豊 水 谷 †
概要†
カテゴリー | 地名 |
---|---|
スペル | Water-valley |
解説†
ホビット庄にある地名。『指輪物語』作中でフロド、サム、ピピンの三人が袋小路屋敷からくり窪へ旅立つ場面で言及され、三人が緑山丘陵に沿って東へ向かう時に通った道(ところざわ村にいたる道)は、「豊水谷を通る本道(the main road in the Water-valley)」から分かれているとされる。
どのような場所か正確には不明。だが東への道に入る直前、袋小路屋敷を出発したばかりの三人は「ブランディワイン橋から続いている広い道(the great road from the Brandywine Bridge)」を横切ってトゥック郷に入り、それから南東の緑山丘陵へ向かって登り始める時に振り返り、「川のなだらかな谷間(the gentle valley of the Water)」にホビット村の明かりが瞬くのを見ている。ここでの「広い道」とは東街道のことと思われ、豊水谷の本道も東街道と仮定すれば、豊水谷(the Water-valley)とは川(the Water)の流域を指す語と思われる。
なお、邦訳『新版 指輪物語』の固有名詞便覧では「ホビット庄、緑山丘陵の谷。ところざわ村に出る道が通っている。」と説明されている。
コメント†
最新の6件を表示しています。 コメントページを参照