エルロス

概要

カテゴリー人名
スペルElros
その他の呼び名半エルフ(Half-elven)
タル=ミンヤトゥル、タル=ミンヤトゥア(Tar-Minyatur)
種族半エルフ
性別
生没年第一紀(532)*1年~第二紀442年(享年500)
エアレンディル(父)、エルウィング(母)、マグロール(養父)
兄弟エルロンド
ヴァルダミル(息子)、ティンドーミエル(娘)、マンウェンディル(息子)、アタナルカール(息子)

解説

ヌーメノールの王
建国初代
エルロス・タル=ミンヤトゥル
第二紀32~442年(410年間)
第2代
ヴァルダミル
442~443
第3代
タル=アマンディル
442~590

名はシンダリンで「星の水沫みなわ(Star-foam)」の意。エアレンディルエルウィングの息子でエルロンドの兄弟。ヌーメノール王家の始祖である半エルフ

第一紀シリオンの港に生まれる。フェアノールの息子たちによる襲撃時にエルロンドと共に捕虜になるが、フェアノールの次男マグロールに養育された。
怒りの戦いの後、エルロスは人間として生きる道を選び、生き残ったエダインを率いてヌーメノールへ渡った。エルロスはヌーメノールの最初の王となり、クウェンヤで「初代王」を意味するタル=ミンヤトゥルと呼ばれた。
エルロスは人間の宿命である寿命によって死んだがそれまでに500年生き、ヌーメノールの王として410年間統治を行った。エレンディルは彼の末裔にあたり、アラゴルン二世も更にその末裔にあたる。

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • なんと名前の意味が母親と同じである -- 2008-08-24 (日) 05:03:43
  • ヌーメノール王家は長男の家系、エレンディルやアラゴルンは長子の家系。トールキンは男女同権論者だっけ? -- 2008-12-24 (水) 20:18:57
    • 作品世界と思想信条を結びつける必要はないのでは? そもそもヌーメノールの法自体、二転三転していますし。 -- 2008-12-25 (木) 12:04:50
  • 海外のオンライントールキン百科事典とwikipediaの両方で、養い親だったフェアノールの息子たちの死後、彼らを迎えにいった者たちが最初に見つけたのが森の洞窟の前の滝で遊んでいたエルロスで、エルロンドは奥の洞窟に隠れていた。というようなことが(英語力ないので)書かれていましたが、これはHoMEの記述なのでしょうか? -- 2009-12-30 (水) 21:13:55
    • トールキンの手紙にあったハズ。Miss Beareの質問に答えて1958年10月14日にオックスフォードのマートン・カレッジで書かれたもの。 -- 2012-04-23 (月) 21:41:32
    • どーもエルロスとエルロンドの名はこの時に付けられたようで、エルウィングが付けた元々の本名は不明という(マグロールが呼んでいた名も)…アマンに去った後本名を知ることはできたんだろうか? -- 2013-01-18 (金) 00:11:38
      • エルフは両親が子どもに別々の名前を付けるのはよくあることですし、その時の気分や状況でちょくちょく自分の名前を変えますからね。アマンに着いたらエルウィング様が双子を何と呼ぶのか確かに気になるところです。 -- 2013-08-18 (日) 12:28:22
  • エルロンドとエルロスの話って双子座の由来になったギリシャ神話の話に似てますよね。 -- 2010-07-06 (火) 15:36:22
  • ホビットにエルロスでキャスティングされている人が居るけどこのエルロスだろうか? -- 2012-12-24 (月) 21:19:47
    • 絶対にあり得ないと思うのだが。もし彼が出るとしたら昔語り的にヌメノールの描写しか考えられないわけだが、今回はアラゴルンも出ないからドゥネダインはおろか“ヌメノール”という単語さえ出ないだろう。『シルマリル』に言及しているのはエルロンドのゴンドリン発言のみ、それもすでに過ぎ去った。 -- 2012-12-24 (月) 23:32:21
    • 出るとしたらエルロンドの回想じゃないの -- 2013-01-15 (火) 00:30:21
    • ガリオンと一緒に酔いつぶれてた牢番です… -- 2014-03-26 (水) 15:38:03
      • あの後エルフ王に怒られたろうな -- 2014-07-13 (日) 13:19:42
  • エルロスはなぜ人間の運命を選択したんだろう?怒りの戦いに参戦したから?記述がないことから参戦してないと見るのが妥当かな。参戦してなくても怒りの戦い後エオンウェに「エダイン三家の血を継ぐあなた方どっちかが人間の王になってくれないか?」と助言されたのかな? -- 2018-08-30 (木) 11:52:41
    • 何も根拠はないんですが。第一期をその身で体験した人間たちは不死やエルフの特性に特にそこまで憧れは持たなかったのではないでしょうか。エルフたちを愛しはしても、彼らのように長生きすればするだけ、見たくもない、体験したくもない悲劇や悲惨な運命を感受しなければならなかったのが第一期だと思います。当時の人類は、死をある意味救いと思えるくらいの悲しみや苦しみをモルゴスから与え続けられてきたわけですから。 -- 2019-03-10 (日) 21:36:49
    • ですから、エルロスが人間の運命を選んだことは自分はあまり不思議ではありません。そして、繁栄や安寧の第二期(ヌメノール盛期)を過ごした人間たちが「この幸福をずっと味わいたい。無にはなりたくない」とエルフたちを妬み始めたのも、よくわかります。俺自身、ずっと死恐怖症だったので。不思議なもので、そういう人間は堕落したり精神が充実してないときに限って、死が怖くなり不死に憧れるものですから。あ、長文失礼しました...あと別に宗教とかではないです。自分は。 -- 2019-03-10 (日) 21:41:19
    • 何度もすみません。なのでただ単にエルロンドエルロス兄弟の選択は、どちらの民をより愛したか、どちらを通じて中つ国と繋がるかという選択でしかなかったのではないかと。しかも、実質兄弟が同じ道をとることは民たちを導かなければならない二人からすれば無理な話ですし。 -- 2019-03-10 (日) 21:43:44
    • モルゴスの打倒とともにエルフも大勢がアマンやマンドスの館に去り、これからは衰微するエルフに代わってエルフの教え子であった人間が台頭するであろう流れは、この半エルフ兄弟が一番身に沁みて理解していたと思われます。 ならば兄弟どちらかが新しい人間の王国を築き上げるために人間の運命を選ぶというのは頷けることではあります。 想像ですが、仮にエルロスがエルフの運命を選んだならエルロンドが人間を選んでいたのではないでしょうか。 -- 2019-09-13 (金) 01:47:17
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