蜘蛛 †
概要†
カテゴリー | 動物 |
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スペル | spider |
異訳 | クモ |
その他の呼び名 | ウンゴル(ungol) |
解説†
シンダリンではウンゴル。
中つ国には人間やドワーフ、ホビットを捕食するほど巨大で邪悪な蜘蛛も生息していた。かれらは悪霊ウンゴリアントや、その裔であるシーロブの子孫である。
『ホビットの冒険』では、蜘蛛同士が会話する描写もある。
第一紀にはナン・ドゥンゴルセブに多くの蜘蛛が生息しており、ベレンはそこを通過する際に蜘蛛と戦った。
第三紀には主に闇の森に生息しており、『ホビットの冒険』ではエルフ道を通って闇の森を横断しようとしたソーリンとその仲間を襲った。
備考†
ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキンは南アフリカで生まれたが、彼が幼いときにタランチュラに咬まれ、大騒ぎになったという逸話がある。
だがトールキン自身はそのことを記憶していないと語っており、自身の作品に蜘蛛が悪役として登場することとの関連を否定している*1。
映画『ホビット』における設定†
俳優 | Brian Sergent, Peter Vere-Jones(声) |
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日本語吹き替え | 高木渉 |
一つの指輪を身につけたビルボ・バギンズにのみ、蜘蛛の会話が聞こえるという演出が行われている。
闇の森でビルボとドワーフたちが蜘蛛に襲われて戦っているときに、蜘蛛狩りを行っている闇の森のエルフと遭遇するという展開に変わっている。この時、ドル・グルドゥルから新手の蜘蛛が現れているという会話がある。
コメント†
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