アルダ†
概要†
カテゴリー | 天文 |
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スペル | Arda |
その他の呼び名 | 地球(Earth) 地球王国(Kingdom of Earth) |
解説†
イルーヴァタールの命によりアイヌルによって築かれた世界で、中つ国などが含まれる。地球のこと。
元来は「王国(Realm)」の意で、マンウェが王として統べる国ということに由来していた。
イルーヴァタールの主題とアイヌルの音楽によってその構想と運命が示された後、エアの只中に実際にヴァラールとマイアールによって建造された。アルダの創造ではマンウェ、アウレ、ウルモの三者が特に中心的な働きをしたが、メルコールの介在と妨害によってその形は大きく損ねられた。このヴァラールの構想が損ねられたアルダのことを「傷ついたアルダ(Arda Marred)」と呼ぶ。
元々アルダは平面的な地表を持つ世界だったが、第二紀末に起こった世界の変わる日でその構造は大きく変化し、現在まで続く球形の世界となった。
アルダの構造†
そして、この世界のありとある壮麗、その広大なる数々の館、空間、回転する火の中にあって、イルーヴァタールは原初の時、無数の星々の只中にかれらの住まう場所を選び給うた。*1
『The Shaping of Middle-earth』などに詳細に記述されている。
アルダははじめ平面な地表を持ち、エアに浮かぶ船のような形をしていた。一方でその領域は球形を成していた。
地表の上はヴィスタ(大気)が、地表の下はアンバール(大地)が占めていた。
そして全体をヴァイヤ(取り巻く海)が覆っていた。ヴァイヤの内側には星々が運行するイルメン(星界)があった。ヴァイヤの外側には夜の壁があり、クーマ(虚空)と隔てていた。
東西の果てにはそれぞれ夜の扉と朝の門があり、虚空に開いていた。
第二紀後期にヌーメノール人がアマンへ侵攻すると、ヴァラールの呼びかけを受けたイルーヴァタールによって、平面だったアルダの地表は球形に創り変えられ、アマンは世界の圏外に移された(世界の変わる日)。
以来、エルフのみがまっすぐの道を通ってアマンへ渡ることが許されている。
地名†
画像†
トールキン直筆のアルダ全図(二つの木の時代)(『The Shaping of Middle-earth』)
上を基にK・フォンスタッドが作成したアルダ全図(左が第一紀、右が第二紀)(『中つ国歴史地図』)
コメント†
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