西ベレリアンド†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | West Beleriand |
解説†
ベレリアンドのシリオン川より西、エレド・ウェスリン(影の山脈)の南に広がる、大海の沿岸に至るまでの地方。
北部にはシリオン川の上流とテイグリン川の間にブレシルの森が広がり、ハレスの族が住まっていた。
テイグリン川の西、ナログ川との間はタラス・ディルネンの平原であり、ここから南のファロス高地に至るまでのナログ川の流域はフィンロドを王とするナルゴスロンドの王国の領土であった。ナルゴスロンドの都はナログ川西岸のファロス高地の麓にある地下都市であった。
沿岸部のファラスはキールダンを領主とするファラスリムたちが住まっており、ブリソンバールとエグラレストの港があった。
ナログ川がシリオン川に合流するナン=タスレンの付近は花咲く無人の草原が広がっていた。バラール湾の沿岸、シリオンの河口に築かれたシリオンの港と、その西側のアルヴェルニエン一帯には、ニルナエス・アルノエディアドの合戦以降、北方での戦いに敗れたエルフや人間が落ち延びて定住した。
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