ヒムリング

概要

カテゴリー地名
スペルHimring
その他の呼び名ヒムリングの丘、ヒムリング山(Hill of Himring)

解説

「常に寒きところ」(the Ever-cold)と訳される。東ベレリアンドの北の辺境、ドルソニオンの高地と青の山脈の間にある丘。ケロン川と小ゲリオンが発する。
肩が広く、頂上は平らで、木が生えていない裸山だった。より低いたくさんの丘に囲まれ、ドルソニオンや青の山脈に比べると険阻でなかったため、丘の周辺の土地はベレリアンド防衛上の弱点となっていた。そのためミスリムから退転したフェアノールの息子たちがこの地にマエズロスの辺境国を築くと、丘の上に辺境国の本拠地たる大きな砦を建て、マエズロスが住んで守護した。
ダゴール・ブラゴッラハの合戦では敵の攻撃に対して持ち堪えたものの、ニルナエス・アルノエディアドでの敗戦により放棄され、陥落した。

終わらざりし物語』に付属する地図とクリストファ・トールキンの解説によると、ベレリアンドの崩壊後も島となって残っている。

コメント

コメントはありません。 Comments/ヒムリング

お名前:

人種差別をあおるもの、公序良俗に反するもの、項目とは関係ないコメント、他コメント者への個人攻撃及び価値観の押しつけや、相手を言い負かすことが目的の非建設的な議論、現実世界の政治および近代・現代史、特定国家、団体、民族などに結びつけ批判、揶揄するようなコメントなどは削除の対象となります。その他コメントについて。
Last-modified: