- 『The Peoples of Middle-earth』に登場する、デネソール一世の母リーアン(Rían)についてはリーアン(ディオルの姉妹)を参照してください。
リーアン†
概要†
解説†
ベオル家のベレグンドの娘。ハドル家のフオルの妻でトゥオルの母。モルウェンの従妹にあたる。
無情な運命によって、かの女はこのような時代の中に生まれ落ちた。というのも戦も狩猟も好まぬたおやかな心の持ち主であったからだ。かの女の愛は樹木や野生の草花に向けられ、またかの女は歌い手であり、詩歌のつむぎ手であった。*1
ダゴール・ブラゴッラハの後エメルディルに率いられて、モルウェンらと共にドルソニオンから脱出し、ドル=ローミンに逃れてきた。
フオルがニルナエス・アルノエディアドに赴く二ヶ月前に彼と結婚する。ニルナエス・アルノエディアドで夫フオルの消息が途絶えると、リーアンは身重の体で夫の行方を追って荒野をさ迷った末、アンナイルを始めとするミスリムの灰色エルフたちに助けられた。リーアンはトゥオルを産むと彼の養育をエルフ達に委ね、自らはフオルの眠るハウズ=エン=ヌデンギンに赴き、そこに身を横たえて死んだ。
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