森の川†
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Forest River |
解説†
灰色山脈に源を発し、闇の森の北部を東流する川。森の中で魔の川が合流し、さらにエルフ王の岩屋の地下を流れる小川が森の東端付近で合流する。森から出た後はたての湖(沼地)の中を通り、最後はたての湖に注ぐ。
闇の森の王国とエスガロスを結ぶ水運路であり、特にたての湖(沼地)の拡大でエルフ道を含む闇の森への道が失われた後は唯一の安全な移動路ともなっていた。川はエルフ王(スランドゥイル)の保護下に置かれていたが、その維持管理や通行料のことで森のエルフと湖の人との間で諍いが起きることもあった。
『ホビットの冒険』において13人のドワーフは、ビルボ・バギンズの助力でエルフ王の岩屋の地下牢を脱獄した後、川に流される空樽の中に隠れて川を下った。また道中の一部では、ドワーフたちの存在に気付かない筏乗りのエルフ達によって樽は筏に組み合わされ、たての湖まで運ばれた。
いかだがかりのエルフたち(raft-elves)†
森の川での水運に従事する筏乗りの森エルフのこと。交易品を入れた樽(または返却する空樽)を結び合わせて筏を作り、森の川を行き来する。平底船に樽を積んで運ぶ場合もあったという。
エルフ王の岩屋の地下から流れ出る小川が森の川の本流と合流する地点に村を持ち、岩屋から流された空樽はそこで彼らに回収されて筏に組まれる。
画像†
映画『ホビット』における設定†
ボルグ率いるオークの襲撃の最中、ソーリンたちを追ってきたレゴラス、タウリエルらエルフと、樽に入ったソーリンたちがオークと戦いながら川の激流を下るという、アクションを重視した展開になっている。
樽の筏を操るエルフは登場せず、バルドが空樽を回収する艀の船頭として登場し、ソーリンたちはバルドの協力でエスガロスに潜入する。
コメント†
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