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#author("2018-11-18T12:27:31+09:00","","")
* オルサンク [#z1342c70]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Orthanc|
|~その他の呼び名|オルサンクの塔(Pinnacle of Orthanc, Tower of Orthanc)|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「牙の山(Mount Fang)」または「分岐せる塔(Forked Height)」の意。[[ローハン語]]の古語では偶然にも「狡猾な心(Cunning Mind)」を意味する(([[古英語]]で'''orþank'''は狡猾(cunning device)の意味。))。
[[アイゼンガルド]]の中心に建つ塔で、[[サルマン]]の居城。[[パランティーア]]の一つが置かれていた。

>しかしこれは人間業で作られたものとは見えず、その昔山々が苦しみ悶えた時大地の骨からもぎ取られてできたもののように見えました。これは岩の峰であり、岩の小島であって、黒々と硬い輝きを放っていました。多面の石を用いた四本の巨大な脚が一つに合わされているのですが、頂上近くでその脚はそれぞれ大きく口を開けた角笛の形に開き、尖塔はどれも槍の穂先のように鋭く、短剣の刃のように鋭利でした。尖塔の間に狭い空間があって、奇妙な記号を記したそこの磨かれた石の床に立つと、広場から五百フィート上になるのでした。これがサルマンの城塞、オルサンクでした。((『[[指輪物語]] [[二つの塔]]』「アイゼンガルドへの道」))

*** 構造 [#kce39b24]

多面な表面を持つ漆黒の岩のような物質で形作られている。高さは約500フィート(約150メートル)。
石脚の間、東側に一つだけ大きな戸口があり、戸口までは27段の石段で上るようになっていた。戸口の上には鉄柵で囲われた&ruby(バルコニー){露台};がある。
壁面には外に狭く内に広い狭間窓が、組み合わさった4つの尖塔のすぐ下まで続いている。
塔の頂上、4つの尖塔の間には狭い空間があり、[[サルマン]]が星を見るために用いていた([[ガンダルフ]]はこの場所に幽閉された)。

塔にはいくつもの秘密の仕掛けがあり、内部からはサルマンが要塞地下に張り巡らせた機械仕掛けを操作することができた。

*** 歴史 [#i7cc473b]

流離の[[ヌーメノール人]]によって、[[アイゼンガルド]]の拠点とするべく築かれる。内部には七つの[[パランティーア]]の内の一つが置かれた。
[[カレナルゾン]]に[[ローハン]]が建国されると、アイゼンガルドは[[ゴンドール]]が領有する飛び地となり、オルサンクの塔は閉ざされてその鍵は[[執政]]家によって保管された。やがてゴンドールの国力の衰微によってアイゼンガルドは放棄されたが、オルサンクは閉ざされていたため何人にも侵入されることはなかった。

[[第三紀]]2759年、[[白のサルマン>サルマン]]が執政[[ベレン>ベレン(エガルモスの息子)]]からオルサンクの鍵を受け取り、この地に移り住む。こうしてアイゼンガルドはサルマンの租借するところとなり、オルサンクは彼の居城となった。サルマンは塔の内部を捜索してパランティーアを発見し、密かに我が物とする。
やがて堕落したサルマンはアイゼンガルドとオルサンクの領有を宣言し、[[ゴンドール]]と[[ローハン]]に敵対するようになった。
当初はゴンドールもローハンもサルマンによって助けられたが、やがて堕落したサルマンはアイゼンガルドとオルサンクの領有を宣言し、[[ゴンドール]]と[[ローハン]]に敵対するようになった。

[[大いなる年]]、[[ガンダルフ]]はサルマンに呼び寄せられてオルサンクの頂上に一時幽閉されたが、[[グワイヒア]]によって救出される。
[[角笛城の合戦]]に相前後して、アイゼンガルドは[[ファンゴルンの森>ファンゴルン]]の[[エント]]に攻撃されて廃墟と化す。だがオルサンクはヌーメノール人の高度な技術により建造されていたため、エントの力を持ってしても無数のひっかき傷とわずかな薄片をはぎ取ることができただけで、破壊することができなかった。サルマンは塔の内部に逃れて一命を取り留めたが、エントは要塞を水没させてサルマンを塔に閉じ込める。
その後、[[ガンダルフ]]が[[セオデン]]らを連れてサルマンに降伏を勧告するために塔の下までやってきたが、サルマンは降伏を拒絶してあくまで塔に閉じこもる。この時、同じく塔に閉じ込められていた[[蛇の舌]]が上階から[[パランティーア]]を投げ落とした。

[[指輪戦争]]の終結後、サルマンは蛇の舌を連れてオルサンクから脱出する。この時[[木の鬚]]は、彼からオルサンクの鍵を取り上げた。鍵は[[エレスサール王>アラゴルン二世]]が[[仲間達>指輪の仲間]]との別れのためにこの地に立ち寄った際、王に返却された。こうしてオルサンクの塔は再び[[ゴンドール]]の管理下に戻った。

『[[終わらざりし物語]]』によると、残った[[パランティーア]]を再びオルサンクに置くことを考えたエレスサール王が塔内を捜索した際、隠された鋼鉄の小部屋が[[ギムリ]]によって発見される。小部屋には[[イシルドゥア]]が[[一つの指輪]]を納めて首にかけていた鎖つきの金の小箱と、彼が身に付けていた[[エレンディルミア]]が保管されていた。サルマンが[[あやめ野]]付近を捜索していて見つけたものであろうと推測される。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

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[[サルマン]]と[[ガンダルフ]]が対峙した、[[パランティーア]]が置かれていた部屋から屋上近くまで、中空構造になっているようである。

*** 画像 [#f12c1ecc]

&ref(0705.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるアイゼンガルドとオルサンク);

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(アイゼンガルド/ScreenShot00439.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるアイゼンガルドとオルサンク); &ref(アイゼンガルド/CHOoMCEUIAAHqBF.jpg large.jpg,,20%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるアイゼンガルドとオルサンク);(([[クリストファー・リー]]の訃報が流れた直後に『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』公式Twitter、Facebookなどに掲載された画像で、[[白の手]]の旗が半旗になっている))

** コメント [#Comment]

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