきたわけですから。 --
- ですから、エルロスが人間の運命を選んだことは自分はあまり不思議ではありません。そして、繁栄や安寧の第二期(ヌメノール盛期)を過ごした人間たちが「この幸福をずっと味わいたい。無にはなりたくない」とエルフたちを妬み始めたのも、よくわかります。俺自身、ずっと死恐怖症だったので。不思議なもので、そういう人間は堕落したり精神が充実してないときに限って、死が怖くなり不死に憧れるものですから。あ、長文失礼しました...あと別に宗教とかではないです。自分は。 --
- 何度もすみません。なのでただ単にエルロンドエルロス兄弟の選択は、どちらの民をより愛したか、どちらを通じて中つ国と繋がるかという選択でしかなかったのではないかと。しかも、実質兄弟が同じ道をとることは民たちを導かなければならない二人からすれば無理な話ですし。 --
- モルゴスの打倒とともにエルフも大勢がアマンやマンドスの館に去り、これからは衰微するエルフに代わってエルフの教え子であった人間が台頭するであろう流れは、この半エルフ兄弟が一番身に沁みて理解していたと思われます。 ならば兄弟どちらかが新しい人間の王国を築き上げるために人間の運命を選ぶというのは頷けることではあります。 想像ですが、仮にエルロスがエルフの運命を選んだならエルロンドが人間を選んでいたのではないでしょうか。 --
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