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(おおかみ)

概要

カテゴリー種族動物
スペルwolves
異訳オオカミ
その他の呼び名ドラウグ(draug)

解説

シンダール語ではドラウグ。上古の時代から自由の民と敵対する猛獣。冥王モルゴスサウロン)の手先やその軍勢の中にもよく見られ、指輪戦争においてはアイゼンガルドサルマンの軍勢の中にもいた。状況次第ではオークと共に戦い、狼乗りのような形で連携する場合もあった。
狼の中には判明している限りで以下の種類があるが、これらも作中では単に狼と呼ばれる場合が多い。

巨狼 (Werewolves)
狼の姿をした悪霊。
ワーグ (Wargs)
ロヴァニオンに生息する凶悪な狼。
白狼 (White Wolves)
凶年の冬に北方からエリアドールへ侵入した狼。

狼乗り (wolfriders, wolf-riders)

邦訳『指輪物語』では「騎狼隊」とも訳される。狼に乗った者(主にオーク)のこと。

ホビットの冒険』によると、霧ふり山脈ゴブリン(オーク)が略奪を行う際にはワーグに乗って移動する場合があった。ただしゴブリンがワーグを使役しているのではなく、両者はあくまで利害が一致した上で協力し合う関係だった。

狼乗りは闇の勢力の軍勢によく見られ、古くはニアナイス・アルノイディアドモルゴス軍に狼乗りがいたとされる。
五軍の合戦ではワーグに乗ったゴブリンの狼乗りがゴブリン・ワーグ連合軍の前衛であり、指輪戦争でもサルマンの軍勢の前衛は褐色人の騎兵とオークの狼乗りであった。

オークの狼乗りたちは、緻密な隊列を組んだ秩序だった兵士たちを非常にうまくかわして、たいていは孤立した隊を襲うか逃げる者を駆り立てるかした。しかし必要ともあらば、むこうみずな獰猛さを発揮して、馬の腹をめったぎりにしながら、どんな騎兵隊の中をも突破することができた。*1

コメント

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  • ファンタジー作品で時々見かける「イノシシに乗るオーク」って何が元ネタなんでしょうかね? こっちだと狼乗りなのに。 -- 2017-04-14 (金) 23:51:29
    • オークはしばしば豚面で表現されることがあるのでそのイメージを引きずってるんだと思います。豚が狼に乗ってたらギャグになっちゃいますし。 -- 2017-06-19 (月) 03:21:58
      • 中つ国のオークはゴリラとかヒヒ -- 2017-06-19 (月) 03:32:56
      • ジャパニーズオークがなぜ豚面になってしまったのか?というとおそらく、西方由来の仏教的な意味での鬼、地獄の獄卒である牛頭馬頭(人間の体に動物の頭部を備えた怪物)のイメージからだと思われる。日本の70年代80年代は、日中国交正常化に伴っての中国文化ブームの広がりの一環で、西遊記の猪八戒が一般人にもより広く受けいられるようになったのも影響していると思われる。 -- 2018-11-04 (日) 21:21:57
      • でも、原作でもオークは、キィキィと豚みたいな鳴き声をあげるシーンが何度かあるよ。 -- 2018-11-05 (月) 18:43:33
      • 今じゃ単純に下品な感じがするからって理由だろうね -- 2018-11-05 (月) 18:55:11
      • アニマルヘッドにすることでオークが一見して極めて明白に人外の存在であると容易に提示できるので、RPGでプレイヤーのアバターキャラクターが「人間と同じ言葉が言葉が通じる二足歩行の知的生命体」を一方的に直接殺傷する場面での心理的抵抗感が減少する効果が期待できるというのも有りそう。たぶん、殺人タブーに関わる問題を含んでいる。 -- 2018-11-05 (月) 21:24:32
    • 猪に乗るオークは、トールキンみたいなお堅いファンタジーに出てくる出てくる絶対悪(の下僕)じゃなくて日本産ファンタジーに出てくる愛嬌のある亜人ってイメージ。 -- 2018-04-01 (日) 01:11:31
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*1 終わらざりし物語』「アイゼンの浅瀬の合戦」註五

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Last-modified: 2018-11-05 (月) 21:24:32 (13d)