Volume I. Shadows of Angmar (第一部 アングマールの影)


ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』エピッククエスト Volume I. Shadows of Angmar (第一部 アングマールの影)のストーリー。
日本語版『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』では第一部十四巻までしか実装されなかった。そこまでの訳は『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』日本語版に従っている。本文中において、公式の日本語訳が存在しない単語は、緑文字で表記している。

Prologue (序章)

イントロ終了後、種族によってスタート地点が異なる。人間はブリー郷アーチェト村、ホビットは大堀町、エルフはエレド・ルインのケロンディム、ドワーフはエレド・ルインのトーリンの館に移動する。そこからエピッククエストの序章が始まる。

Bree-land Epic Prologue (ブリー郷物語のプロローグ)
アーチェト村の英雄」に話があると、野伏のトラダンが冒険者を捜していた。彼に頼まれた冒険者は、アーチェト村でモルグルの刃に刺され、その後ブラックウォルドに囚われたアムディア救出に協力する。冒険者がブラックウォルドの情報を集めるうちに、ブラックウォルドがワーグと狼を交配させて子を産ませようとしていることを知った。そこで冒険者は母狼と狼使いのジャガー・ジャックを殺し、狼の餌に毒を盛って狼根絶を図る。その後冒険者は、ブラックウォルドの隠れ家に入ってアムディアを発見した。だがアムディアは正気を失い、トラダンたち仲間だった野伏を殺して逃げ去った。野伏はこの知らせを、躍る小馬亭にいるアラゴルンに伝えるように言った。(この後Book 1: Stirrings in the Darknessに続く)
Shire Epic Prologue (ホビット庄物語のエピローグ)
ロベリア・サックビル=バギンズが、ホビット庄の外れにゴブリンがいると聞き、どうにかするよう冒険者に要求してきた。
冒険者が岩村に行くと、穴造家のパンジーが「ゴブリンの歯」を見つけたと主張していた。張り込みのプリムストーンはそれが本物かどうか疑い、緑野で野営をしている野伏のハルロスに見せるようにいう。だがハルロスによると、本当に緑野の北にゴブリンの野営地が2つも作られていた。
この知らせをプリムストーンに持って帰ると、今度はゴルフィンブルの頭蓋骨が岩村の石切り場で見つかったと騒ぎになっていた。
冒険者は穴造家のウィルコムに頼まれ、回収したゴルフィンブルの頭蓋骨を牛うなりの棍棒と一緒に保管するべく、マゾム館へと向かう。すると牛うなりの棍棒は、マゾム館からプリムストーンが持ち出した後だった。彼はその棍棒を使って、自分でゴブリンを退治できると信じていたのだ。
一方ハルロスの調べによると、ゴブリンのリーダーのルバハは、自分がゴルフィンブルの後継ぎで、ゴルフィンブルの野望を達成するべきだと、アングマールの北から来た男に吹き込まれたという。そこで冒険者はゴブリンの野営地に潜り込み、ルバハを倒してプリムストーンを助け出した。だがハルロスはホビット庄が無防備だと心配しており、警告を躍る小馬亭にいるアラゴルンに伝えるよう頼んだ。(この後Book 1: Stirrings in the Darknessに続く)
Ered Luin Epic Prologue (Elf Path) (エレド・ルイン物語のエピローグ(エルフの道))
エレド・ルインのエルフである、カルダヴォールの息子のアヴォルサルが、ドゥイルロンドからケロンディムへ向かう途中で行方不明になった。冒険者がアヴォルサルの行方を捜すと、彼はオークに捕まり、それからドワーフに引き渡されたことがわかった。ドルハンドのドワーフは、長鬚族の宝物庫から奪った金を使い、アヴォルサル誘拐を依頼していたのである。(この後Ered Luin Epic Prologue (United Path)に続く)
Ered Luin Epic Prologue (Dwarf Path) (エレド・ルイン物語のエピローグ(ドワーフの道))
トーリンの館は無事長鬚族の手に戻ったが、ドルハンドが宝物庫から金を奪っていた。ドルハンドを目撃したツグミによると、ドルハンドはゴブリンに制圧された町に金を持っていったという。その町に冒険者が潜り込んだところ、ドルハンドがゴブリンに金を払って、エルフの王子アヴォルサルを誘拐させたことがわかった。(この後Ered Luin Epic Prologue (United Path)に続く)
Ered Luin Epic Prologue (United Path) (エレド・ルイン物語のエピローグ(繋がった道))*1
エルフドワーフの間の緊張が高まったため、冒険者は野伏のラングラスに仲介を頼う。冒険者と野伏は、ドルハンドのドワーフを攻撃してアヴォルサルを助け出す。
アヴォルサルの救出に成功した冒険者達は、彼からラス・テライグにゴブリン軍が集結しているという話を聞く。そこで野伏はエルフとドワーフの同盟軍を集め、ラス・テライグのゴブリン軍を攻撃。冒険者もその攻撃に加わる。
だがスコルグリムは逃げ去り、ブリー郷の方面へと逃げていった。ラングラスはこの知らせを、アラゴルンに伝えるように言った。(この後Book 1: Stirrings in the Darknessに続く)

Book 1: Stirrings in the Darkness (第一巻 暗闇の撹拌)

冒険者は、ブリー村躍る小馬亭にいる馳夫(アラゴルン)のもとにやってきた。アラゴルンは、サルマンの手先である盗賊団ブラックウォルドと戦う野伏を支援するよう、冒険者に依頼してきた。野伏のアムディアは、モルグルの刃に刺され、さらに敵の手に落ちてしまっていたのだ。冒険者はブラックウォルドの首領エオガンと、サウロンの僕カルグルとなったアムディアを殺す。
一方で、スコルグリム?はブラックウォルドの生き残りを、アングマールのために働かせようとしていた。だがブラックウォルドがそれを拒否したため、スコルグリムはブラックウォルドのリーダーを殺し、ブラックウォルドは壊滅することになった。
その後スコルグリムは姿を消してしまったため、冒険者は一時アラゴルンの元に戻る。アラゴルンはホビット山の下氏を捜しているが、山の下氏はバック郷を出た後、行方がわからなくなっているという。アラゴルンは、黒の乗手が山の下氏を襲撃するのではと心配していた。
冒険者はバック郷に向かい、山の下氏ことフロド・バギンズの家に行って、そこでフレデガー・ボルジャーに出会った。そしてフロドが古森へ行き、さらにその後をクリバインが追っていったことを知る。冒険者はクリバインを捜すため、トム・ボンバディルの力を借りる。彼の助けにより冒険者はクリバインを見つけ、クリバインの使い手アンドラステを倒すが、塚山丘陵にある大塚山オスロングロスにナズグルが向かっていったことを冒険者は知った。
オスロングロスに入り込んだ冒険者は、トム・ボンバディルの力によって亡霊サムブログを打ち破るが、そこにいた魔王と血塗られた手のアイヴァー、そしてドルハンドのスコルグリムは逃亡した。
冒険者はブリー村に戻るが、アラゴルンがフロド達と共に躍る小馬亭を去っていた。その代わりに、ガンダルフが躍る小馬亭にいるのを見つける。ガンダルフは裂け谷へ向かうことにするが、冒険者達にはイスタリの一人であるラダガストに会うように告げた。

Book 2: The Red Maid (第二巻 赤の乙女)

さびし野にいるラダガストは、アガマウアの腐敗を調査していた。その腐敗は、アングマールとルダウアの亡霊がもたらしたものだった。
その地では、ゴールドベリの姉妹である乙女が泉のほとりに住んでいた。だが、アングマールの手先となったルダウアが泉に生贄の血を流し続けて泉は赤沼となる。乙女はその血に汚染されて「アガマウアの赤の乙女」と呼ばれる邪悪な存在になってしまった。また、アルセダインの戦士の一部はアングマールと戦おうとしなかったため、ヤールワイン・ベン=アダールによって呪われ、亡霊となって中つ国に縛られていた。
赤の乙女は、周囲の生き物をことごとく破滅させた後眠りに落ちていたはずだが、アングマールよりやってきた“血塗られた手”のアイヴァーによって再び呼び起こされていた。冒険者はラダガストと共にアガマウアのガルス・アガルウェンに入り、ラダガストや亡霊、そしてさびし野に住むエグラインの人々と力を合わせ、アイヴァーを撃退する。その後冒険者は、野伏を支援するため北連丘へと向かう。

Book 3: The Council of the North (第三巻 北方の会議)

ハルバラドに頼まれてフォルノストの偵察を行った冒険者は、フォルノストの廃墟が再びアングマールの手先によって占領されたことを知る。このままでは、アングマールの手先のオークが南下し、ブリー郷を襲撃するだろう。そこで冒険者はハルバラドに頼まれ、構脚橋の人間、ドワーフドーリエルフギルドールを説得。これらの人々の力を合わせて、アングマールに抵抗するための力を集結させる。その過程で構脚橋がオークに攻撃されたが、ハルバラドと冒険者はこの攻撃を撃退。その後ハルバラドは、冒険者を裂け谷へと向かわせた。

Book 4: Chasing Shadows (第四巻 影を追って)

裂け谷には、フロド達一行が無事に到着していた。黒の乗手ことナズグルブルイネンの浅瀬で洪水に流されて姿を消していた。冒険者はエルロンドの依頼により、レゴラスエルラダンエルロヒア、グロールフィンデルの手を借りて、消息を絶ったナズグルを追跡するが、手がかりは得られなかった。
だがエルラダンは、トロルの森でオノドリムが発見されたという話を聞き、そのオノドリムなら黒の乗手の行方を知っているかも知れないという。だが冒険者がオノドリムに会いに行ったところ、本物のオノドリムではなく木トロルだった。冒険者はこのことをレゴラスに相談すると、彼はナズグルが木トロルに力を貸し、行動を起こさせているのではないかという。そこで冒険者はレゴラスと共にトロルの森の奥地へ入ると、ナズグルの手先であった木のトロルを発見し、これを倒す。だがナズグルは霧ふり山脈へと逃れた。

Book 5: The Last Refuge (第五巻 最後の隠れ里)

エルロンドは、逃れたナズグル霧ふり山脈にいるゴブリンを使い、裂け谷を襲撃してくるのではないかと恐れていた。そこでエルロンドは冒険者に、裂け谷北の野営地にいるグローインの助けを得るように言った。
グローインによると、ガビラザンという古いドワーフの砦に、ナズグルとスコルグリムがいるらしい。冒険者はギムリと共にガビラザンへ生き、スコルグリムを倒すことに成功する。だがナズグルは姿を消し、ヘレグロドへと逃れていった。
ヘレグロドの宝物庫には、かつてドゥリン五世によって倒されたトログの死体が残っていた。ナズグルは配下のドゥラゴスに儀式を行わせ、トログを復活させ、トログを操って裂け谷を攻撃させようとしていたのだ。
トログは蘇ったが、冒険者の妨害によってナズグルはトログを操ることには失敗し、トログはどこかへと飛び去っていった。冒険者はナズグルを退散させた後、裂け谷へと戻る。

Book 6: Fires in the North (第六巻 北の炎)

かつて、アングマールで行方不明になっていた野伏が発見されたという知らせが、北連丘エステルディンより裂け谷へと届いた。冒険者はアラゴルンに頼まれ、詳しい話を聞くために現地へ向かう。
エステルディンにいる野伏のダエアヴンによると、アングマールの山岳人の村に野伏のコルニアがいるという。コルニアは、別の野伏ゴロディアによって率いられた一団の一人だった。ゴロディア達はアラゴルンの命に背いてアングマールの奥深くへ行り、そのまま行方不明となっていたのだ。
冒険者は、ドゥーネダインと友好的な山岳人の村にいたコルニアに会う。彼によるとゴロディア達は、ランマス・デルオンにあった見張り石の前を通過しようとした。だが彼らのうち最後のほうに通過しようとしたものは、見張り石が発した邪悪な力によって死んでしまったという。残るようゴロディアに言われていたコルニアは生き残ったが、彼は見張り石の邪悪な力のため、ランマス・デルオンを通過することが出来なかった。その後も彼は、ゴロディア達の後を追おうと見張り石の前を通過する方法を探し続けていたが適わず、ついにエステルディンに連絡を取ったのだという。
冒険者はコルニアの話をもとに、石でできた心臓を発見する。その心臓の力を使えば、ランマス・デルオンの見張り石の力に対抗することができる。ランマス・デルオンの通過に成功した冒険者は、アングマール南方にあるドワーフの拠点を捜してゴロディアの部隊の生き残りを見つけるよう、コルニアに頼まれる。

Book 7: The Hidden Hope (第七巻 隠された望み)

ランマス・デルオンを通過してアングマール東部に行くことができた冒険者は、ガビルシャスーアというドワーフの野営地を発見。そこに、ゴロディアの部隊の生き残りである野伏ブレイジャールがいるのを見つけた。彼によると、アングマール北方のガス・フォルスニーアに、野伏の野営地があるという。
ガス・フォルスニーアには、ゴロディアの娘のロルニエルがいた。彼女の話によると、ゴロディアは現在カルン・ドゥームの地下牢に幽閉されているという。
冒険者は、カルン・ドゥームへの侵入方法が暗黒語で書かれている巻物を、野伏に協力的な山岳人のラグナールから入手する。その巻物を見たエルロンドによると、カルン・ドゥームの門を開くには鍵が必要だという。そこで冒険者はドワーリンに依頼して、カルン・ドゥームの門の鍵を作ってもらう。それから冒険者はロルニエルと共に、カルン・ドゥームの門を開いた。
そこには、カルン・ドゥームの執政モルディリスがいた。モルディリスはゴロディアを連れてくるが、彼の目の前でモルディリスはロルニエルを殺してしまった。ゴロディアは冒険者により救出されたが、パランティアを無理矢理見せられていたゴロディアは衰弱しており、さらに目の前で娘を殺されたことで、すっかり絶望してしまった。

Book 8: The Scourge of the North (第八巻 北方の惨劇)

ゴロディアの仲間のライルダンは、ゴロディアを奮起させるため、彼の武具をカルン・ドゥームから奪回することを提案する。冒険者によって、かつてゴロディアが使っていた剣と鎧下、そしてゴロディアのものではないが、ゴンドール産の盾がカルン・ドゥームから回収された。
これらの武具は、エステルディンの野伏ダエアヴンとトラム、そして裂け谷の鍛冶職人ヘメルディアによって鍛え直される。剣はエルロンドによって祝福され、「西の復讐者」を意味するドゥナシャールという名が新たに与えられた。
それらの武具を受け取ったゴロディアは気力を取り戻し、モルディリスへの復讐を誓う。そしてゴロディアは冒険者と共にカルン・ドゥームの最深部へと侵入し、モルディリスを倒すことに成功した。だがモルディリスはどこかへ逃げ去り、さらに突如謎の老婆サラ・オークハートが現れ、モルディリスが持っていたパランティアを奪い持ち去ってしまった。

Book 9: Shores of Evendim (第九巻 イヴンディムの湖岸)

カルン・ドゥームでの出来事を聞いたガンダルフは、サラ・オークハートという人物に興味を示し、彼女を捜し出すようにいう。そのサラが残していたメモを、ゴロディアが発見していた。冒険者はメモに従い、サラに会うため、アングマールの砦の一つバラド・グラランへと向かう。するとそこにいたサラは、自分の正体がサウロンの配下アマルシエルであることを明かす。アマルシエルはパランティアを使ってサウロンを呼び出し、南方からの援軍を要請した。
その援軍「南方の従者」がモルディリスの騎士ではないかという話をゴロディアから聞いた冒険者は、モルディリスの騎士がアマルシエルと合流しないように彼らを倒す。それから冒険者はライルダンに会い、アマルシエルについての詳しい話を聞く。
アマルシエルは、フォルノストを陥落させ北方王国を滅亡させた、かつてのアングマールの軍勢の中にいた魔王の配下だった。アマルシエルはフォルノストの戦いで死んだと思われていた。だが今再び現れたアマルシエルは、当時失った力の証、ナルクイルを見つけ出そうとしているのだと推理。そのためにパランティアを入手した彼女は、パランティアの力を最大限に使うため、アンヌーミナスのパランティアが置かれていた台座に行くであろうと想像した。
イヴンディムにやってきた冒険者は、カレングラド率いるイヴンディムの野伏とともにアマルシエルの動きを探る。アマルシエルは、黒きヌメノール人をアンヌーミナスに呼び寄せ、アンヌーミナスを支配しようとしていた。

Book 10: The City of Kings (第十巻 王の都)

アンヌーミナスでの戦いは続いていた。ライルダンがアングマールからイヴンディムにやってきて、カレングラドに力を貸すことにする。ライルダンによると、アマルシエルはかつてフォルノストを陥落させた戦いで、ナルクイルという指輪を持っていた。ナルクイルは、敵を魅了し戦意を喪失させてしまう指輪で、多くのものがナルクイルを身につけたアマルシエルの美の虜となって武器を置き、そのままアマルシエルの刃にかかって死んだという。だがアマルシエルはリンドンのエルフによって倒され、その時ナルクイルを失った。今再び現れたアマルシエルは、パランティアの力を使ってそのナルクイルを見つけ出そうとしているのだとライルダンは語った。
この話を聞いたカレングラドは、アマルシエルの目を自分たちに引きつけてナルクイルを捜索する時間を与えないようにするため、冒険者をアンヌーミナスに派遣、アンヌーミナスを占領しようとするアングマール軍と戦う野伏の手助けをさせる。
その合間に野伏のトルヒリオンは、アマルシエルに忠誠を誓った黒きヌメノール人である魔術師モルドランボールが、エレンディルの墓であるハウズ・エレンディルへ行くという情報を入手する。冒険者とカレングラドは協力し、モルドランボールを捕虜にすることに成功した。
モルドランボールの話から、アマルシエルはかつてアンヌーミナスのパランティアが置かれていた、バラド・ティロンに向かうことが推測された。アマルシエルはそこでパランティアを使い、ナルクイルを探し出そうとしているのだろう。
冒険者は、かつてパランティアに触れたことがあるゴロディアと再会し、パランティアをどう扱えばいいのかの助言を受ける。だがその間に、モルドランボールを一人で尋問していたライルダンは、モルドランボールに何を吹き込まれたのか、アマルシエルと対峙するため、ひとりで出陣してしまった。
ライルダンの後を追った冒険者と野伏達は、アマルシエルからパランティアを奪回することに成功する。しかしライルダンはアマルシエルに囚われてしまった。さらにアマルシエルは、既にパランティアの力を使い、ナルクイルのありかの手がかりを得た後だった。

Book 11: Prisoner of the Free Peoples (第十一巻 囚われの自由の民)

モルドランボールが、見張りの野伏を殺害して逃亡した。その後モルドランボールとアマルシエルは、ナルクイルを見つけるためにアングマールの軍隊を率いて、トロルの森の廃墟の捜索を開始する。
冒険者達は、その後を追ってナルクイルを先に見つけようとする。その過程で、現在のアマルシエルの体は、ライルダンの娘ナルメレスのものであったことを知る。ナルメレスはアマルシエルに取りつかれていたのだ。その後ライルダンはナルメレスを幽閉し、サラ・オークハートという老婆とともにナルメレスを世話しながら、ナルメレスからアマルシエルの霊を取り除こうとしていた。だがその前にモルディリスがやってきて、ナルメレスをアマルシエルとして連れ去ってしまったのである。その後アマルシエルはサラに成り代わって、正体を隠していたらしい。
それらの事実を知った冒険者の前に現れたモルドランボールは、自分たちが既にナルクイルを発見したと宣言して立ち去る。だがエルロンドは、これは嘘であると見抜く。ナルクイルのありかは、ライルダンが知っているはずだと言った。

Book 12: The Ashen Wastes (第十二巻 灰燼の荒野)

アマルシエルは、捕らえたライルダンをアングマールに護送し、ナルクイルの在り処を喋らせようとしていた。冒険者は野伏と共にライルダンの救出に向かう。その中で野伏が犠牲になったがライルダンの救出には成功し、ナルクイルも発見する。だがナルクイルは、2つに割れた片方の破片しかなかった。
エルロンドやガンダルフたちの会議に出たライルダンは、ナルクイルについての話をする。ライルダンはフォルノストでアマルシエルから指輪を奪い、その指輪を破壊した。そして、現在行方不明であるもうひとつのナルクイルの破片は、ライルダンの友人であるアイアリルが持っていたという。アイアリルは、アルヴェドゥイを救出した際に死んだため、今はフォロヘルの氷の中にあるという。
ライルダンは、ナルクイルの力があれば、ナルメレスをアマルシエルの霊から解放することができると信じていた。そしてエルロンド達の反対を押し切り、自分の娘を救うまで決して休むことなくナルクイル探索を続けると誓う。

Book 13: Doom of the Last King (第十三巻 最後の王の運命)

ナルクイルのもう片方の破片は、フォロヘルにある可能性があるとライルダンはいう。そこで冒険者はフォロヘルへと向かい、アルヴェドゥイの亡霊に遭遇する。冒険者はアルヴェドゥイから、アイアリルは船と共に海に沈んではいなかったという話を聞く。ロスソスの族長イルヤナは、アルヴェドゥイの船が沈んだ後アイアリルが身を潜めていたと思われる洞窟を教えてくれた。そこで冒険者は、ロスソス族の予言者サイヤの助けを得て、その洞窟へと向かう。
その結果、アイアリルが亡くなった洞穴を発見したが、そこにモルドランボールが現れる。モルドランボールはアマルシエルを裏切って、アングマールの実権を握ると宣言。ところが、ここまで冒険者を導いてきたフォロヘルの民のサイヤは、アマルシエルが化けた姿だった。アマルシエルがモルドランボールと戦っている間に、冒険者はナルクイルの破片を入手し、裂け谷へと持ち帰った。

Book 14: The Ring-forges of Eregion (第十四巻 エレギオンの指輪鉱炉)

ライルダンは、裂け谷からナルクイルの破片を持って単身でエレギオンへと行ってしまった。ライルダンが使っていた裂け谷の部屋に残されていた日記を調べると、ライルダンがアングマールのサンマス・バウルで幽閉され拷問を受けたときの記録が残っていた。それによるとライルダンはアマルシエルに騙され、ナルクイルを鍛え直せばナルメレスを救えると吹き込まれてしまったらしい。
エルロンドは、アマルシエルがどうやってナルクイルを鍛え直そうとするかを知ろうと、力の指輪を鍛えたケレブリンボールの記録を調べる。だがケレブリンボールは、指輪作りについてあまり情報を残していなかった。だがかつて、ケレブリンボールが指輪を鍛えた地であるエレギオンに住んでいたエルフ、エグラミーアなら、何か知っているかも知れない。
エグラミーアの話によると、アマルシエルはナルクイルを鍛え直すため、エレギオンの廃墟にある指輪鉱炉に再び火を入れようとするだろうという。冒険者は、指輪を鍛えるのに必要な工具と、ふいごを作るのに必要なの皮を奪おうとするが、それらは再び現れたモルドランボールが持ち去ってしまった。
そこで冒険者は、急いでエレギオンの指輪鉱炉があったミロベルに向かうが、既にアマルシエルの手によってナルクイルは鍛え直されてしまっていた。
そこにモルドランボールが現れ、アングマールの真の王が呼んでいるとアマルシエルに告げる。アングマールの真の王、モルディリスが復活し、恐るべき獣に乗ってやってきたのである。モルディリスはサウロンの命令として、モルドランボールにナルクイルを渡すように命じる。だがアマルシエルはこれを拒絶し、ナルクイルの力でモルディリスを倒そうとするが、返り討ちに遭ってしまった。
倒れたアマルシエルにモルドランボールがとどめをさそうとしていたところライルダンが現れ、モルディリスの正体が、かつてのゴンドール最後の王エアルヌアであることを明かす。モルドールで魔王に囚われ長き責め苦にあい、サウロンの力に抵抗することの無意味さを諭されたエアルヌアは、今や魔王の忠実な召し使いとなってしまったのである。
だがモルディリスはライルダンの言葉を拒絶し、モルドランボールにライルダンを殺させる。その時アマルシエルはナルメレスとしての自分を取り戻し、ライルダンを「お父様!」と呼ぶが、全ては遅かった。モルディリスとモルドランボールは去っていき、アマルシエルは裂け谷のエルフによって捕らえられた。

Book 15: Daughter of Strife (第十五巻 闘争の娘)

アマルシエル裂け谷のエルフによって、かつてライルダンやサラがナルメレスを世話していた場所である、トロルの森のデロッサドに幽閉された。冒険者はエルロンドとグロールフィンデルの依頼により、アマルシエルと面会する。
アマルシエルは、自分がナルメレスとしての自我を取り戻したと主張。その証しとして、エステルディンに避難してきた難民の中にモルドールの密偵がいると冒険者に教える。冒険者によってこの事実が確認されたあと、ナルメレスは自分の過去について語る。
かつてナルメレスはエレギオンにおいて、アンセロン(Antheron)*2という偽名を使っていたサウロンに接近され、指輪作りの技術の教えを受けた。その結果ナルクイルを作りだしてその虜となり、アマルシエルと化してしまったのだという。
冒険者はこれらの話をグロールフィンデルに報告。グロールフィンデルと冒険者は改めてナルメレスと面会する。その中でナルメレスは、自由の民を助け、ナルクイルとモルディリスを滅ぼすために戦いたいと願い出る。この願いは聞き届けられ、ナルメレスは冒険者と共にアングマールへ向かう。そしてライルダンの今わの際の言葉に従い、ドゥナシャールでもってモルディリスと戦うため、ゴロディアの娘ロルニエルと共に埋められていた、モルディリスと戦ったときに折れたドゥナシャールを発掘。それから冒険者はナルメレスと共に、アングマールにあるモルディリスの隠れ家ガドール・グラランへと向かう。
冒険者とナルメレスはガドール・グラランに侵入し、ナルクイルの力を使おうとしていたモルドランボールを撃破。アマルシエルはナルクイルを取り戻し、これを破壊した。さらに冒険者とナルメレスはモルディリスに対面。ナルメレスはドゥナシャールの柄本でモルディリスを突き刺し、モルディリスを完全に滅ぼす。だが自らも力尽きて倒れた。
この戦いの報告をゴロディア、グロールフィンデル、エルロンドに行った冒険者は、裂け谷にてライルダンが残した遺品と遺言を受け取る。遺言には、ライルダンの贖罪の言葉が綴られていた。

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*1 エルフまたはドワーフのエピローグを進むとこの話に繋がる
*2 シルマリルの物語』では、サウロンが使っていた偽名にアンセロンという名は登場しない。権利の問題で、オリジナルの名前が使用されている

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Last-modified: 2011-05-20 (金) 08:21:23 (2739d)