塚山丘陵 †
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Barrow-downs |
異訳 | 塚山古墳、塚山 |
その他の呼び名 | テュルン・ゴルサド(Tyrn Gorthad) |
解説†
古森とブリー郷の間にある丘陵で、かつてはシンダリンでテュルン・ゴルサドの名で知られていた。
かれは東の方にちらと目を向けました。そちら側は、もっと高い丘が連なり、かれらを見下ろす恰好になっていました。それらの丘の頂はすべて緑の塚となっていて、その中には、まるで緑の歯ぐきからぎざぎざの歯が突っ立っているように、天を指して林立する石の見えるところもありました。*1
この地には、第一紀にエダインの祖先によって塚が築かれた。そのためこの地はドゥーネダインに崇拝され、以後もアルノールの王侯が葬られてきた。
第三紀1409年の戦いによって国土を逐われたカルドランのドゥーネダインは、この地に逃れてアングマールへの抵抗を続ける。だが1636年頃の悪疫でカルドランのドゥーネダインは死に絶え、以来無人となった塚山には悪霊である塚人が棲みつくようになった。
第三紀3018年(大いなる年)9月28日、この地を通過しようとしたフロド・バギンズ、サムワイズ・ギャムジー、メリアドク・ブランディバック、ペレグリン・トゥックの4人は塚人に襲われた。その時彼らが囚われた塚は、アングマールの攻撃により1409年に討ち死にしたカルドランの最後の君主のものであると言われている。4人はトム・ボンバディルによって救われ、トムが塚の副葬品から選び出した塚山出土の剣を与えられた。
『終わらざりし物語』によると、フロド一行がここを訪れる直前に魔王が立ち寄って塚人などの悪霊を目覚めさせ、古森の周辺を監視させていた。フロド一行が塚人に襲われたのは、そのためであることが示唆されている。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
塚から蘇った塚人などが徘徊する場所となっている。アルノールの廃墟もある。
コメント†
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