ナンドゥヒリオン

概要

カテゴリー地名
スペルNanduhirion
その他の呼び名おぼろ谷(Dimrill Dale)、アザヌルビザール(Azanulbizar)

解説

シンダリンでの呼び名で、共通語ではおぼろ谷クズドゥルではアザヌルビザールと呼ばれる。
霧ふり山脈カラズラスファヌイゾルケレブディルの三つの山の南にある、山脈の主脈と東に突き出た支脈に挟まれた谷。谷間の中にはモリアの東門、ケレド=ザーラムの湖、銀筋川の泉があり、谷間の北側にある峡谷の奥には短い滝が連続して落ちる段々滝がある。『unfinished index』によると、この滝がDimrill(おぼろな小川)の名の由来であり、滝の水はケレド=ザーラムの湖に注ぐ*1

第三紀2799年にはここでナンドゥヒリオンの合戦が行われた。合戦後にドワーフが仲間の戦死者を火葬にするために大量の木を伐採したため、以降の谷間に木は生えなかった。
3019年(大いなる年)の1月15日には、指輪の仲間モリアを抜けてこの谷に到達した。

おぼろ谷口 (Dimrill Gate)

ナンドゥヒリオンの谷にあるモリアの東側の出入り口のこと。大門(Great Gates)とも呼ばれ、西門に対して東門(East-gate)とも呼ばれる。第一広間に通じていることからもわかるように、ここが元来のモリアの入り口であった。
両開きの扉と巨大な門柱を備えたアーチ状の門で、門の前には谷へ降りる古い大きな石段がある。第三紀末頃には扉は壊れて開いたままになっており、こちら側からは容易にモリアに入り込むことができた。

おぼろ谷登路*2 (Dimrill Stair)

霧ふり山脈の峠道である赤角山道からナンドゥヒリオンの谷へ下る道。谷間の北にある段々滝のそばに刻まれている。

画像

アラン・リー作画によるナンドゥヒリオンとケレド=ザーラム

ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

おぼろ谷登路は雪崩によって塞がれており、赤角山道を通行することはできない。
Update 30にてナンドゥヒリオンの合戦のマップが実装されるとともに、それに合わせてマップが修正された。

『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、モリアのナンドゥヒリオン側入り口 『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、ナンドゥヒリオンとケレド=ザーラム

コメント

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  • ここで争いがなければ、木は生えたまま、きれいな場所を保てたのに・・・。 -- 2021-10-10 (日) 12:27:40
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