王党派 †
概要†
カテゴリー | 役職・組織・団体 |
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スペル | King's Men, King's Party |
異訳 | 王の部下たち(King's Men) |
解説†
ヴァラールとエルダールを敵視したヌーメノール王とそれに追随するヌーメノール人のこと。
タル=アンカリモンの治世以降、彼らはヌーメノール人の主流派となり、エレンディリ(節士派)を迫害した。彼らはヴァラールの禁を批判し、不死の命を持つエルフを妬み、死すべき運命への恐れから、命を呼び戻す、あるいは寿命を延ばす研究を行った。死への恐れが強まるにつれて彼らは快楽と歓楽に溺れるようになり、中つ国の沿岸部に植民地を築き、現地の富を収奪する苛烈な支配者として君臨した。
やがてサウロンがヌーメノールにやってくると、その口車に乗せられた王党派はメルコールを崇拝し、拷問や人身御供を伴う残酷な儀式を執り行った。ついには禁を破り、不死を獲得するためアマンへ攻め入ったが、ヌーメノールの島ごとイルーヴァタールによって滅ぼされた(ヌーメノールの没落)。
しかし王党派のヌーメノール人がすべて滅ぼされたわけではなく、中つ国で生き残ったものもいた。サウロンと暗黒の力を崇拝し続ける彼らは黒きヌーメノーレアンと呼ばれるようになった。
コメント†
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