ローズ・コトン

概要

カテゴリー人名
スペルRose Cotton*1
その他の呼び名ロージー(Rosie)
種族ホビット
性別
生没年庄暦1384年(第三紀2984年)~1482年(第四紀61年)夏至。享年98。
トルマン・コトン(父)、リリィ・ブラウン(母)
兄弟トルマン(兄)、ウィルカム(弟)、ボウマン(弟)、カール(弟)
配偶者サムワイズ・ギャムジー
エラノールフロドローズメリーピピン金捲毛ハムファストデイジープリムローズビルボルービィロビントルマン

解説

通称ロージーお百姓のコトンリリィ・ブラウンの娘。サムワイズ・ギャムジーが想いを抱いていたホビットの女性。

「今までずっとフロド旦那のお世話をしてたんなら、またなんであの方を置いて来ちまったのよ? 様子が危なくなった時も時に、さ?」*2

水の辺村の合戦に先立ち、旅人たちの一人としてホビット庄に戻ってきたサムワイズと再会。ローズは、サムワイズが想いも打ち明けず黙ってフロドの従者として旅に出てしまったことでいくぶん機嫌を損じていたが、一悶着の末サムワイズから好意を打ち明けられ、結婚を諒承する。
指輪戦争後の第三紀3020年(庄暦1420年)5月1日にサムワイズと結婚、袋小路屋敷に移り住んだ。

サムワイズ・ギャムジーより4歳の年少。結婚したのは36歳、翌年にエラノールを儲けて以来、ほぼ2年ごとに子供を授かり、トルマン(末っ子、第13子)を生んだのは58歳のとき。計13人の子を授かった。
第四紀61年(庄暦1483年)の夏至*3に世を去る。同年にサムワイズは西方へ去ったといわれる。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定

俳優Sarah McLeod

緑竜館で働いている設定になっている。

コメント

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  • 名セリフ。「今までずっとフロド旦那のお世話をしてたんなら、またなんであの方を置いて来ちまったのよ?様子が危なくなった時も時に、さ?」 -- カイト
    • これに答えるには1週間かかります。それでなければ答えはなしです。というところもお気に入りの一節 -- 2007-12-07 (金) 02:19:37
  • この人、娘に自分と同じ名前つけてる・・・ -- ly 2009-05-28 (木) 22:59:34
    • 欧米では別に珍しくないのでは? -- 2009-05-29 (金) 14:36:37
  • 13人も産むなんてすごいなあ -- 2013-01-04 (金) 14:36:52
    • 自分たちの子孫を残すためかな?さすがだね。 -- 2021-10-29 (金) 10:43:07
  • サムが西方に旅立ったのは彼女の後押しがあったと想像してます。亡くなる前日に「サム、いままで一緒にいてくれてありがとう。フロドの旦那を長くお待たせしてたんだから、行ってあげて」とか何とか優しく微笑みながら。 -- 2014-12-12 (金) 12:36:06
  • ひょっとしてサムとは幼馴染み?だとしたら実に漫画的なシチュエーションですね -- 2016-09-03 (土) 22:10:38
    • 漫画&ラノベ脳からすれば羨ましい事この上ない -- 2016-09-03 (土) 22:12:04
    • もちろん幼馴染。サムは、オロドルインに着く少し前、コトン家の兄妹と池で水遊びをしたことを回想してます。それと、サムがロージーに惹かれていることは、父親のトム・コトンにしても、またおそらくメリーあたりも大体察しているらしいことは、水の辺村の戦いのあたりでほのめかされています。 -- 2018-01-24 (水) 09:49:15
      • なお『指輪物語』本編を通じて、現在進行形で描写される「恋愛」は、ファラミアとエオウィン、そしてこのサムワイズとローズの2つだけだったように思います。 -- 2018-01-24 (水) 09:57:07
      • 本編内で相思相愛になったのは、その2組だけですが、現在進行形の恋愛ならば、アラゴルンとアルウェンも含めなくては。 -- 2018-01-24 (水) 12:09:34
  • 一年前に入籍し先週に結婚式を挙げましたが、サムとローズ夫婦はベレンとルーシアンとは別に理想の夫婦像ですね。
    大冒険やロマンス劇がなくとも大いなる愛は育めるのだと参考になります。 -- 2022-04-02 (土) 10:08:33
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