オッシリアンド†
概要†
解説†
シンダリンで「七つの川の国(Land of Seven Rivers)」の意味。この七つの川とは、ベレリアンドで最も長いゲリオン川と、青の山脈から流れ出るその支流(北からアスカル川、サロス川、レゴリン川、ブリルソール川、ドゥイルウェン川、アドゥラント川)を指す。
東ベレリアンドの、ゲリオン川と青の山脈に挟まれた地域のうち、アスカル川からアドゥラント川の間の地がオッシリアンドと呼ばれる。「楽の音の国」の意であるリンドンと呼ばれることもあった(名の由来は該当項目を参照)。アスカル川を挟んで北はサルゲリオン。
オッシリアンドは緑のエルフの住む土地だったが、後に戦乱でベレリアンドが荒廃すると、シンダール族やノルドール族のエルフも逃れてくるようになった。
第一紀末、怒りの戦いによって青の山脈が裂け、南に陥没してこの地域に海水が流れ込み、ルーン湾が形成された。七つの川も失われ、地上に残った地域を指す名としてリンドンの呼び名だけが残った。
木の鬚の歌ではオスシアとも呼ばれ、木の鬚が夏にオッシリアンドの楡の森を歩いたことが述べられている。
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