じゅう(詩歌)

概要

カテゴリー詩・歌
スペルOliphaunt
異訳

解説

イシリアンにおいてサムワイズ・ギャムジーゴクリに歌って聞かせた、ホビット庄に伝わるじゅう(ムマキル)についての歌。この歌は『トム・ボンバディルの冒険』にも「象」の題で収録されている。

邦訳

(ねずみ)の灰色、
家の大きさ、
蛇のような鼻で
わしが草原ふめば
大地はゆれるよ。
わしが村を通れば、
木々が折れるよ。
口には(つの)
わしは南方に住み
大耳をはためかす。
数えきれぬ昔から
わしはのそりと歩きまわり
死ぬ時でさえ、
地面には寝ない。
わしは、じゅうだ。
この世の最大のもの、
堂々と、老いて、山のよう。
一度でもわしに出会ったら、
忘れようとも忘れられぬ。
一度も見なけりゃ
わしがいると思われぬ。
だけど、わしは老いたじゅうだ。
嘘じゃないぞう。*1

原文

Grey as a mouse,
Big as a house,
Nose like a snake,
I make the earth shake,
As I tramp through the grass;
Trees crack as I pass.
With horns in my mouth
I walk in the South,
Flapping big ears.
Beyond count of years
I stump round and round,
Never lie on the ground,
Not even to die.
Oliphaunt am I,
Biggest of all,
Huge, old, and tall.
If ever you'd met me
You wouldn't forget me.
If you never do,
You won't think I'm true;
But old Oliphaunt am I,
And I never lie.

コメント

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  • こうやって読むと見事な脚韻だ -- 2018-03-28 (水) 04:43:07
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