蜘蛛くも

概要

カテゴリー動物
スペルspider
異訳クモ
その他の呼び名ウンゴル(ungol)

解説

シンダリンではウンゴル。
中つ国には人間ドワーフホビットを捕食するほど巨大で邪悪な蜘蛛も生息していた。かれらは悪霊ウンゴリアントや、その裔であるシーロブの子孫である。
ホビットの冒険』では、蜘蛛同士が会話する描写もある。

第一紀にはナン・ドゥンゴルセブに多くの蜘蛛が生息しており、ベレンはそこを通過する際に蜘蛛と戦った。
第三紀には主に闇の森に生息しており、『ホビットの冒険』ではエルフ道を通って闇の森を横断しようとしたソーリンとその仲間を襲った。

備考

ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンは南アフリカで生まれたが、彼が幼いときにタランチュラに咬まれ、大騒ぎになったという逸話がある。
だがトールキン自身はそのことを記憶していないと語っており、自身の作品に蜘蛛が悪役として登場することとの関連を否定している*1

映画『ホビット』における設定

俳優Brian Sergent, Peter Vere-Jones(声)
日本語吹き替え高木渉

一つの指輪を身につけたビルボ・バギンズにのみ、蜘蛛の会話が聞こえるという演出が行われている。

闇の森でビルボとドワーフたちが蜘蛛に襲われて戦っているときに、蜘蛛狩りを行っている闇の森エルフと遭遇するという展開に変わっている。この時、ドル・グルドゥルから新手の蜘蛛が現れているという会話がある。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • 吹き替え見た後クレジットで高木渉って見てなんかすごく納得してしまった -- 2014-03-01 (土) 19:12:19
    • 吹き替えの「ゴチになろうぜ」てもしかしてアドリブでしょうか? -- 2014-03-14 (金) 23:45:42
  • 束教授の子供が蜘蛛嫌いで怖がるからホビットに蜘蛛出したんじゃなかったっけ -- 2014-03-15 (土) 00:12:50
    • 教授自身が幼児の頃に、アフリカで毒蜘蛛に噛まれて使用人に毒を吸い出してもらったと伝記にあった。 -- 2014-03-15 (土) 22:50:37
  • 映画のクモは気色悪いw でも、その中にもどこか優美な印象を与えるデザインで好きですね。 -- 2015-01-20 (火) 21:40:31
  • ビルボが指輪を奪い返す為に蜘蛛を殺した後の表情が何とも言えない。 -- 2017-07-13 (木) 00:37:43
  • どさくさに紛れてムカデも出ているのは何故? -- 2018-02-23 (金) 10:04:38
    • 監督の趣味 -- 2018-02-23 (金) 14:51:29
  • 映画版では大蜘蛛は古い砦の方向から来た、みたいなことを言ってたが、サウロンとは全く関係ないよね。サウロンの広げた闇に乗じて生息範囲が広がった野良の大蜘蛛が、闇の濃いドルグルドゥア方向から向かって来ただけで、サウロンの指揮下にいる訳では無いよね。 -- 2019-02-20 (水) 01:38:57
    • サウロン「野良猫に餌をあげて手なずけてたら、勝手に子どもバカバカ産んで気に食わない隣人のお庭荒らしててザマァだわ」 -- 2019-02-20 (水) 09:19:13
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