- この星となった人物エアレンディル(Eärendil)についてはエアレンディル(トゥオルの息子)を参照してください。
- ゴンドール5代目の王エアレンディル(Eärendil)についてはエアレンディル(ケメンドゥルの息子)を参照してください。
エアレンディルの星†
概要†
カテゴリー | 天文 |
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スペル | Star of Eärendil |
その他の呼び名 | 宵の明星(Evening Star) ギル=エステル(Gil-Estel) いと高き望みの星(Star of High Hope) 西方国のフランミフェル(Flammifer of Westernesse)*1 |
解説†
エアレンディルが額にシルマリルを結びつけ、ヴィンギロトに乗って天空を航海する星となった姿。この星の輝きはシルマリルの輝きである。
中つ国では、ヴィンギロトが虚空に向かう時と虚空から帰ってくる時、つまり明け方と宵の時間の空に見ることができる。我々の世界で「明けの明星」または「宵の明星」つまり金星として知られているのが、この星である。
この星がはじめて天空に昇った時、モルゴスに制圧されつつあったベレリアンドの自由の民はこれをよき印と受け取り、もはや絶望することはなかったという。それゆえシンダリンでは「望みの星(Star of Hope)」の意であるギル=エステルと呼ばれた。
エダインはヌーメノールへ移り住む時、エアレンディルの星に導かれて航海した。
アルノール王が帯びるエレンディルミアはエアレンディルの星を象徴するという。
ガラドリエルがフロド・バギンズに与えた玻璃瓶には、エアレンディルの星の光が込められている。
「そなたの周りを夜が包む時、これはいっそう明るく輝きましょう。暗き場所で、他の光がことごとく消え去った時、これがそなたの明かりとなりますように。」*2
備考†
ハッブル宇宙望遠鏡によって発見された、(観測時点で)地球から最古にして最遠の恒星が、エアレンディルの物語にちなみエアレンデル(Earendel)の名で呼ばれている。詳細はエアレンディル(トゥオルの息子)#備考を参照。
コメント†
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