ミーム

概要

カテゴリー人名
スペルMîm
異訳ミム
種族小ドワーフ
性別
生没年不明~†第一紀(502)
イブンキーム(息子)

解説

最後の小ドワーフイブンキームの父。
強い者にはへりくだり、他者の弱みは嗤うといった卑屈な性格だが、自らの言葉を違えることはない矜持の持ち主でもあり、受けた仇を忘れることは決してなかった。

息子達と共に大地のパンを採りに出かけていて*1トゥーリン率いるガウアワイスに捕らえられる。そこで自らの身代としてアモン・ルーズにある住処を差し出し、これを「贖いの家」バル=エン=ダンウェズと呼んだ。(この時アンドローグキームを射殺されており、もし弓矢を取らば、弓矢によりて死するであろうと彼を呪った)
そのままガウアワイスと共にアモン・ルーズで暮らし、トゥーリンとはいくらか心を通わせるまでになる。だがベレグが一党に加わると、嫌っているエルフでなおかつトゥーリンの心腹の友である彼に憎しみを向けるようになった。

やがて食糧を捜しに出かけていたところをオークに捕らえられ、今度はオークに対する身代としてバル=エン=ダンウェズへの襲撃を手引きするはめになった。
その結果ガウアワイスは殺され、トゥーリンは連れ去られる。ミームは生き残ったベレグにとどめを刺そうとしたが、反撃されて恐れをなして逃亡し、この時ベレグからハドル家の復讐は、いつか必ずおまえの身にやってくるぞ!と予言された。

その後、グラウルングが去ったナルゴスロンドの廃墟に入り込み、その財宝と戯れて独り暮らした。だがベレグに予言された通り、そこにやってきたフーリンの手で殺された。

コメント

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  • 財宝と戯れ、英雄を陥れるその姿はワーグナーの『ニーベルングの指輪』に登場する強欲な小人ミーメがモデルかも。 -- トミー
  • どうしようもなく哀れな奴・・・・。 -- ホビット 2008-08-15 (金) 17:01:05
  • トゥーリン一党が息子にしたことを思えば、むしろ復讐して当然ではある……。巨大な歴史の流れに巻き込まれたのは不幸だった。 -- 「ど」の字 2008-09-20 (土) 14:20:30
  • The Chuldren of Hurinではイブンを人質に取られています。たったひとりの肉親の命がかかっていては、裏切る以外の選択肢はなかったでしょう。 -- 2011-09-19 (月) 12:26:48
  • わけもなく息子を殺されて、その一党に対して忠誠心を持てというのはいくらなんでも酷。英雄に関わった普通の人(ドワーフだけど)の不幸だな、かわいそうに。 -- 2012-10-23 (火) 23:50:38
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*1 彼の荷の中には根くずの他に石ころもあり、草稿の中にはそこに黄金が隠されていたという示唆があるものもある。

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Last-modified: 2017-01-20 (金) 11:10:42 (696d)