力の戦い†
概要†
カテゴリー | 歴史・事件 |
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スペル | Battle of the Powers |
異訳 | 諸力による戦い |
その他の呼び名 | 西方の諸力による大会戦(the great Battle of the Powers) 諸神による戦い(War of the Powers) ヴァラールの合戦 (Battle of the Valar) |
解説†
二つの木の時代、クイヴィエーネンに目覚めたエルフをメルコールから救い出すためにヴァラールが中つ国へと進軍し、ウトゥムノを攻城してメルコールを打ち倒した戦い。
中つ国北西部で開かれた緒戦でヴァラールは速やかに勝利を収め、当時サウロンが統治していたアングバンドは陥落した。だがヴァラールは攻撃を急ぐあまり、アングバンドを完全に破壊することができなかった。続くウトゥムノの攻城は長く熾烈であったが、ヴァラールは最後には勝利を収めた。ウトゥムノは破壊され、メルコールはトゥルカスによって倒されてアンガイノールの鎖で縛られ、ヴァリノールへ連行された。
この戦いで中つ国北西部の地形は変わり、大海が広く深くなるなど、中つ国は大きな被害を蒙った。
当時目覚めて間もないエルフはこの戦いには参与していないため、戦いの詳細は知られていない。
かれらに分かったことはただ、かれらの足下で大地が震え、
呻 き、河川や湖沼の水がその位置を変え、北方に強力な花火の如き光が見えたことである。ウトゥムノの攻城は長く苦しいものであった。エルフたちにはその噂しか知られておらぬ幾多の戦闘が、その城門の前で戦われた。*1
コメント†
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