シルヴァン語†
概要†
カテゴリー | 言語 |
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スペル | Silvan tongue |
その他の呼び名 |
解説†
シルヴァン・エルフの言語。といっても独自の言語ではなく、シンダリンの方言のようなものと考えられている。
シルヴァン・エルフは自分たちの文字を持たず、シンダールから文字を習った者は、可能な限り読み書きにはそのままシンダリンを使った。ロスローリエンでも闇の森でも、その地にシンダールが入ってくると主にシンダリンが使われるようになり、シルヴァン語はほとんど話されなくなったと思われる。ただし一部のシルヴァン語の単語のみが、その土地のシンダリンの中に残った。
シルヴァン語の存在を思わせるものとして『指輪物語』には下記のくだりがあるが、『追補編』によると、これはロスローリエンのガラズリムが話すシルヴァン訛りのシンダリンであるに過ぎず、訛りを聞き取れなかったフロドが別のエルフ語と勘違いしたものであるという。
それからまた別の澄んだ声がエルフ語で何かいいました。何といっているのか、フロドにはほとんどわかりませんでした。というのも、霧ふり山脈の東に住まうシルヴァン・エルフたちが自分たちの間で使っている言葉は、西のエルフたちの言葉と同じではなかったからです。レゴラスは上を見て、同じ言葉で答えました。*1
Iron Crown Enterprisesによる設定†
ICE設定では、シルヴァン語はベステウァ(Bethteur)と呼ばれる。
コメント†
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