ギル=ガラドの没落(ぼつらく)

概要

カテゴリー詩・歌
スペルThe Fall of Gil-galad

解説

最後の同盟の戦いで戦死したノルドール上級王ギル=ガラドを歌った歌物語で、古代語(おそらくクウェンヤのこと)で書かれたものだという。
ビルボ・バギンズはその一部を共通語に訳してサムワイズ・ギャムジーに教えており、サムは風見が丘へ向かう道中の風見丘陵でこの詩を諳んじてみせて皆を驚かせた。サムによるとこの後にモルドールについての歌が続くというが、彼はそれを教わらなかった。

指輪物語』での邦訳*1

ギル=ガラドは、エルフの王なりきと、
竪琴ひきは、悲しく歌う。
との間にありし、
美しき自由のの、最後の王なりきと。
その剣は長く、その(やり)は鋭く、
輝く(かぶと)は、遠くより望みえたり。
(あま)が広野の無数の星は、
その銀の盾に、映りたり。

そのかみ王は、馬にて去りぬ。
いづちにか、知る人ぞなき。
むべぞかし、王の星おちて、
影の国モルドールに消えたれば。

英語原文

Gil-galad was an Elven-king.
Of him the harpers sadly sing:
the last whose realm was fair and free
between the Mountains and the Sea.

His sword was long, his lance was keen,
his shining helm afar was seen;
the countless stars of heaven's field
were mirrored in his silver shield.

But long ago he rode away,
and where he dwelleth none can say;
for into darkness fell his star
in Mordor where the shadows are.

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*1 旅の仲間』「闇夜の短剣」

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Last-modified: 2015-06-23 (火) 05:54:03 (1268d)