フェンゲル†
概要†
カテゴリー | 人名 |
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スペル | Fengel |
種族 | 人間(ロヒルリム) |
性別 | 男 |
生没年 | 第三紀2870~2953年(享年83) |
親 | フォルクウィネ(父) |
兄弟 | フォルクレド(兄)、ファストレド(兄)、姉1人 |
子 | 娘二人、センゲル(息子) |
解説†
マーク(ローハン)15代目の王。フォルクウィネの三男で第四子。
兄のフォルクレドとファストレドがゴンドールを救援するための戦いで討ち死にしたため、王位を継承した。だがフェンゲルは食物と黄金を貪り、子たちとも配下の軍団長たちとも仲が悪かった。
後世では彼を賞讃をもって語る者はいないという。
『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
フェンゲルの残虐性を物語る逸話が追加されている。
王の治世の最後の年の冬、東ローハンのEntwadeで狩りをしていた折、王の野営地にウィルゲンデ(Wyrgende)という老婆が物乞いに訪れた。それに腹を立てた王はウィルゲンデの足に短剣を突き立て、夜の闇の中へ追い立てた。王は老婆を探し出して殺す遊戯を思いつき、部下たちは明け方に背の高い岩の前で死んでいるウィルゲンデを見つけた。岩の表面には王の短剣で呪詛の言葉が刻まれていた。
Feckless Fengel, fool I name thee,
Grief shall be the get of thy greed.
No lord of your line shall long live,
upon thy seat no son shall settle.
Kin and kingdom your craving hath killed,
Until the might of the Mark is mended.
Wyrgende.'
激怒したフェンゲルは老婆の死体を焼き、配下の兵に岩を砕かせようとした。王自身も岩に剣を叩きつけたが、逆に剣の方が砕け、破片が王の大腿に刺さった。やがてその傷が悪化し、春の最初の日に王は死んだ。
指輪戦争の時代、この石碑(The Stone of Wyrgende)は東ローハンの目印になっており、この石碑の呪いがセーオドレドに降りかかかり、討死したのではないかとローハンの人々が不安を抱いている。
コメント†
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