- ディオルの妻ニムロス(Nimloth)については、ニムロス(ガラシルの娘)を参照してください。
ニムロス†
概要†
カテゴリー | 植物 |
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スペル | Nimloth |
その他の呼び名 | 白の木(White Tree)、美しきニムロス(Nimloth the Fair) |
解説†
シンダリンで「白い花(White Blossom)」の意。テルペリオンの別名の一つであるクウェンヤのニンクウェローテ(Ninquelótë)をシンダリン化したもの。
ヌーメノールの白の木で、トル・エレッセアのエルフがヌーメノール人に与えたケレボルンの実生が育ったもの。アルメネロスの王宮の庭に植えられており、夕方になると花を開き、夜に芳香を放った。
この木はタル=パランティルによって、ヌーメノール王家の運命と結びつけられていると予言された。
だが後にヌーメノールで権勢を得たサウロンはアル=ファラゾーンにニムロスを伐り倒すよう執拗に促し、最初は躊躇したアル=ファラゾーンも結局は要求に屈した。伐られたニムロスはサウロンの大寺院の祭壇に最初に火を点じる薪にされ、燃えるニムロスから立ち昇る煙は雲となってヌーメノールの空に七日間留まった後、ゆっくりと西へ去った。
この凶事が起こる前にイシルドゥルは危険を冒してニムロスの実を救い出しており、この実から芽吹いた実生はヌーメノールの没落を逃れて中つ国に運ばれ、ゴンドールの白の木となった。
コメント†
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