-- 雛形とするページ -- (no template pages) * Major Changes [#uda5b97a] 主に日本語版『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影』からの、アップデートなどによる変更点をまとめています。アップデートの詳細については[[Update]]を参照してください。 ** 概略 [#tc763831] :運営上の変更点| --TurbineのLotRO開発チームが独立して設立された、Standing Stone Gamesという会社が開発・運営を行っている --通常サーバーは北米およびヨーロッパにそれぞれ5個ずつ、計10個に統合されている。英語・ドイツ語・フランス語のWindows用クライアントソフトがある(Steamでも配布中)。 ---MacOS用クライアントもあったが64bitに対応せずサポート終了。MacOSでのプレイには「Crossover」などのWindows OS互換レイヤーソフトを介してプレイすることになる。 --月額無料プラン(Free to Play)があり、ゲーム内ストア「Lotro Store」がある。 :ストーリーの進行| --一つの指輪の破壊によりサウロンが打倒され、プレイヤー達はモルドール残党のたくらみを調査・追跡するためエリン・ラスガレンやエレボール等を経てミナス・モルグル解放に従事したあと、ドワーフ連合軍によるグンダバド奪還を手伝う。その後ゴンドールの復興やウンバールの脅威への対抗へ向けて進んでいる。灰色港やホビット庄の掃蕩は未実装。 --アラゴルンとアルウェンの結婚式が毎年の定例イベントとして夏至祭りとなっており、式の準備や進行関連のクエストに参加できる。結婚式そのものはエピックストーリーとしていつでも体験することができる。((イベントおよびエピックストーリーは、第三紀3019年の夏至に固定された別空間で行われる。)) :ゲーム的な変更点| --最大レベルは150。 --種族として上のエルフ、ビヨルン族、Stout-axe(ドワーフの一氏族)、River Hobbit(リョヴァニオンのホビット)が追加されている。 --クラスとしてRunekeeper、Warden、Beorning、Brawler、Marinerが追加されている。 --種族による作成クラスの制限が大幅に緩和されており、ドワーフキャプテンやホビットロアマスターでプレイできる。 --クラストレイトがツリー方式に変更されている。 --種族変更トークンが実装((2020.12導入))され、クラス制限が許す範囲でキャラクターを別種族に変更することができる。性別も変更できる((従来のdwarf(Longbeard)は性別なし。ドワーフの新氏族Stout-axeは性別あり))。&br;[[''Changing Your Race, Gender, or Origin in LOTRO(公式サイト)''>https://www.lotro.com/guides/lotro-changing-your-race-june-2021]] *** 目次 [#hc5a9a7a] #contents ** ゲーム運営、課金 [#lc4de5a1] *** サーバーの増減 [#o102b6c2] 海外サービスでは北米に15、ヨーロッパに15のサーバーがありましたが、現在は北米とヨーロッパで各5つずつ、合計10個の通常サーバー(World)が運営されています。通常サーバーの他には経験値取得量が少ない「Treebeard」、指輪の幽鬼(Ringwraith)が各地に出現する「Angmar」「Mordor [EU]」サーバーが伝説サーバー(Legendary Server)と呼ばれるイベントサーバーとして開設されています。アップデート前にプレビューが行われるBullroaerサーバーもあります。 :サーバー閉鎖について(2016)|日本語プレイヤーが最も多かったElendilmirサーバーを含む複数のサーバーが、2016年第1四半期末に閉鎖されました。日本語プレイヤーやキンシップ(Kinship)の多くは、CrickhollowサーバーとArkenstoneサーバーに移住しました。 :64ビットサーバーの開設(2025)|大人数プレイヤーの活動に対応した64ビット版の4つの通常サーバー(World)が''2025年3月5日''に新しく開設されることが発表されました。(2025/02) --従来の32ビットサーバーからのキャラクター無料転送サービスが予定されています。 --2016年に閉鎖されたサーバーから移住しなかったキャラクターも、新しい64ビットサーバーへ無料転送できるサービスが行われることが発表されました。 --キャラクター転送はランチャーのサーバー選択画面にある「Transfer」ボタンで行うようになっています。詳細は[[World Transfer]]を参照して下さい。 *** 無料化 (F2P)とアカウントの種類 [#i655406d] 現在はF2P(Free to Play)となっていて、アカウントの作成、ゲームクライアントのダウンロード、ゲームプレイを無料で楽しむことができます。 -複数のアカウントを無料で作成できるので、1人のプレイヤーで同時に複数キャラクターで遊ぶこともできます。 -課金状態によってアカウントの種類が分かれており、''VIP''(月額課金中)、''Premium''(月額課金なし、ただし課金経験あり((月額課金に限らず、何らかの形で現金を払ったことがあるプレイヤー)))、''Free''(月額課金なし、課金経験なし)の3種類があります。 -レベルを上げて中つ国を旅するだけであれば、Free(完全無料)でもプレイできます。PremiumとFreeではプレイの一部に制限がありますが、後述のLotRO Pointで解除することができます。詳細は[[比較表(lotro wiki)>https://lotro-wiki.com/index.php/Account_Type#Account_type_comparison_table]]をご覧ください。 --VIPとそれ以外のもっとも大きな違いは、各地域のクエストパックが必要かどうか、ということです。ただしFreeとPremiumでもHelm's Deep(適正レベル95程度)までのエリアのクエストは無償化されています。 -VIPの一形態として、''Lifetime''という種類があります。これは「サービスが続く限り月額課金なしでVIPプレイ可能」というものです。以前は$299または$199の課金を先に行うことで募集していましたが、現在はLifetimeの新規登録は受け付けておりません。過去のLifetimeアカウントは現在でもVIPとして月額課金なしでプレイ可能です。 *** LotRO Store [#LotROStore] LotRO Storeはいわゆる「課金ショップ」で、ゲームプレイ上の色々な便利機能やファッション、消耗品などを購入できます。ゲームプレイを左右するような強力なアイテムやレア装備などは売っていません。 -購入には''LotRO Point''(旧称Turbine Point)という、ゲーム内通貨(Gold)とは別の通貨が必要です。LotRO PointはLotro Storeやアカウントページで現金を支払って購入しますが、''ゲームプレイによって少しずつ稼ぐこともできます''。また、VIPプレイヤーには毎月500ポイントが支給されます。 -公式フォーラムの[[LOTRO Store Sales and Promotions>https://forums.lotro.com/forums/forumdisplay.php?819-LOTRO-Store-Sales-and-Promotions]]を見ると、その週に行っているLotRO Storeの値引きセールアイテムや、無料アイテムクーポンの情報があります。 --以前Twitterで行っていた、クイズなどによるプレゼントは今はやっていません。 --セールスやクーポン情報、ファンサイト情報をまとめたLotro Beaconは発行休止されています。 *** Mithril Coin [#nce6d501] LotRO Storeはゲーム上で別ウィンドウを開いてアクセスできる商店のようなものですが、品物をメニューから選んだり、決済時に時間がかかったりするため少し不便です。これらを解決するため、アイテム扱いで即時使用できるMithril Coin(MC)というものが導入されています。 -ゲーム画面上で''モリアの門のアイコン''&ref(Mithril_Coin-icon.png,,60%);で表示されているものがMithril Coinを使用して支払うアイテムやサービスです。主な使用目的として、未開通地域への馬の移動、クエスト報告時の即時移動、トレイトやアイテムスロットの解放などがあります。 -Mithril Coin(MC)は原則[[LotRO Store>#LotROStore]]で購入します。一例として、25MCが250LP、100MCが850LPです。 -購入したMithril Coinはアカウントで共有されているので、同じアカウントの別のキャラクターでも使えます。 *** Expansion(拡張パック) [#kc4b7c2f] 大きなアップデートが何回か導入されており、''Expansion''と呼ばれています。中つ国の各地域の導入だけでなく、さまざまなゲーム上の仕組みが拡張されています。 -2024年11月時点では以下の12個のExpansionが導入されています。Expansionを購入しなくてもこれらの地域に行くことはできますし、またすべてを購入してプレイする必要は必ずしもありません。 |~拡張パック名|>|>|~無料適用|~地域レベル|~追加内容など|h |~|~VIP|~Premium|~Free|~|~|h |LEFT:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|LEFT:|c |~Mines of Moria&br;(モリアの坑道)|〇|〇|〇|50-60|モリア、ロスローリエンの実装。RunekeeperとWardenの追加| |~Siege of Mirkwood&br;(闇の森の包囲)|〇|〇|〇|60-65|闇の森、ドル・グルドゥアの実装| |~Rise of Isengard&br;(アイゼンガルドの勃興)|〇|〇|〇|65-75|褐色人の国、アイゼンガルド(オルサンク)、ローハン谷| |~Riders of Rohan&br;(ローハンの乗り手)|〇|〇|〇|75-85|ローハンのイーストエムネトを実装。騎乗戦闘の追加。| |~Helm's Deep&br;(ヘルム峡谷)|〇|〇|〇|85-95|ウェストエムネト(エドラスやヘルム峡谷、角笛城、やしろ岡など)、ファンゴルンを実装。Epic Battle(指輪物語の合戦を体験)の追加。| |~Mordor&br;(モルドール)|〇|||105-115|一つの指輪が破壊されたあとのモルドール(ゴルゴロス高原)の探検、上のエルフ(種族)でのプレイ、Allegiance(アリージャンス、忠義)システムの追加| |~Minas Morgul&br;(ミナス・モルグル)|〇|||120-130|モルドールの残党が勢力争いを行っているミナス・モルグルやモルグル谷の探索。| |~War of Three Peaks&br;(三峰戦争, グンダバド山の戦い)|〇|||130|石の兜[[トーリン三世>arda:トーリン三世]]の息子ドゥリン王子がドワーフ連合軍を率いて祖先の地グンダバドを取り戻そうとする戦いに参加する。| |~Fate of Gundabad&br;(グンダバドの運命)||||130-140|War of Three Peaksからのストーリーの続きでグンダバド山内外の探索。ドワーフ連合軍とAzogの戦いの完結編。| |~Before the Shadow&br;(影来たる)|〇|〇|〇|1-31|新地域SwanfleetとCardolanの追加によるキャラクターの成長ルート分岐、Delvingシステムの追加| |~Corsairs of Umbar&br;(ウンバールの海賊)||||141-150|新地域Umbarと新クラスMarinerの追加、最大キャラクターレベルの上昇| |~Legacy of Morgoth&br;(モルゴスの遺産)||||150|新地域Valley of Ikorbânの追加、エルフの外見のアップデート| -2022年4月のUpdate33により、Helm's Deepまでの拡張パックが完全無料となり全アカウントに適用されています。VIP(月額課金ユーザーおよびLifetime)には直前のWar of The Three Peaksまで無料適用されています。 -「Before the Shadow」は2024年8月のアップデート41.2で無料化されました。 -Expansionは公式サイトの[[LotRO Market>https://store-new.standingstonegames.com/lotro/expansions]]での現金支払((実際の支払いはクレジットカードまたはPayPal))、またはゲーム内の[[LotRO Store>#LotROStore]]でのLotROポイント(LP)支払で購入できます。新規拡張パックは発売当初は現金でしか購入できませんが、半年程度でLPでも購入可能になります。 ** プログラムや動作環境、グラフィクスの変更 [#na6766cc] -ゲームクライアントは公式サイトの他にSteamでも入手可能です。 -64bit版クライアントが開発され、複雑な地形でも安定して動作するようになりました。32bit版も引き続き動作しており、起動前に選択可能ですが、32bit版のサポートは2023/01/01で終了しています。 -WindowsXPおよびVistaでの動作サポートが2021年6月で終了しています。Windows7での動作サポートは継続されています。 -MacOS用クライアントもありますが、64ビットOSの非互換性のためCatalina以降では動作しません。公式に非推奨となっており、2022/08/25でサポートが終了されています。Windows用クライアントをWindowsとのデュアルブート環境で動かすように指定されていますが、ユーザーの間では互換化ソフトを使用してWindows用クライアントをMacOSで動かす試みが行われています。 --[[''Mac: Installing LOTRO on a Mac using Crossover. Short version.''>https://forums.lotro.com/index.php?threads/mac-installing-lotro-on-a-mac-using-crossover-short-version.74/]] --[[''Mac: Installing LOTRO on a Mac using free, open-source WINE instead of Crossover.''>https://forums.lotro.com/index.php?threads/mac-installing-lotro-on-a-mac-using-free-open-source-wine-instead-of-crossover.166/]] // 旧フォーラムへのリンク アドレスが変わっているのでそのうち張り直す //--[[''MacOS Client Deprecation''>https://www.lotro.com/news/lotro-macos-deprecation-en]] //--[[''MacOS Catalina Compatibility''>https://www.lotro.com/forums/showthread.php?675663-MacOS-Catalina-Compatibility]] //--[[''Success with Crossover 20 and MacOS Big Sur 11.0.1''>https://www.lotro.com/forums/showthread.php?684532-Success-with-Crossover-20-and-MacOS-Big-Sur-11-0-1]] //--[[''DirectX 11 works with Crossover 20! (tested under MacOS Big Sur 11.1)''>https://forums.lotro.com/forums/showthread.php?685153-DirectX-11-works-with-Crossover-20!-(tested-under-MacOS-Big-Sur-11-1)]] //--[[''Success with Mac M1, crossover 21.1 and macOS Monterey 12.0.1''>https://forums.lotro.com/forums/showthread.php?691438-Success-with-Mac-M1-crossover-21-1-and-macOS-Monterey-12-0-1]] -グラフィクス品質が向上しています。Frillと呼ばれる細かい下草や木々が増え、水面の表現や焚火などの光源処理が改善されています。 -キャラクターのモデリングが若干変更されています。これは設定で旧版に戻すことも可能です。 -4k解像度でのプレイは可能ですが、文字の大きさなどUI関連のスケーリングが不十分です。クエスト文の文字サイズを変更することは可能です。 -Windows11のAuto HDR機能に対応しています。グラフィックカード、ディスプレイ、ケーブルがHDRに対応していればHDRで画面が表示されます。 -アップデート時のパッチダウンロード速度が大幅に向上しています。 ** ゲーム内容に関する変更 [#icd20353] *** 種族、クラス [#wa7074c8] :種族|Beorning(ビヨルン族)、High Elf(上のエルフ)、Stout-axe(堅斧族)、River Hobbitが増えました。 |~種族名|~特徴|h |~[[Beorning>Race/Beorning]]|ビヨルンの子孫で、熊に変身することができる。| |~[[High Elf>Race/High Elf]]|アマンから来て中つ国に住む上のエルフ。| |~[[Stout-axe>Race/Stout-axe]]|東方に住んでいてサウロンに捕らわれたドワーフ氏族の生き残り。| |~[[River Hobbit>Race/River Hobbit]]|リョヴァニオンからエリアドールに移住せず隠れ住んでいたホビット氏族。| :クラス(Class)|新規クラスとして[[Warden>Class/Warden]]、[[Rune-keeper>Class/Rune-keeper]]、[[Beorning>Class/Beorning]]、[[Brawler>Class/Brawler]]、[[Mariner>Class/Mariner]]が増えました。2022年4月のUpdate33により[[Warden>Class/Warden]]、[[Rune-keeper>Class/Rune-keeper]]、[[Beorning>Class/Beorning]]が無償化され全アカウントで使用できるようになりました。 |~クラス名|~種族|~特徴|h |[[Beorning>Class/Beorning]](BRN,ビヨルン族)|Beorningのみ|気力(Power)の代わりに怒り(Wrath)のゲージがあり、熊に変身する。トレイト(特性)によってDPS、タンク、ヒーラーになれる。| |[[Brawler>Class/Brawler]](BRWL、ブロウラー)|Beorning以外|素手にGauntletを装備して戦う格闘家のようなクラス。仲間を強化するバフが得意。DPS、タンク向き。| |[[Mariner>Class/Mariner]](MRNR,マリナー)|Beorning以外|帆船の乗組員をイメージした中装備の剣士で、Balanceを変えながら近接攻撃する。また船唄(Shanty)を使った赤キャプテンのような味方への攻撃バフや、ロアマスターのようなCrowd Controlを行うこともできる。| |[[Rune-keeper>Class/Rune-keeper]](RNK,ルーンキーパー)|Elf, Dwarf, High-elf, Man, Stout-axe|スキルの使用により変化する調律(Attunement)を利用して攻撃、回復を強化する遠隔クラス。詠唱が早いThunder、詠唱が長く火力が高いFire、回復のヒーラーになれる。全クラスで最も防御力が低い| |[[Warden>Class/Warden]](WDN,ワーデン)|Beorning以外|比較的軽装の戦士(防具は中装備)。拠点に移動するスキルが豊富。Spear,Shield,Fistの3種の基本スキルを組み合わせ、Gambit(布石)を成立させると特殊な専用スキルを発動できる。タンク、DPS向け。テクニカルだが、慣れると生存率は高くなる| --2022/09のUpdate32.2により種族ごとのクラス制限が大幅に撤廃されており、ホビットのLoremasterやドワーフのCaptain、エルフのBurglarが作成できるようになっています。詳細は[[Race]]を参照してください。 *** クラストレイト [#oc16128e] クラストレイト(特性)に大幅な変更が入り、トレイトツリー方式に変更されました。従来は、Bard(吟遊詩人)のところにいって、獲得している中から好みのトレイトを配置するようになっていましたが、Helm's Deep(Update12)からは、各クラスの個性を象徴した3種類(青・赤・黄)のトレイトラインのうち1つを選んで方向性を決め、そのトレイトラインをメインとして、ツリー(樹木)状に配置されているトレイトにポイントを自由に割り振っていくことになります。 -トレイトポイントは、純粋にレベルの上昇によって得られます。以前は特定のクエストや功績達成でも取得していましたが、これは廃止されました。 -クラストレイトの設定にはトレイトパネル(''J''キー)を開いて、まず最初に赤、青、黄のトレイトラインのうちどれかを選択する必要があります。ラインの選択で攻撃、ヒール、タンクなどの方向性が決まります。 --選んだトレイトラインに一定のクラストレイトポイントを割り振るごとに、従来のトレイトセットボーナスに相当する効果が貰えます。手に入るトレイトセットボーナスは、最初に選んだトレイトラインのものだけです(最初に赤トレイトラインを選ぶと、黄と青にポイントを割り振っても黄と青のセットボーナスは貰えません) --高ランク(パネルの下のほう)のトレイトを取得するには、低ランク(パネルの上のほう)のトレイトを取得していかないとなりません。 --最初に選んだライン(色)以外のラインのトレイトも取得することができますが、トレイトポイントを2倍消費します(例えば赤トレイトラインを選んだら、黄と青のトレイトを取得するには2倍のポイントが必要)。 --Beornings、Brawler、Guardian、Minstrelは青と赤のトレイトラインだけが選べるようになり、黄色トレイトは補助的なものになっています。これらのクラスの黄色ラインのトレイトは取得ポイントがトレイトごとに異なります。 -非戦闘中であれば、いつでもトレイトは変更可能です(Bardのもとに行く必要は無くなりました)。 --トレイトライン設定は、お金(Gold)を払えば何度でもリセット可能です。 --初期状態では2つのトレイト設定を保存しておくことができます。保存したトレイト設定は、画面右のタブですぐに切り替えることができます。100ミスリルコインを支払えば、保存できるトレイト設定枠を増やすことができます。 --トレイトを変更すると、次にトレイトを変更するまで60秒(?)の待機時間が必要です。 *** Virtue(長所) [#hbd7a1ae] 長所が経験値制に変わっています。以前は各地で探索や討伐などの功績(Deed)を達成するとその功績ごとに決まった特定の長所がレベルアップしていましたが、現在は功績や各種クエスト達成で得られる長所経験値ポイント(Virtue Experience Point, VirtueXP)によって自分の選んだ長所を徐々にレベルアップすることができます。クラストレイトパネルの設定セットごとに長所も5種類選んで保存しておけるので、状況に応じてキャラクターのステータスを攻撃的・防御的なものに切り替えられます。 *** Instance Finder [#y6a1a241] 大塚山(Great Barrow)やヌーズ・ガーシュの裂け目(The Rift of Nûrz Ghâshu)など、何人かでグループを組んで、そのグループだけで戦うダンジョンのことをインスタンス(Instance)といいます。かつてはそれぞれのインスタンスがある場所まで全員が移動して入る必要がありましたが、現在はリーダーがInstance Finderを使うと、メンバーが中つ国のどこにいようと即時参加することができるようになりました。((住宅地や個人用インスタンスなど、一部例外あり)) -Expansionやクエストパックの購入状況によっては、参加できないインスタンスがあります。 -ほとんど利用されていませんが、同じインスタンスに参加したいプレイヤー同士をマッチングする機能があります。 *** 生産 [#ud4df4a7] -生産ランクはTier15(Umbar)まで増えています。 -Update38(Corsairs of Umbar)で生産職(Vocation)がなくなり、生産職ごとの技能(Profession)習得の制限(ArmorsmithはMetalsmith, Tailor, Prospectorなど)もなくなりました。3つの技能を自由に選ぶことができます。 -Update41(On the Wing)で4つめの技能(Profession)を選択できるようになりました。4つめの技能はLotroストアで「Profession Slot Unlock」というアイテムを購入することで解放されます。 -採取系以外の生産で、ギルドが実装されました。生産ギルドに所属し、生産ギルドに納めるアイテムを生産して生産の名声を上げていくことで、ギルドでしか手に入れることができない生産レシピを入手できます。 --最大で3つの生産ギルドに同時に参加できるようになっています。自分が習得しているExpertランク以上の技能(Profession)であればどのギルドにも参加できます。 -通常生産設備と上級生産設備の差がなくなりました。ただし上級生産設備を使えるようにするためのクエストは残っており、それをクリアしないと生産レベルの上昇が止まってしまいます --調理に焚き火(Campfire)が必要な料理が、かまど(Oven)でも生産可能になりました。 --栽培物によって3種類あった畑も、差がなくなりました。 -VIPユーザーの特典として、住宅地でVIP用クエストを受けると生産速度が大幅に上昇するバフを受けることができます。 -自宅やキンシップハウスに生産設備を設置できるようになりました。生産設備は[[LotRO Store>#LotROStore]]でのみ購入できます。 -生産レベルを上げるための練習アイテムが追加されています。生産パネル(''T''キー)の、各レベルの''Processing''から生産します。 -乗馬したまま採掘や採集ができるようになっています。 -生産時の経験値を増やしたり、クリティカル成功確率を上昇させたりするアイテムがLotro Storeで購入できます。 *** Companion (しもべ、ペット) [#qd092e34] -CPTのHerald(従者)やLRMのPetなどのCompanionが戦闘中にも素早く召喚できるようになり、生存性も上がりました。 --CPT、LRMが召喚するCompanionの外見を変える装備が交換アイテムになりました。そのアイテムをスキルトレーナーのところに持って行くことで、その外見のCompanionを召喚するスキル習得アイテムと交換できます。装備があいた分、自分自身を強化する装備を身につけることができます。 -LRMのPetへの指示や、解放がLRM自身のスキルに変更されました。 *** PvMP [#v72d3cda] -PvMPエリアにオスギリアスが追加されました。 --オープンワールドのオスギリアスとは別扱いで、オープンワールドで移動中にモンスタープレイヤーに遭遇することはなく、逆もしかりです。 --オスギリアスへは、プレイヤーはGlân Vraig、モンスターはGramsfootにそれぞれある旗から移動できます。 -PvMPでの報酬はCommendationで貰えるようになりました。これでプレイヤーの武具やモンスタープレイヤーのスキルなどと交換できます。 -VIPプレイヤーは''レベル20以上''であれば、自由の民(Free People)でPvMPに参加できます。Premium、Freeの場合はさらに、一時的な通行権をMithril Coinで購入する必要があります。PvMPエリアに移動すると、自分のキャラクターがその時点の最大レベルに変換されます。 -モンスタープレイはアカウント状態を問わず参加可能ですが、レベル10以上である必要があります。 ** 操作や生活に関する変更 [#jecffd49] *** キー操作 [#j8727a6a] -フィールド上のオブジェクト(資源やクエスト、扉など)をクリックまたは「U」キーを押して使用する際に、キャラクターが自動的に近くまで移動してくれるようになりました。 *** Quickslot (クイックスロット) [#i1210941] -クイックスロットが3種類(戦闘用、一般、騎乗戦闘用)の3種類で切り替わるようになりました。 --戦闘用と騎乗戦闘用スロットは、War-steed(軍馬)に乗り降りすると自動的に切り替わります。 --手動で切り替えるときは、クイックスロットの右にある、小さな ↑ ↓ のマークをクリックします。 --2枚目の一般用クイックスロットに、戦闘では使わないスキル移動やエモートなどをまとめておくと便利です。 -クイックスロット(スキルアイコン)のアニメーションが変更されています。 --Option → Quickslots → QuickslotAvtiveAnimation を「Simple」に変更すると、点線が表示される古いアニメーションに戻ります。 *** Inventory, Wallet [#fb3025e0] -バッグ(かばん、Inventory)の数は、無料プレイヤーは3、VIPプレイヤーは5です。[[LotRO Store>#LotROStore]]で購入してカバンを最大6個まで増やすことができます。 --バッグをかなり自由に連結・分離できるようになりました。バッグ1の左上にある歯車をクリックしてください。 --バッグ内や金庫のアイテムを並べ替えられるようになりました。バッグ1の左上にある矢印をクリックしてください。 -お祭りのトークンやMarkなどの一部のアイテムはバッグではなく、''Wallet''と呼ばれる別の場所に入るようになりました。所持金もこちらに表示されます。 --初期状態のキー設定では「''B''」キーをクリックするとWalletが表示されます。 --Walletに容量制限はありません。 --無料プレイヤーのゲーム内通貨(Gold)所持制限は撤廃されました。VIPプレイヤー同様に1キャラクターあたり9999Goldまで所持できます。 ---金庫番からBag of Copper Coins~Bag of Gold Coinsを購入すると所持金を一時的にアイテムに変換できます。アイテムを売ると買ったときと同じ金額が戻ってきます。アカウントバインドされるアイテムなので、他のプレイヤーへの送金には使えません。 --Walletにあるアイテムのうち緑色で表示されているものはアカウントバインドで、他のキャラクターで取った交換元のアイテムを、同じアカウントの別のキャラクターで使用することができます。白色で表示されているものはキャラクターバインドで、そのキャラクターでしか使用できません。 --Walletの上級版であるPremium WalletはLotro Storeで購入する必要がありましたが、現在は全アカウントに無料適用されています。 -以前はアイテムのスタック(重ねあわせ)可能な数の上限が最大50でしたが、全体的に増えています。アイテムによって最大スタック数は異なりますが、例えば生産資源などは500までまとめられます。アイテムは自動的に重ならないことがあるので、自分のカバン内で重ねる、金庫に出し入れするなどの処理をしてください。 -Carry-allという課金アイテムの袋が導入されており、生産材料やタスククエスト用アイテム、家具などを中にしまうことができます。Carry-allの中に入れたものはInventoryの容量を消費しません。 *** Storage, Shared Storage, Wardrobe [#t870773b] 通常の倉庫(Storage)のほかに、Shared Storage(アカウント共有倉庫)、Wardrobe(衣装棚)にアクセスできるようになりました。 :Shared Storage|同一アカウント全員がアクセスできる倉庫です。この倉庫を使えば、メールでALTキャラにアイテムを郵送する必要がなくなります。 --キャラクターバインドのアイテムも置けますが、取り出せるのはバインドしたキャラクターだけです。 :Wardrobe|外見装備を保存するための場所です。ここにアイテムをドラッグすると、外見装備のデータとして残ります。その後は実態のアイテムを売っても、Wardrobeから消さない限りはWardrobeには残り続け、キャラクターの外見を変更させるのに使えます。 -Storage、Shared Storage、Wardrobeの容量はゲーム内通貨かLotRO Pointを払って拡張できます。 -Storage、Shared Storageには分類のための枠がMainのほかに10個あり、それぞれに名前をつけることができます。倉庫の合計容量は、これらをすべて合わせた値です。 -自宅にBankerを置くことができるので、自宅の倉庫と銀行の金庫(Vault)とのアイテム移動が楽にできるようになりました。 -VIPユーザーは住宅地でのクエスト完了により、非戦闘時であればいつでもStorage, Shared Storageにアクセスできるようになっています。 *** チャット [#x93af654] -チャット欄に日本語の文字を表示させることはできません。 -チャットウィンドウを8つまで増やすことができるようになりました。 -サーバー全体のフリーチャットとしてWorldチャンネルがあります。他のサーバー全体チャンネルとして、仲間募集(LFF)や取引用(Trade)チャンネルがあります。 --チャットの細かい設定については[[OptionのChat>Client Settings/Options#Chat]]を調整してください。 --日本語IMEとの相性が悪いときは[[日本語IMEとの相性>Client Settings/Options#JPIME]]を参照してください。 -以前は日本人によるユーザーチャンネル''JP''が作られていましたが、チャットサーバーの不調により起こる自動退出などが相次ぎ現在はDiscordによる交流が行われています。詳細は[[Discord]]を参照してください。 -WorldチャンネルなどグローバルチャンネルのRMT業者はかなり減っています。 *** Mail(手紙) [#ie66337e] -手紙の宛先入力時に名前検索ができるようになりました。文字入力の都度、ALTキャラクター、フレンドリスト、KSメンバーの中から絞り込み検索して表示してくれます。 -ひとつの手紙に、最大10個のアイテムを添付することができるようになりました。 -VIPプレイヤーなら、ポストがなくても手紙を送受信できます。メニューから表示するか、ショートカットキー(初期状態のキー設定では''CTRL+M'')で開けます。 *** コレクション(Collections) [#ic8facf5] コレクションというメニューが追加され(標準キーバインドでCTRL+C)、以下の項目について一覧形式で入手状態の確認ができるようになりました。 -所持しているコスメティックペット(外見のみでゲームに影響をもたらさないペット) -エモート(キャラクターの仕草) -騎乗動物(馬、山羊(Goat)など) -中つ国各地の馬屋開通状況 -バードウォッチングの結果 コレクション一覧内のそれぞれのアイコンをクイックスロットにドラッグしてセットできるので、ペットの呼び出しやエモートの使用が簡単になりました。 *** ハウジング(住宅) [#a7dd4061] :高級住宅地|ベルファラスとローハン、エレボール、リョヴァニオンのLyndelby((アンドゥイン源流地域にあるRiver Hobbitの故郷))に高級住宅地(Premium housing)ができています。 --高級住宅地の家はMithril Coinで購入、または、またはLotro Storeで購入するPremium Housing Writsと交換します。家賃は通常の硬貨です。(VIPはPremium Houseの家賃支払い不要) --ひとりのキャラクターが複数のPremium houseを持つことができます(旧形式の家は1アカウント1個のみ)。家ごとに帰還スキルも使えますが、家賃も家ごとにかかります。 --ローハンの家の屋外には馬をつなぐ棒(Hitching Post)があり、自分が購入した、またはインスタンスやお祭りで手に入れた騎乗動物を家具のように置くことができます。 :家具| --ひとつの家に置ける家具の量がかなり増えました。ただし庭に置ける家具の数は増えていません。 --家具をある程度前後左右上下に移動したり、回転させたりすることができるようになりました。 --家具設置ポイントの統合化(Housing Hook Consolidation)により、家具、床、壁という大きな分類の制限は残っているがSmallやLargeなどの区別がなくなり、設置の自由度が増えました。(2021/10) --キャラクターバインドだった家具はアカウントバインドになっています。キャラクターバインドであったときに設置済みの家具は、そのアカウントのキャラクターが家具を持ち直せば、アカウントバインドに変更となります。 --家具として、生産設備を設置できるようになりました。生産設備は[[LotRO Store>#LotROStore]]でのみ購入できます。 --Update27.2でコスメティックペットを家具として設置できるようになりました(要20MC)。設置したペットは一定範囲を自由に動き回ります。 :金庫| --家のサイズに応じた複数の金庫がありましたが、1つにまとまりました。銀行の保管庫のようにタブで内部を分けたり、アイテム名で検索することができます。Lotro Storeで金庫を拡張し、金庫に入るアイテムの量を増やすことができます。 --高級住宅地の家には上記の共有型金庫とは別枠の、家ごとの金庫があります。 :その他| --住宅地にForge-master、Relic-master、Taskクエスト受領と報告用掲示板、主要な町・お祭り会場・住宅地への馬屋ができました。 --自アカウントが所有する家を、キャラクターごとに一軒ずつ優先住居(Primary Residence)に設定することができます。そのキャラクターと同じキンシップのメンバーは、キンシップパネルから各メンバーの優先住居にジャンプして訪問することができます。 --キャラクターパネルから各地の自宅に直接ジャンプできるようになりました。 --通常のフィールドから住宅地に入るときに表示されるリストが分かりやすくなっています。 ---自宅のある住宅地には家のマークがついている ---住宅地名を住宅地一覧の文字入力欄から絞り込み検索できる ---住宅地名の右側にある星印にチェックすれば''お気に入り''にでき、一番右上の星印にチェックすれば''お気に入り''に登録した住宅地のみを表示できる *** Hobbit Presents [#lb75e531] いわゆるログインボーナスで、ランダムなアイテムが1アカウントにつきSilver Presentを毎日ひとつ、VIPユーザーはさらにGold Presentを毎週ひとつ貰うことができます。(参考:[[LotRO wiki Hobbit Presents>https://lotro-wiki.com/index.php/Hobbit_Presents#Presents]]) -Mithril Coinを払えば、さらにもらうことができます。 -Silver Presentは日本時間(JST)の16:00に毎日リセットされ、Gold Presentは木曜の16:00にリセットされます(東部時間が夏時間の期間のみ。冬時間だとJST17:00にリセット)。 -ユール祭りや春祭りなどのイベント期間中は、祭りにちなんだ特別なアイテムがもらえることがあります。 -一部のアイテムは、もらうキャラのレベルによって量や強さが変わるので、高いレベルのキャラでもらったほうがお得です。 ** クエストに関する変更 [#s30acb0b] *** クエストガイド [#ue1adabd] クエスト対象の敵やものがある場所を、マップ上で示してくれる機能が実装されています。この案内に従えば、英文をほとんど読まなくてもほぼすべてクエストが進められます。これを見てのソロプレイだけでLVCAP(LV上限到達)も可能です。 クエストガイドの詳細な設定は、[[オプション画面>Client Settings/Options#QuestGuide]]で切り替えられます。 *** タスククエスト [#hb23025d] -タスククエストと呼ばれるデイリークエストが実装されました。それまではゴミとして売るしか価値がなかった一部のドロップアイテムをクエスト対象として献上し、経験点や地域の名声を手に入れることができます。 -タスククエストは頭上に羽のアイコンがあるNPCや掲示板などから受けることができ、そのNPC、もしくは掲示板の近くにある箱に収めることで報告できます。 -タスククエストは初期状態では1日5回までしか報告できません。[[LotRO Store>#LotROStore]]のアイテムやMithril Coinを使うと、1日に報告できるタスククエストの上限を増やしたり、その1日に報告したタスククエストの回数をリセットしたりできます。 -各住宅地で、レベル140までの全地域のタスククエストを受諾、報告できます((レベル121-130の掲示板で140のTaskも受けられる))。 -タスククエストを10回完了すると、生産時に必ずクリティカル成功を起こすことができる特殊な副原料素材(Universal Optional Crafting Ingredient)が最大で週1個手に入ります。 ** 中つ国に関する変更 [#xe0a2988] *** マップ画像の更新 [#h1a9ed2a] エリアドールなど一部のマップ画像が更新され、大変美しくなっています。また、古森など迷いやすい地形は詳細マップが表示されるようになりました。 *** ブリー村の拡張 [#nbfc78e2] ブリー村が大幅に拡張されました。建物が追加され、外装デザインも変更されています。 -農耕以外の全生産施設、金庫、オークションまで揃った''Three-farrow Crafting Hall''ができました。畑もブリー村の中にできました(元村まで行く必要はなくなりました)。 -Forge-master、Relic-masterが現れました。 -外装アイテムを販売するラリアの店がオープンしました。ラリアの店は金庫もあり、帰還スキルが1MCで購入できるので便利です。 -South Breeが馬移動のハブになっており、モルドールを含めかなりの数の地域に直接行くことができます。 *** クエストによるマップの変化 [#n0abfe92] -クエストでのペレンノール野の合戦、黒門の戦いなどの重要イベントの進行にともなって、ミナス・ティリス、ペレンノール野、オスギリアスなど各地のマップが戦闘前(Before-Battle)、戦闘後(After-Battle)と変化します。 --ミナス・ティリスは「Before-Battle(ペレンノールの合戦直前)」「After-Battle(ペレンノール合戦直後)」「Midsummer(アラゴルンとアルウェンの結婚式)」の3つのモードがあり、それぞれまったく景色が異なります。 --各マップ間を馬やアイテム、あるいは各種移動スキル(名声、HNT、WDN)で行き来することもできます。 --影響を受けるのはそのマップ内だけなので、例えば角笛城の合戦イベント(クエスト)などが終わっていなくても死者の道以降に、ペレンノール野の合戦が終わっていなくても北イシリアン以降に行けます。 ** キャラクターのレベルによって追加される仕組み [#m88a3d19] *** Epic Battles (Level10+) [#o7916dac] -レベル10から、角笛城の合戦やペラルギル攻略、ペレンノール野の合戦(ミナス・ティリス包囲戦)を再現したEpic Battleがプレイできるようになりました。参加者は一時的に全員レベル100になるため、違うレベルのプレイヤーでも同時のプレイが容易です。詳細は[[Epic Battles]]を参照してください。 -拡張パック無償化にともない、全アカウントで''Helm's Deep Expansion''付属のEpic Battleをプレイできるようになっています。 *** Steed, Pony (LV20+) [#t776705d] -現在はLV20で、乗馬スキル取得のクエストを受けることができます。 -LV20より下でも、[[LotRO Store>#LotROStore]]でRiding Trait(乗馬特性)を購入することで、馬に乗ることができます(95LP。1キャラクターのみ)。アカウント全員に適用できる、高速のRiding Traitもあります(1995LP、2995LP)。 *** Scaling Instance (LV20+) [#ec0e544b] -一部のインスタンスは、レベルを自由に設定できるようになりました。高いレベルでプレイすれば、当然それだけ報酬も良くなります。詳細は[[Scaling Instance>Instance#r0efc527]]を参照してください。 -フォルノストや大塚山などの一部のScaling Instanceは、以前巨大なひとつのインスタンスだったものが分割された形になっています。その場合、前段階にあたるインスタンスを攻略していないと、その後にあたるインスタンスには入れません。 *** Skirmish (LV20+) [#cee69322] -レベル20からプレイ可能となる、色々な状況で防衛や攻撃を行う戦闘用インスタンスです。1人~12人まで参加できて、各種装備やアイテムが手に入ります。 -クラスを問わず、プレイヤーのお供としてCaptainの従者のような''Skirmish Soldier''が召還できます。攻撃やヒールに参加してくれて、Skirmishやその他のインスタンスで稼いだポイント(Mark,Medallion)により強化することができます。 --アイテムの''Landscape Soldier Token''を使えば、Skirmish Soldierを一定時間(Token1つにつき1時間。5時間までスタック可能)、オープンフィールドでも召喚できるようになりました(インスタンス内では召喚できません)。Landscape Soldier Tokenは[[LotRO Store>#LotROStore]]で購入可能です。 ---召喚したSoldierを引っ込めるには、Soldierのバイタルを右クリックして選択してください。そうすればSoldierを出していられる残り時間も止まります。 --Skirmish SoldierのVital表示を切り替えるには、自分のバイタルを右クリックしてください。 *** Missions (LV20+) [#d66e2f6a] ソロ(1人)またはデュオ(2人)で繰り返しプレイ可能なインスタンスクエストで、レベルが異なるプレイヤーでも参加することができます。課題(Twist)が設定されており、Lotroの戦闘を学びながら報酬を受け取ることができます。 -「''Further Adventures Missions''」というビルボ・バギンズにまつわる連続ストーリー物のMissionも導入されています。 *** Corruption(汚染) (Level50+) [#h2dcacd9] 敵につく様々なバフ(強化効果)にはCorruptionと呼ばれる種類のものがあり、共通して青い枠がついています。Corruptionバフは敵が大幅に強化されたり、こちらのダメージを反射してくるなど強力なものが多いため、各クラスで使用できるCorruption除去の効果があるスキルを敵に当てる必要があります。複数の段階を持ち何度も除去スキルを当てないと解除できなかったり、複数個のCorruptionバフが同時に付いたりすることもあります。 *** Legendary Item (Level50+) [#udf07542] レベル50から使用できる新しい武具のシステムで、Tracery(トレーサリー)と呼ばれるパーツを組み込み自分のスキルやトレイト、ステータスを強化することができます。詳細は[[Legendary Item>Game Systems/Legendary Item]]を参照してください。 -自分のレベルが一定量上がるごとにReforge(再鍛造)して強くなるので、新しい武器などを作り直さずに使いつづけられます。 -モリア導入のクエストを行うと、Legendary Itemが装備可能になります。モリアの中に入る必要は無いため、Moria Quest Packを購入する必要はありません。 *** Essence (Level50+) [#y66a7df7] -防具やアクセサリにEssenceというパーツをはめて自分好みに強化することができるようになりました。詳細は[[Essence>Game Systems/Essence]]を参照してください。 *** War-steed(軍馬) (Level75+) [#c88603eb] -Riders of Rohanの拡張パックで、軍馬(War-steed)による騎乗戦闘が可能になりました。軍馬は従来の馬とは操作が異なりますが、スピードが速く耐久力も高くなっています。戦闘中状態が続いたまま落馬しても、軍馬は呼び出せばまた乗れます。ただし敵に攻撃されると妨害されて乗れません。ローハンより前のエリアでも軍馬に乗ることはできますが、騎乗戦闘はできません。 --軍馬の操作は、移動用の馬の「前進、後退、左右へ回る、左右へ水平移動」ではなく、「速度を上げる、速度を下げる(停止状態よりも下げると後退する)、進行方向を左右に向ける」となり、慣性も強く働いて、ドライビングゲームの操作に近くなります。「前進もしくは後退のキーを押しているときだけ移動させたい」という場合は[[Optionで設定>Client Settings/Options#MountedCombat]]してください。 -軍馬にはLight,Medium,Heavyの3種類があり好みのタイプを選ぶことができます。Lightは加速しやすく小回りもききやすいですが、攻撃を受けると落馬の可能性が高いです。Heavyは逆に加速が遅く小回りしにくいですが、落馬の可能性は低いです。Mediumはその中間です。また、この種類によってスキルも変化します。スキルやトレイトもクラスによって変わります。 --軍馬にはトレイトを設定し、強化できます。速度、耐久力などの基本能力の他、赤トレイトラインのRed Dawn(赤い夜明け)、青トレイトラインのRohirrim(ロヒルリム)、黄色トレイトラインのRiddermark(リダーマーク)の3種類のラインにポイントを割り振っていきます。これらは攻撃、タンク、回復などの種類に分かれています。プレイヤーのトレイトラインと似ていますが、どの色に割り振っても消費するポイントは同じで、セット効果もありません。 --トレイトにポイントを割り振ったら使えるようになる騎乗戦闘スキルがあります(スキルやトレイトはクラスごとに異なります)。また一部の地上用スキルは、騎乗戦闘時も使えます。軍馬に乗ると自動的に軍馬用クイックスロットになり、降りる(落馬する)と地上戦闘用クイックスロットになります。軍馬に乗っていないときに騎乗戦闘時のクイックスロットを調整したい場合は、クイックスロット右端、↑と↓をクリックすると、地上戦闘用と騎乗戦闘用のクイックスロットが切り替わります。 --トレイトライン(Red Dawn、Rohirrim、Riddermark)ごとにスタンスがあり、戦闘中に変更可能です。攻撃するときはDPSが高いRed Dawn、ダメージを受けたら回復効果があるRiddermarkに変更、などと使い分けて戦えます。スタンスを切り替えるとスキルも切り替わります。 *** Featured Instance (Level100+) [#ld4ebaaf] -週ごとに変わる指定インスタンスをクリアすると報酬が貰える''Featured Instance''が実装されています。詳細は[[Featured Instances>Instance/Featured Instances]]を参照してください。 *** Flora System (Level100+) [#k330b8b5] -北イシリアン以降の地域で植物を採集して、Herbalistに渡してアイテムと交換できるようになりました。詳細は[[Herbs>Game Systems/Herbs]]を参照してください。 *** Allegiance Sysytem(level20+) [#g7ba4cfe] -人間、エルフ、ドワーフ、ホビット、Zhélruka(ドワーフの別氏族)のいずれかの陣営に忠節を誓い、それぞれに用意されたクエストを行ったり装備を交換したりできます。詳細は[[Allegiances>Game Systems/Allegiances]]を参照してください。 *** Delving System (Level CAP((その時点でのプレイヤーの最大レベル))) [#c0a97128] -Missionシステムの難易度をプレイヤーが変更して、難易度に応じた報酬を受けられるようになりました。 ** コメント [#comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない * Major Changes [#uda5b97a] 主に日本語版『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影』からの、アップデートなどによる変更点をまとめています。アップデートの詳細については[[Update]]を参照してください。 ** 概略 [#tc763831] :運営上の変更点| --TurbineのLotRO開発チームが独立して設立された、Standing Stone Gamesという会社が開発・運営を行っている --通常サーバーは北米およびヨーロッパにそれぞれ5個ずつ、計10個に統合されている。英語・ドイツ語・フランス語のWindows用クライアントソフトがある(Steamでも配布中)。 ---MacOS用クライアントもあったが64bitに対応せずサポート終了。MacOSでのプレイには「Crossover」などのWindows OS互換レイヤーソフトを介してプレイすることになる。 --月額無料プラン(Free to Play)があり、ゲーム内ストア「Lotro Store」がある。 :ストーリーの進行| --一つの指輪の破壊によりサウロンが打倒され、プレイヤー達はモルドール残党のたくらみを調査・追跡するためエリン・ラスガレンやエレボール等を経てミナス・モルグル解放に従事したあと、ドワーフ連合軍によるグンダバド奪還を手伝う。その後ゴンドールの復興やウンバールの脅威への対抗へ向けて進んでいる。灰色港やホビット庄の掃蕩は未実装。 --アラゴルンとアルウェンの結婚式が毎年の定例イベントとして夏至祭りとなっており、式の準備や進行関連のクエストに参加できる。結婚式そのものはエピックストーリーとしていつでも体験することができる。((イベントおよびエピックストーリーは、第三紀3019年の夏至に固定された別空間で行われる。)) :ゲーム的な変更点| --最大レベルは150。 --種族として上のエルフ、ビヨルン族、Stout-axe(ドワーフの一氏族)、River Hobbit(リョヴァニオンのホビット)が追加されている。 --クラスとしてRunekeeper、Warden、Beorning、Brawler、Marinerが追加されている。 --種族による作成クラスの制限が大幅に緩和されており、ドワーフキャプテンやホビットロアマスターでプレイできる。 --クラストレイトがツリー方式に変更されている。 --種族変更トークンが実装((2020.12導入))され、クラス制限が許す範囲でキャラクターを別種族に変更することができる。性別も変更できる((従来のdwarf(Longbeard)は性別なし。ドワーフの新氏族Stout-axeは性別あり))。&br;[[''Changing Your Race, Gender, or Origin in LOTRO(公式サイト)''>https://www.lotro.com/guides/lotro-changing-your-race-june-2021]] *** 目次 [#hc5a9a7a] #contents ** ゲーム運営、課金 [#lc4de5a1] *** サーバーの増減 [#o102b6c2] 海外サービスでは北米に15、ヨーロッパに15のサーバーがありましたが、現在は北米とヨーロッパで各5つずつ、合計10個の通常サーバー(World)が運営されています。通常サーバーの他には経験値取得量が少ない「Treebeard」、指輪の幽鬼(Ringwraith)が各地に出現する「Angmar」「Mordor [EU]」サーバーが伝説サーバー(Legendary Server)と呼ばれるイベントサーバーとして開設されています。アップデート前にプレビューが行われるBullroaerサーバーもあります。 :サーバー閉鎖について(2016)|日本語プレイヤーが最も多かったElendilmirサーバーを含む複数のサーバーが、2016年第1四半期末に閉鎖されました。日本語プレイヤーやキンシップ(Kinship)の多くは、CrickhollowサーバーとArkenstoneサーバーに移住しました。 :64ビットサーバーの開設(2025)|大人数プレイヤーの活動に対応した64ビット版の4つの通常サーバー(World)が''2025年3月5日''に新しく開設されることが発表されました。(2025/02) --従来の32ビットサーバーからのキャラクター無料転送サービスが予定されています。 --2016年に閉鎖されたサーバーから移住しなかったキャラクターも、新しい64ビットサーバーへ無料転送できるサービスが行われることが発表されました。 --キャラクター転送はランチャーのサーバー選択画面にある「Transfer」ボタンで行うようになっています。詳細は[[World Transfer]]を参照して下さい。 *** 無料化 (F2P)とアカウントの種類 [#i655406d] 現在はF2P(Free to Play)となっていて、アカウントの作成、ゲームクライアントのダウンロード、ゲームプレイを無料で楽しむことができます。 -複数のアカウントを無料で作成できるので、1人のプレイヤーで同時に複数キャラクターで遊ぶこともできます。 -課金状態によってアカウントの種類が分かれており、''VIP''(月額課金中)、''Premium''(月額課金なし、ただし課金経験あり((月額課金に限らず、何らかの形で現金を払ったことがあるプレイヤー)))、''Free''(月額課金なし、課金経験なし)の3種類があります。 -レベルを上げて中つ国を旅するだけであれば、Free(完全無料)でもプレイできます。PremiumとFreeではプレイの一部に制限がありますが、後述のLotRO Pointで解除することができます。詳細は[[比較表(lotro wiki)>https://lotro-wiki.com/index.php/Account_Type#Account_type_comparison_table]]をご覧ください。 --VIPとそれ以外のもっとも大きな違いは、各地域のクエストパックが必要かどうか、ということです。ただしFreeとPremiumでもHelm's Deep(適正レベル95程度)までのエリアのクエストは無償化されています。 -VIPの一形態として、''Lifetime''という種類があります。これは「サービスが続く限り月額課金なしでVIPプレイ可能」というものです。以前は$299または$199の課金を先に行うことで募集していましたが、現在はLifetimeの新規登録は受け付けておりません。過去のLifetimeアカウントは現在でもVIPとして月額課金なしでプレイ可能です。 *** LotRO Store [#LotROStore] LotRO Storeはいわゆる「課金ショップ」で、ゲームプレイ上の色々な便利機能やファッション、消耗品などを購入できます。ゲームプレイを左右するような強力なアイテムやレア装備などは売っていません。 -購入には''LotRO Point''(旧称Turbine Point)という、ゲーム内通貨(Gold)とは別の通貨が必要です。LotRO PointはLotro Storeやアカウントページで現金を支払って購入しますが、''ゲームプレイによって少しずつ稼ぐこともできます''。また、VIPプレイヤーには毎月500ポイントが支給されます。 -公式フォーラムの[[LOTRO Store Sales and Promotions>https://forums.lotro.com/forums/forumdisplay.php?819-LOTRO-Store-Sales-and-Promotions]]を見ると、その週に行っているLotRO Storeの値引きセールアイテムや、無料アイテムクーポンの情報があります。 --以前Twitterで行っていた、クイズなどによるプレゼントは今はやっていません。 --セールスやクーポン情報、ファンサイト情報をまとめたLotro Beaconは発行休止されています。 *** Mithril Coin [#nce6d501] LotRO Storeはゲーム上で別ウィンドウを開いてアクセスできる商店のようなものですが、品物をメニューから選んだり、決済時に時間がかかったりするため少し不便です。これらを解決するため、アイテム扱いで即時使用できるMithril Coin(MC)というものが導入されています。 -ゲーム画面上で''モリアの門のアイコン''&ref(Mithril_Coin-icon.png,,60%);で表示されているものがMithril Coinを使用して支払うアイテムやサービスです。主な使用目的として、未開通地域への馬の移動、クエスト報告時の即時移動、トレイトやアイテムスロットの解放などがあります。 -Mithril Coin(MC)は原則[[LotRO Store>#LotROStore]]で購入します。一例として、25MCが250LP、100MCが850LPです。 -購入したMithril Coinはアカウントで共有されているので、同じアカウントの別のキャラクターでも使えます。 *** Expansion(拡張パック) [#kc4b7c2f] 大きなアップデートが何回か導入されており、''Expansion''と呼ばれています。中つ国の各地域の導入だけでなく、さまざまなゲーム上の仕組みが拡張されています。 -2024年11月時点では以下の12個のExpansionが導入されています。Expansionを購入しなくてもこれらの地域に行くことはできますし、またすべてを購入してプレイする必要は必ずしもありません。 |~拡張パック名|>|>|~無料適用|~地域レベル|~追加内容など|h |~|~VIP|~Premium|~Free|~|~|h |LEFT:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|LEFT:|c |~Mines of Moria&br;(モリアの坑道)|〇|〇|〇|50-60|モリア、ロスローリエンの実装。RunekeeperとWardenの追加| |~Siege of Mirkwood&br;(闇の森の包囲)|〇|〇|〇|60-65|闇の森、ドル・グルドゥアの実装| |~Rise of Isengard&br;(アイゼンガルドの勃興)|〇|〇|〇|65-75|褐色人の国、アイゼンガルド(オルサンク)、ローハン谷| |~Riders of Rohan&br;(ローハンの乗り手)|〇|〇|〇|75-85|ローハンのイーストエムネトを実装。騎乗戦闘の追加。| |~Helm's Deep&br;(ヘルム峡谷)|〇|〇|〇|85-95|ウェストエムネト(エドラスやヘルム峡谷、角笛城、やしろ岡など)、ファンゴルンを実装。Epic Battle(指輪物語の合戦を体験)の追加。| |~Mordor&br;(モルドール)|〇|||105-115|一つの指輪が破壊されたあとのモルドール(ゴルゴロス高原)の探検、上のエルフ(種族)でのプレイ、Allegiance(アリージャンス、忠義)システムの追加| |~Minas Morgul&br;(ミナス・モルグル)|〇|||120-130|モルドールの残党が勢力争いを行っているミナス・モルグルやモルグル谷の探索。| |~War of Three Peaks&br;(三峰戦争, グンダバド山の戦い)|〇|||130|石の兜[[トーリン三世>arda:トーリン三世]]の息子ドゥリン王子がドワーフ連合軍を率いて祖先の地グンダバドを取り戻そうとする戦いに参加する。| |~Fate of Gundabad&br;(グンダバドの運命)||||130-140|War of Three Peaksからのストーリーの続きでグンダバド山内外の探索。ドワーフ連合軍とAzogの戦いの完結編。| |~Before the Shadow&br;(影来たる)|〇|〇|〇|1-31|新地域SwanfleetとCardolanの追加によるキャラクターの成長ルート分岐、Delvingシステムの追加| |~Corsairs of Umbar&br;(ウンバールの海賊)||||141-150|新地域Umbarと新クラスMarinerの追加、最大キャラクターレベルの上昇| |~Legacy of Morgoth&br;(モルゴスの遺産)||||150|新地域Valley of Ikorbânの追加、エルフの外見のアップデート| -2022年4月のUpdate33により、Helm's Deepまでの拡張パックが完全無料となり全アカウントに適用されています。VIP(月額課金ユーザーおよびLifetime)には直前のWar of The Three Peaksまで無料適用されています。 -「Before the Shadow」は2024年8月のアップデート41.2で無料化されました。 -Expansionは公式サイトの[[LotRO Market>https://store-new.standingstonegames.com/lotro/expansions]]での現金支払((実際の支払いはクレジットカードまたはPayPal))、またはゲーム内の[[LotRO Store>#LotROStore]]でのLotROポイント(LP)支払で購入できます。新規拡張パックは発売当初は現金でしか購入できませんが、半年程度でLPでも購入可能になります。 ** プログラムや動作環境、グラフィクスの変更 [#na6766cc] -ゲームクライアントは公式サイトの他にSteamでも入手可能です。 -64bit版クライアントが開発され、複雑な地形でも安定して動作するようになりました。32bit版も引き続き動作しており、起動前に選択可能ですが、32bit版のサポートは2023/01/01で終了しています。 -WindowsXPおよびVistaでの動作サポートが2021年6月で終了しています。Windows7での動作サポートは継続されています。 -MacOS用クライアントもありますが、64ビットOSの非互換性のためCatalina以降では動作しません。公式に非推奨となっており、2022/08/25でサポートが終了されています。Windows用クライアントをWindowsとのデュアルブート環境で動かすように指定されていますが、ユーザーの間では互換化ソフトを使用してWindows用クライアントをMacOSで動かす試みが行われています。 --[[''Mac: Installing LOTRO on a Mac using Crossover. Short version.''>https://forums.lotro.com/index.php?threads/mac-installing-lotro-on-a-mac-using-crossover-short-version.74/]] --[[''Mac: Installing LOTRO on a Mac using free, open-source WINE instead of Crossover.''>https://forums.lotro.com/index.php?threads/mac-installing-lotro-on-a-mac-using-free-open-source-wine-instead-of-crossover.166/]] // 旧フォーラムへのリンク アドレスが変わっているのでそのうち張り直す //--[[''MacOS Client Deprecation''>https://www.lotro.com/news/lotro-macos-deprecation-en]] //--[[''MacOS Catalina Compatibility''>https://www.lotro.com/forums/showthread.php?675663-MacOS-Catalina-Compatibility]] //--[[''Success with Crossover 20 and MacOS Big Sur 11.0.1''>https://www.lotro.com/forums/showthread.php?684532-Success-with-Crossover-20-and-MacOS-Big-Sur-11-0-1]] //--[[''DirectX 11 works with Crossover 20! (tested under MacOS Big Sur 11.1)''>https://forums.lotro.com/forums/showthread.php?685153-DirectX-11-works-with-Crossover-20!-(tested-under-MacOS-Big-Sur-11-1)]] //--[[''Success with Mac M1, crossover 21.1 and macOS Monterey 12.0.1''>https://forums.lotro.com/forums/showthread.php?691438-Success-with-Mac-M1-crossover-21-1-and-macOS-Monterey-12-0-1]] -グラフィクス品質が向上しています。Frillと呼ばれる細かい下草や木々が増え、水面の表現や焚火などの光源処理が改善されています。 -キャラクターのモデリングが若干変更されています。これは設定で旧版に戻すことも可能です。 -4k解像度でのプレイは可能ですが、文字の大きさなどUI関連のスケーリングが不十分です。クエスト文の文字サイズを変更することは可能です。 -Windows11のAuto HDR機能に対応しています。グラフィックカード、ディスプレイ、ケーブルがHDRに対応していればHDRで画面が表示されます。 -アップデート時のパッチダウンロード速度が大幅に向上しています。 ** ゲーム内容に関する変更 [#icd20353] *** 種族、クラス [#wa7074c8] :種族|Beorning(ビヨルン族)、High Elf(上のエルフ)、Stout-axe(堅斧族)、River Hobbitが増えました。 |~種族名|~特徴|h |~[[Beorning>Race/Beorning]]|ビヨルンの子孫で、熊に変身することができる。| |~[[High Elf>Race/High Elf]]|アマンから来て中つ国に住む上のエルフ。| |~[[Stout-axe>Race/Stout-axe]]|東方に住んでいてサウロンに捕らわれたドワーフ氏族の生き残り。| |~[[River Hobbit>Race/River Hobbit]]|リョヴァニオンからエリアドールに移住せず隠れ住んでいたホビット氏族。| :クラス(Class)|新規クラスとして[[Warden>Class/Warden]]、[[Rune-keeper>Class/Rune-keeper]]、[[Beorning>Class/Beorning]]、[[Brawler>Class/Brawler]]、[[Mariner>Class/Mariner]]が増えました。2022年4月のUpdate33により[[Warden>Class/Warden]]、[[Rune-keeper>Class/Rune-keeper]]、[[Beorning>Class/Beorning]]が無償化され全アカウントで使用できるようになりました。 |~クラス名|~種族|~特徴|h |[[Beorning>Class/Beorning]](BRN,ビヨルン族)|Beorningのみ|気力(Power)の代わりに怒り(Wrath)のゲージがあり、熊に変身する。トレイト(特性)によってDPS、タンク、ヒーラーになれる。| |[[Brawler>Class/Brawler]](BRWL、ブロウラー)|Beorning以外|素手にGauntletを装備して戦う格闘家のようなクラス。仲間を強化するバフが得意。DPS、タンク向き。| |[[Mariner>Class/Mariner]](MRNR,マリナー)|Beorning以外|帆船の乗組員をイメージした中装備の剣士で、Balanceを変えながら近接攻撃する。また船唄(Shanty)を使った赤キャプテンのような味方への攻撃バフや、ロアマスターのようなCrowd Controlを行うこともできる。| |[[Rune-keeper>Class/Rune-keeper]](RNK,ルーンキーパー)|Elf, Dwarf, High-elf, Man, Stout-axe|スキルの使用により変化する調律(Attunement)を利用して攻撃、回復を強化する遠隔クラス。詠唱が早いThunder、詠唱が長く火力が高いFire、回復のヒーラーになれる。全クラスで最も防御力が低い| |[[Warden>Class/Warden]](WDN,ワーデン)|Beorning以外|比較的軽装の戦士(防具は中装備)。拠点に移動するスキルが豊富。Spear,Shield,Fistの3種の基本スキルを組み合わせ、Gambit(布石)を成立させると特殊な専用スキルを発動できる。タンク、DPS向け。テクニカルだが、慣れると生存率は高くなる| --2022/09のUpdate32.2により種族ごとのクラス制限が大幅に撤廃されており、ホビットのLoremasterやドワーフのCaptain、エルフのBurglarが作成できるようになっています。詳細は[[Race]]を参照してください。 *** クラストレイト [#oc16128e] クラストレイト(特性)に大幅な変更が入り、トレイトツリー方式に変更されました。従来は、Bard(吟遊詩人)のところにいって、獲得している中から好みのトレイトを配置するようになっていましたが、Helm's Deep(Update12)からは、各クラスの個性を象徴した3種類(青・赤・黄)のトレイトラインのうち1つを選んで方向性を決め、そのトレイトラインをメインとして、ツリー(樹木)状に配置されているトレイトにポイントを自由に割り振っていくことになります。 -トレイトポイントは、純粋にレベルの上昇によって得られます。以前は特定のクエストや功績達成でも取得していましたが、これは廃止されました。 -クラストレイトの設定にはトレイトパネル(''J''キー)を開いて、まず最初に赤、青、黄のトレイトラインのうちどれかを選択する必要があります。ラインの選択で攻撃、ヒール、タンクなどの方向性が決まります。 --選んだトレイトラインに一定のクラストレイトポイントを割り振るごとに、従来のトレイトセットボーナスに相当する効果が貰えます。手に入るトレイトセットボーナスは、最初に選んだトレイトラインのものだけです(最初に赤トレイトラインを選ぶと、黄と青にポイントを割り振っても黄と青のセットボーナスは貰えません) --高ランク(パネルの下のほう)のトレイトを取得するには、低ランク(パネルの上のほう)のトレイトを取得していかないとなりません。 --最初に選んだライン(色)以外のラインのトレイトも取得することができますが、トレイトポイントを2倍消費します(例えば赤トレイトラインを選んだら、黄と青のトレイトを取得するには2倍のポイントが必要)。 --Beornings、Brawler、Guardian、Minstrelは青と赤のトレイトラインだけが選べるようになり、黄色トレイトは補助的なものになっています。これらのクラスの黄色ラインのトレイトは取得ポイントがトレイトごとに異なります。 -非戦闘中であれば、いつでもトレイトは変更可能です(Bardのもとに行く必要は無くなりました)。 --トレイトライン設定は、お金(Gold)を払えば何度でもリセット可能です。 --初期状態では2つのトレイト設定を保存しておくことができます。保存したトレイト設定は、画面右のタブですぐに切り替えることができます。100ミスリルコインを支払えば、保存できるトレイト設定枠を増やすことができます。 --トレイトを変更すると、次にトレイトを変更するまで60秒(?)の待機時間が必要です。 *** Virtue(長所) [#hbd7a1ae] 長所が経験値制に変わっています。以前は各地で探索や討伐などの功績(Deed)を達成するとその功績ごとに決まった特定の長所がレベルアップしていましたが、現在は功績や各種クエスト達成で得られる長所経験値ポイント(Virtue Experience Point, VirtueXP)によって自分の選んだ長所を徐々にレベルアップすることができます。クラストレイトパネルの設定セットごとに長所も5種類選んで保存しておけるので、状況に応じてキャラクターのステータスを攻撃的・防御的なものに切り替えられます。 *** Instance Finder [#y6a1a241] 大塚山(Great Barrow)やヌーズ・ガーシュの裂け目(The Rift of Nûrz Ghâshu)など、何人かでグループを組んで、そのグループだけで戦うダンジョンのことをインスタンス(Instance)といいます。かつてはそれぞれのインスタンスがある場所まで全員が移動して入る必要がありましたが、現在はリーダーがInstance Finderを使うと、メンバーが中つ国のどこにいようと即時参加することができるようになりました。((住宅地や個人用インスタンスなど、一部例外あり)) -Expansionやクエストパックの購入状況によっては、参加できないインスタンスがあります。 -ほとんど利用されていませんが、同じインスタンスに参加したいプレイヤー同士をマッチングする機能があります。 *** 生産 [#ud4df4a7] -生産ランクはTier15(Umbar)まで増えています。 -Update38(Corsairs of Umbar)で生産職(Vocation)がなくなり、生産職ごとの技能(Profession)習得の制限(ArmorsmithはMetalsmith, Tailor, Prospectorなど)もなくなりました。3つの技能を自由に選ぶことができます。 -Update41(On the Wing)で4つめの技能(Profession)を選択できるようになりました。4つめの技能はLotroストアで「Profession Slot Unlock」というアイテムを購入することで解放されます。 -採取系以外の生産で、ギルドが実装されました。生産ギルドに所属し、生産ギルドに納めるアイテムを生産して生産の名声を上げていくことで、ギルドでしか手に入れることができない生産レシピを入手できます。 --最大で3つの生産ギルドに同時に参加できるようになっています。自分が習得しているExpertランク以上の技能(Profession)であればどのギルドにも参加できます。 -通常生産設備と上級生産設備の差がなくなりました。ただし上級生産設備を使えるようにするためのクエストは残っており、それをクリアしないと生産レベルの上昇が止まってしまいます --調理に焚き火(Campfire)が必要な料理が、かまど(Oven)でも生産可能になりました。 --栽培物によって3種類あった畑も、差がなくなりました。 -VIPユーザーの特典として、住宅地でVIP用クエストを受けると生産速度が大幅に上昇するバフを受けることができます。 -自宅やキンシップハウスに生産設備を設置できるようになりました。生産設備は[[LotRO Store>#LotROStore]]でのみ購入できます。 -生産レベルを上げるための練習アイテムが追加されています。生産パネル(''T''キー)の、各レベルの''Processing''から生産します。 -乗馬したまま採掘や採集ができるようになっています。 -生産時の経験値を増やしたり、クリティカル成功確率を上昇させたりするアイテムがLotro Storeで購入できます。 *** Companion (しもべ、ペット) [#qd092e34] -CPTのHerald(従者)やLRMのPetなどのCompanionが戦闘中にも素早く召喚できるようになり、生存性も上がりました。 --CPT、LRMが召喚するCompanionの外見を変える装備が交換アイテムになりました。そのアイテムをスキルトレーナーのところに持って行くことで、その外見のCompanionを召喚するスキル習得アイテムと交換できます。装備があいた分、自分自身を強化する装備を身につけることができます。 -LRMのPetへの指示や、解放がLRM自身のスキルに変更されました。 *** PvMP [#v72d3cda] -PvMPエリアにオスギリアスが追加されました。 --オープンワールドのオスギリアスとは別扱いで、オープンワールドで移動中にモンスタープレイヤーに遭遇することはなく、逆もしかりです。 --オスギリアスへは、プレイヤーはGlân Vraig、モンスターはGramsfootにそれぞれある旗から移動できます。 -PvMPでの報酬はCommendationで貰えるようになりました。これでプレイヤーの武具やモンスタープレイヤーのスキルなどと交換できます。 -VIPプレイヤーは''レベル20以上''であれば、自由の民(Free People)でPvMPに参加できます。Premium、Freeの場合はさらに、一時的な通行権をMithril Coinで購入する必要があります。PvMPエリアに移動すると、自分のキャラクターがその時点の最大レベルに変換されます。 -モンスタープレイはアカウント状態を問わず参加可能ですが、レベル10以上である必要があります。 ** 操作や生活に関する変更 [#jecffd49] *** キー操作 [#j8727a6a] -フィールド上のオブジェクト(資源やクエスト、扉など)をクリックまたは「U」キーを押して使用する際に、キャラクターが自動的に近くまで移動してくれるようになりました。 *** Quickslot (クイックスロット) [#i1210941] -クイックスロットが3種類(戦闘用、一般、騎乗戦闘用)の3種類で切り替わるようになりました。 --戦闘用と騎乗戦闘用スロットは、War-steed(軍馬)に乗り降りすると自動的に切り替わります。 --手動で切り替えるときは、クイックスロットの右にある、小さな ↑ ↓ のマークをクリックします。 --2枚目の一般用クイックスロットに、戦闘では使わないスキル移動やエモートなどをまとめておくと便利です。 -クイックスロット(スキルアイコン)のアニメーションが変更されています。 --Option → Quickslots → QuickslotAvtiveAnimation を「Simple」に変更すると、点線が表示される古いアニメーションに戻ります。 *** Inventory, Wallet [#fb3025e0] -バッグ(かばん、Inventory)の数は、無料プレイヤーは3、VIPプレイヤーは5です。[[LotRO Store>#LotROStore]]で購入してカバンを最大6個まで増やすことができます。 --バッグをかなり自由に連結・分離できるようになりました。バッグ1の左上にある歯車をクリックしてください。 --バッグ内や金庫のアイテムを並べ替えられるようになりました。バッグ1の左上にある矢印をクリックしてください。 -お祭りのトークンやMarkなどの一部のアイテムはバッグではなく、''Wallet''と呼ばれる別の場所に入るようになりました。所持金もこちらに表示されます。 --初期状態のキー設定では「''B''」キーをクリックするとWalletが表示されます。 --Walletに容量制限はありません。 --無料プレイヤーのゲーム内通貨(Gold)所持制限は撤廃されました。VIPプレイヤー同様に1キャラクターあたり9999Goldまで所持できます。 ---金庫番からBag of Copper Coins~Bag of Gold Coinsを購入すると所持金を一時的にアイテムに変換できます。アイテムを売ると買ったときと同じ金額が戻ってきます。アカウントバインドされるアイテムなので、他のプレイヤーへの送金には使えません。 --Walletにあるアイテムのうち緑色で表示されているものはアカウントバインドで、他のキャラクターで取った交換元のアイテムを、同じアカウントの別のキャラクターで使用することができます。白色で表示されているものはキャラクターバインドで、そのキャラクターでしか使用できません。 --Walletの上級版であるPremium WalletはLotro Storeで購入する必要がありましたが、現在は全アカウントに無料適用されています。 -以前はアイテムのスタック(重ねあわせ)可能な数の上限が最大50でしたが、全体的に増えています。アイテムによって最大スタック数は異なりますが、例えば生産資源などは500までまとめられます。アイテムは自動的に重ならないことがあるので、自分のカバン内で重ねる、金庫に出し入れするなどの処理をしてください。 -Carry-allという課金アイテムの袋が導入されており、生産材料やタスククエスト用アイテム、家具などを中にしまうことができます。Carry-allの中に入れたものはInventoryの容量を消費しません。 *** Storage, Shared Storage, Wardrobe [#t870773b] 通常の倉庫(Storage)のほかに、Shared Storage(アカウント共有倉庫)、Wardrobe(衣装棚)にアクセスできるようになりました。 :Shared Storage|同一アカウント全員がアクセスできる倉庫です。この倉庫を使えば、メールでALTキャラにアイテムを郵送する必要がなくなります。 --キャラクターバインドのアイテムも置けますが、取り出せるのはバインドしたキャラクターだけです。 :Wardrobe|外見装備を保存するための場所です。ここにアイテムをドラッグすると、外見装備のデータとして残ります。その後は実態のアイテムを売っても、Wardrobeから消さない限りはWardrobeには残り続け、キャラクターの外見を変更させるのに使えます。 -Storage、Shared Storage、Wardrobeの容量はゲーム内通貨かLotRO Pointを払って拡張できます。 -Storage、Shared Storageには分類のための枠がMainのほかに10個あり、それぞれに名前をつけることができます。倉庫の合計容量は、これらをすべて合わせた値です。 -自宅にBankerを置くことができるので、自宅の倉庫と銀行の金庫(Vault)とのアイテム移動が楽にできるようになりました。 -VIPユーザーは住宅地でのクエスト完了により、非戦闘時であればいつでもStorage, Shared Storageにアクセスできるようになっています。 *** チャット [#x93af654] -チャット欄に日本語の文字を表示させることはできません。 -チャットウィンドウを8つまで増やすことができるようになりました。 -サーバー全体のフリーチャットとしてWorldチャンネルがあります。他のサーバー全体チャンネルとして、仲間募集(LFF)や取引用(Trade)チャンネルがあります。 --チャットの細かい設定については[[OptionのChat>Client Settings/Options#Chat]]を調整してください。 --日本語IMEとの相性が悪いときは[[日本語IMEとの相性>Client Settings/Options#JPIME]]を参照してください。 -以前は日本人によるユーザーチャンネル''JP''が作られていましたが、チャットサーバーの不調により起こる自動退出などが相次ぎ現在はDiscordによる交流が行われています。詳細は[[Discord]]を参照してください。 -WorldチャンネルなどグローバルチャンネルのRMT業者はかなり減っています。 *** Mail(手紙) [#ie66337e] -手紙の宛先入力時に名前検索ができるようになりました。文字入力の都度、ALTキャラクター、フレンドリスト、KSメンバーの中から絞り込み検索して表示してくれます。 -ひとつの手紙に、最大10個のアイテムを添付することができるようになりました。 -VIPプレイヤーなら、ポストがなくても手紙を送受信できます。メニューから表示するか、ショートカットキー(初期状態のキー設定では''CTRL+M'')で開けます。 *** コレクション(Collections) [#ic8facf5] コレクションというメニューが追加され(標準キーバインドでCTRL+C)、以下の項目について一覧形式で入手状態の確認ができるようになりました。 -所持しているコスメティックペット(外見のみでゲームに影響をもたらさないペット) -エモート(キャラクターの仕草) -騎乗動物(馬、山羊(Goat)など) -中つ国各地の馬屋開通状況 -バードウォッチングの結果 コレクション一覧内のそれぞれのアイコンをクイックスロットにドラッグしてセットできるので、ペットの呼び出しやエモートの使用が簡単になりました。 *** ハウジング(住宅) [#a7dd4061] :高級住宅地|ベルファラスとローハン、エレボール、リョヴァニオンのLyndelby((アンドゥイン源流地域にあるRiver Hobbitの故郷))に高級住宅地(Premium housing)ができています。 --高級住宅地の家はMithril Coinで購入、または、またはLotro Storeで購入するPremium Housing Writsと交換します。家賃は通常の硬貨です。(VIPはPremium Houseの家賃支払い不要) --ひとりのキャラクターが複数のPremium houseを持つことができます(旧形式の家は1アカウント1個のみ)。家ごとに帰還スキルも使えますが、家賃も家ごとにかかります。 --ローハンの家の屋外には馬をつなぐ棒(Hitching Post)があり、自分が購入した、またはインスタンスやお祭りで手に入れた騎乗動物を家具のように置くことができます。 :家具| --ひとつの家に置ける家具の量がかなり増えました。ただし庭に置ける家具の数は増えていません。 --家具をある程度前後左右上下に移動したり、回転させたりすることができるようになりました。 --家具設置ポイントの統合化(Housing Hook Consolidation)により、家具、床、壁という大きな分類の制限は残っているがSmallやLargeなどの区別がなくなり、設置の自由度が増えました。(2021/10) --キャラクターバインドだった家具はアカウントバインドになっています。キャラクターバインドであったときに設置済みの家具は、そのアカウントのキャラクターが家具を持ち直せば、アカウントバインドに変更となります。 --家具として、生産設備を設置できるようになりました。生産設備は[[LotRO Store>#LotROStore]]でのみ購入できます。 --Update27.2でコスメティックペットを家具として設置できるようになりました(要20MC)。設置したペットは一定範囲を自由に動き回ります。 :金庫| --家のサイズに応じた複数の金庫がありましたが、1つにまとまりました。銀行の保管庫のようにタブで内部を分けたり、アイテム名で検索することができます。Lotro Storeで金庫を拡張し、金庫に入るアイテムの量を増やすことができます。 --高級住宅地の家には上記の共有型金庫とは別枠の、家ごとの金庫があります。 :その他| --住宅地にForge-master、Relic-master、Taskクエスト受領と報告用掲示板、主要な町・お祭り会場・住宅地への馬屋ができました。 --自アカウントが所有する家を、キャラクターごとに一軒ずつ優先住居(Primary Residence)に設定することができます。そのキャラクターと同じキンシップのメンバーは、キンシップパネルから各メンバーの優先住居にジャンプして訪問することができます。 --キャラクターパネルから各地の自宅に直接ジャンプできるようになりました。 --通常のフィールドから住宅地に入るときに表示されるリストが分かりやすくなっています。 ---自宅のある住宅地には家のマークがついている ---住宅地名を住宅地一覧の文字入力欄から絞り込み検索できる ---住宅地名の右側にある星印にチェックすれば''お気に入り''にでき、一番右上の星印にチェックすれば''お気に入り''に登録した住宅地のみを表示できる *** Hobbit Presents [#lb75e531] いわゆるログインボーナスで、ランダムなアイテムが1アカウントにつきSilver Presentを毎日ひとつ、VIPユーザーはさらにGold Presentを毎週ひとつ貰うことができます。(参考:[[LotRO wiki Hobbit Presents>https://lotro-wiki.com/index.php/Hobbit_Presents#Presents]]) -Mithril Coinを払えば、さらにもらうことができます。 -Silver Presentは日本時間(JST)の16:00に毎日リセットされ、Gold Presentは木曜の16:00にリセットされます(東部時間が夏時間の期間のみ。冬時間だとJST17:00にリセット)。 -ユール祭りや春祭りなどのイベント期間中は、祭りにちなんだ特別なアイテムがもらえることがあります。 -一部のアイテムは、もらうキャラのレベルによって量や強さが変わるので、高いレベルのキャラでもらったほうがお得です。 ** クエストに関する変更 [#s30acb0b] *** クエストガイド [#ue1adabd] クエスト対象の敵やものがある場所を、マップ上で示してくれる機能が実装されています。この案内に従えば、英文をほとんど読まなくてもほぼすべてクエストが進められます。これを見てのソロプレイだけでLVCAP(LV上限到達)も可能です。 クエストガイドの詳細な設定は、[[オプション画面>Client Settings/Options#QuestGuide]]で切り替えられます。 *** タスククエスト [#hb23025d] -タスククエストと呼ばれるデイリークエストが実装されました。それまではゴミとして売るしか価値がなかった一部のドロップアイテムをクエスト対象として献上し、経験点や地域の名声を手に入れることができます。 -タスククエストは頭上に羽のアイコンがあるNPCや掲示板などから受けることができ、そのNPC、もしくは掲示板の近くにある箱に収めることで報告できます。 -タスククエストは初期状態では1日5回までしか報告できません。[[LotRO Store>#LotROStore]]のアイテムやMithril Coinを使うと、1日に報告できるタスククエストの上限を増やしたり、その1日に報告したタスククエストの回数をリセットしたりできます。 -各住宅地で、レベル140までの全地域のタスククエストを受諾、報告できます((レベル121-130の掲示板で140のTaskも受けられる))。 -タスククエストを10回完了すると、生産時に必ずクリティカル成功を起こすことができる特殊な副原料素材(Universal Optional Crafting Ingredient)が最大で週1個手に入ります。 ** 中つ国に関する変更 [#xe0a2988] *** マップ画像の更新 [#h1a9ed2a] エリアドールなど一部のマップ画像が更新され、大変美しくなっています。また、古森など迷いやすい地形は詳細マップが表示されるようになりました。 *** ブリー村の拡張 [#nbfc78e2] ブリー村が大幅に拡張されました。建物が追加され、外装デザインも変更されています。 -農耕以外の全生産施設、金庫、オークションまで揃った''Three-farrow Crafting Hall''ができました。畑もブリー村の中にできました(元村まで行く必要はなくなりました)。 -Forge-master、Relic-masterが現れました。 -外装アイテムを販売するラリアの店がオープンしました。ラリアの店は金庫もあり、帰還スキルが1MCで購入できるので便利です。 -South Breeが馬移動のハブになっており、モルドールを含めかなりの数の地域に直接行くことができます。 *** クエストによるマップの変化 [#n0abfe92] -クエストでのペレンノール野の合戦、黒門の戦いなどの重要イベントの進行にともなって、ミナス・ティリス、ペレンノール野、オスギリアスなど各地のマップが戦闘前(Before-Battle)、戦闘後(After-Battle)と変化します。 --ミナス・ティリスは「Before-Battle(ペレンノールの合戦直前)」「After-Battle(ペレンノール合戦直後)」「Midsummer(アラゴルンとアルウェンの結婚式)」の3つのモードがあり、それぞれまったく景色が異なります。 --各マップ間を馬やアイテム、あるいは各種移動スキル(名声、HNT、WDN)で行き来することもできます。 --影響を受けるのはそのマップ内だけなので、例えば角笛城の合戦イベント(クエスト)などが終わっていなくても死者の道以降に、ペレンノール野の合戦が終わっていなくても北イシリアン以降に行けます。 ** キャラクターのレベルによって追加される仕組み [#m88a3d19] *** Epic Battles (Level10+) [#o7916dac] -レベル10から、角笛城の合戦やペラルギル攻略、ペレンノール野の合戦(ミナス・ティリス包囲戦)を再現したEpic Battleがプレイできるようになりました。参加者は一時的に全員レベル100になるため、違うレベルのプレイヤーでも同時のプレイが容易です。詳細は[[Epic Battles]]を参照してください。 -拡張パック無償化にともない、全アカウントで''Helm's Deep Expansion''付属のEpic Battleをプレイできるようになっています。 *** Steed, Pony (LV20+) [#t776705d] -現在はLV20で、乗馬スキル取得のクエストを受けることができます。 -LV20より下でも、[[LotRO Store>#LotROStore]]でRiding Trait(乗馬特性)を購入することで、馬に乗ることができます(95LP。1キャラクターのみ)。アカウント全員に適用できる、高速のRiding Traitもあります(1995LP、2995LP)。 *** Scaling Instance (LV20+) [#ec0e544b] -一部のインスタンスは、レベルを自由に設定できるようになりました。高いレベルでプレイすれば、当然それだけ報酬も良くなります。詳細は[[Scaling Instance>Instance#r0efc527]]を参照してください。 -フォルノストや大塚山などの一部のScaling Instanceは、以前巨大なひとつのインスタンスだったものが分割された形になっています。その場合、前段階にあたるインスタンスを攻略していないと、その後にあたるインスタンスには入れません。 *** Skirmish (LV20+) [#cee69322] -レベル20からプレイ可能となる、色々な状況で防衛や攻撃を行う戦闘用インスタンスです。1人~12人まで参加できて、各種装備やアイテムが手に入ります。 -クラスを問わず、プレイヤーのお供としてCaptainの従者のような''Skirmish Soldier''が召還できます。攻撃やヒールに参加してくれて、Skirmishやその他のインスタンスで稼いだポイント(Mark,Medallion)により強化することができます。 --アイテムの''Landscape Soldier Token''を使えば、Skirmish Soldierを一定時間(Token1つにつき1時間。5時間までスタック可能)、オープンフィールドでも召喚できるようになりました(インスタンス内では召喚できません)。Landscape Soldier Tokenは[[LotRO Store>#LotROStore]]で購入可能です。 ---召喚したSoldierを引っ込めるには、Soldierのバイタルを右クリックして選択してください。そうすればSoldierを出していられる残り時間も止まります。 --Skirmish SoldierのVital表示を切り替えるには、自分のバイタルを右クリックしてください。 *** Missions (LV20+) [#d66e2f6a] ソロ(1人)またはデュオ(2人)で繰り返しプレイ可能なインスタンスクエストで、レベルが異なるプレイヤーでも参加することができます。課題(Twist)が設定されており、Lotroの戦闘を学びながら報酬を受け取ることができます。 -「''Further Adventures Missions''」というビルボ・バギンズにまつわる連続ストーリー物のMissionも導入されています。 *** Corruption(汚染) (Level50+) [#h2dcacd9] 敵につく様々なバフ(強化効果)にはCorruptionと呼ばれる種類のものがあり、共通して青い枠がついています。Corruptionバフは敵が大幅に強化されたり、こちらのダメージを反射してくるなど強力なものが多いため、各クラスで使用できるCorruption除去の効果があるスキルを敵に当てる必要があります。複数の段階を持ち何度も除去スキルを当てないと解除できなかったり、複数個のCorruptionバフが同時に付いたりすることもあります。 *** Legendary Item (Level50+) [#udf07542] レベル50から使用できる新しい武具のシステムで、Tracery(トレーサリー)と呼ばれるパーツを組み込み自分のスキルやトレイト、ステータスを強化することができます。詳細は[[Legendary Item>Game Systems/Legendary Item]]を参照してください。 -自分のレベルが一定量上がるごとにReforge(再鍛造)して強くなるので、新しい武器などを作り直さずに使いつづけられます。 -モリア導入のクエストを行うと、Legendary Itemが装備可能になります。モリアの中に入る必要は無いため、Moria Quest Packを購入する必要はありません。 *** Essence (Level50+) [#y66a7df7] -防具やアクセサリにEssenceというパーツをはめて自分好みに強化することができるようになりました。詳細は[[Essence>Game Systems/Essence]]を参照してください。 *** War-steed(軍馬) (Level75+) [#c88603eb] -Riders of Rohanの拡張パックで、軍馬(War-steed)による騎乗戦闘が可能になりました。軍馬は従来の馬とは操作が異なりますが、スピードが速く耐久力も高くなっています。戦闘中状態が続いたまま落馬しても、軍馬は呼び出せばまた乗れます。ただし敵に攻撃されると妨害されて乗れません。ローハンより前のエリアでも軍馬に乗ることはできますが、騎乗戦闘はできません。 --軍馬の操作は、移動用の馬の「前進、後退、左右へ回る、左右へ水平移動」ではなく、「速度を上げる、速度を下げる(停止状態よりも下げると後退する)、進行方向を左右に向ける」となり、慣性も強く働いて、ドライビングゲームの操作に近くなります。「前進もしくは後退のキーを押しているときだけ移動させたい」という場合は[[Optionで設定>Client Settings/Options#MountedCombat]]してください。 -軍馬にはLight,Medium,Heavyの3種類があり好みのタイプを選ぶことができます。Lightは加速しやすく小回りもききやすいですが、攻撃を受けると落馬の可能性が高いです。Heavyは逆に加速が遅く小回りしにくいですが、落馬の可能性は低いです。Mediumはその中間です。また、この種類によってスキルも変化します。スキルやトレイトもクラスによって変わります。 --軍馬にはトレイトを設定し、強化できます。速度、耐久力などの基本能力の他、赤トレイトラインのRed Dawn(赤い夜明け)、青トレイトラインのRohirrim(ロヒルリム)、黄色トレイトラインのRiddermark(リダーマーク)の3種類のラインにポイントを割り振っていきます。これらは攻撃、タンク、回復などの種類に分かれています。プレイヤーのトレイトラインと似ていますが、どの色に割り振っても消費するポイントは同じで、セット効果もありません。 --トレイトにポイントを割り振ったら使えるようになる騎乗戦闘スキルがあります(スキルやトレイトはクラスごとに異なります)。また一部の地上用スキルは、騎乗戦闘時も使えます。軍馬に乗ると自動的に軍馬用クイックスロットになり、降りる(落馬する)と地上戦闘用クイックスロットになります。軍馬に乗っていないときに騎乗戦闘時のクイックスロットを調整したい場合は、クイックスロット右端、↑と↓をクリックすると、地上戦闘用と騎乗戦闘用のクイックスロットが切り替わります。 --トレイトライン(Red Dawn、Rohirrim、Riddermark)ごとにスタンスがあり、戦闘中に変更可能です。攻撃するときはDPSが高いRed Dawn、ダメージを受けたら回復効果があるRiddermarkに変更、などと使い分けて戦えます。スタンスを切り替えるとスキルも切り替わります。 *** Featured Instance (Level100+) [#ld4ebaaf] -週ごとに変わる指定インスタンスをクリアすると報酬が貰える''Featured Instance''が実装されています。詳細は[[Featured Instances>Instance/Featured Instances]]を参照してください。 *** Flora System (Level100+) [#k330b8b5] -北イシリアン以降の地域で植物を採集して、Herbalistに渡してアイテムと交換できるようになりました。詳細は[[Herbs>Game Systems/Herbs]]を参照してください。 *** Allegiance Sysytem(level20+) [#g7ba4cfe] -人間、エルフ、ドワーフ、ホビット、Zhélruka(ドワーフの別氏族)のいずれかの陣営に忠節を誓い、それぞれに用意されたクエストを行ったり装備を交換したりできます。詳細は[[Allegiances>Game Systems/Allegiances]]を参照してください。 *** Delving System (Level CAP((その時点でのプレイヤーの最大レベル))) [#c0a97128] -Missionシステムの難易度をプレイヤーが変更して、難易度に応じた報酬を受けられるようになりました。 ** コメント [#comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する