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ヌーメノール

概要

カテゴリー地名
スペルNúmenor
異訳ヌメノール
その他の呼び名西方国(Westernesse)
星の国(Land of the Star)
ヌーメノーレ(Númenórë)
アンドール(Andor)
エレンナ(Elenna)
ヨーザーヤン(Yôzâyan)
アナドゥーネー(Anadûnê)
アカルラベース(Akallabêth)
アタランテ(Atalantë)
マル=ヌ=ファルマール(Mar-nu-Falmar)

解説

西方国」の意。中つ国エルフの友としてモルゴスと戦った人間であるエダインの三家のために、水没したベレリアンドの代わりにヴァラールから褒美として与えられた、大海に浮かぶ島国。初代の国王はエルロンドの兄弟エルロス・タル=ミンヤトゥア。ヌーメノールに住んだ人々は、ヌーメノール人もしくはドゥーネダインと呼ばれた。

ヌーメノールは第二紀32年に建国され、その後非常に繁栄する。ヌーメノールの人間自身はヴァラールの禁によって西方のアマンへ航海することを禁じられていたが、トル・エレッセアエルフからアマン由来の様々な贈り物を得た。ヌーメノール人は東に航海して勢力を拡大し、中つ国のエルフと友好を保ち、他の人間達を大きく引き離して文明を発展させた。中つ国でのサウロンとの戦いでは、ギル=ガラドを援助し、自由の民に勝利をもたらした。
しかし、やがてヌーメノールの主流となった王党派のヌーメノール人は、ヴァラールの禁を不服に思い、人間には禁じられた「不老不死」を求めるようなる。そのため王党派は、エルフを妬んで次第に彼らと疎遠になり、中つ国では苛烈な植民地支配を行なった。

アル=ファラゾーンの時代になると、彼らは中つ国の覇権を巡ってサウロンに挑戦。ヌーメノール軍はウンバールに上陸して、サウロンを降伏せしめた。サウロンは捕虜としてヌーメノールに連れ帰られたのだが、ヌーメノール人はサウロンの口車に乗せられ、第二紀3319年にはついにアマンへ「不老不死」を勝ち取るために軍勢を侵攻させた。その結果、イルーヴァタール世界を作り変えたことによってヌーメノールは島ごと海中に沈められ、滅ぼされた。そのことはアカルラベースに語られている。

ヌーメノール人のうち、エレンディルとその息子のイシルドゥアおよびアナーリオンをはじめとする、最後までエルフに友好的だった忠実なる者たちはこの破局から逃れ、水没したヌーメノールから中つ国に漂着する。
彼らは人数も多くなく亡国の身ではあったが、それでも中つ国の人間よりは知識も身体能力もはるかに優れていた。そのため彼らは中つ国西方の人間達の指導者となり、ドゥーネダインとして亡国の民の王国であるアルノールゴンドールの国を築いた。

名前の意味

ヌーメノール (Númenor)
西方国(Westernesse)」、「西方の地(Westland)」の意。下記のヌーメノーレの短縮形。
ヌーメノーレ (Númenórë)
ヌーメノールの、クウェンヤでの完全な形*1
アンドール (Andor)
クウェンヤで「贈り物の地(Land of Gift)」の意。ヴァラールの呼び名。
星の国 (Land of the Star)
下記のエレンナ(エレンナノーレ)に由来する名。
エレンナ (Elenna)
クウェンヤで「星に向かう国(Starwards)」の意。エダインエアレンディルの星に導かれて航海しこの地を見出したため。
エレンナノーレ (Elenna-nórë)
クウェンヤで「星に向かう土地と名付けられた国(The land named Starwards)」の意で、エレンナの完全な形*2
ヨーザーヤン (Yôzâyan)
アドゥーナイクで「贈り物の地(Land of Gift)」の意で、アンドールと同義。
アナドゥーネー (Anadûnê)
アドゥーナイクで「西方国(Westernesse)」の意。
大いなる島 (The Great Isle)
ヌーメノールに住んでいたドルーエダインが用いた島を指す語。
アカルラベース(Akallabêth)
滅亡後の呼び名。アドゥーナイクで「滅亡せる国(The Downfallen)」の意。
アタランテ (Atalantë)
滅亡後の呼び名。クウェンヤで「滅亡せる国(The Downfallen)」の意で、アカルラベースと同義。
マル=ヌ=ファルマール (Mar-nu-Falmar)
滅亡後の呼び名。クウェンヤで「波間に没したる国(The Land under the Waves)」の意。

言語

ヌーメノールの公用語はアドゥーナイクであったが、多くのヌーメノール人はエルフ語であるシンダール語を学び、さらに賢者はクウェンヤまで習得した。有名な場所、尊崇の対象である場所、王族や令名が高い者にはクウェンヤの名が付けられ、ヌーメノールの王はエルダールから心が離れるまで、クウェンヤの名で王位に就いていた。アル=アドゥーナホールの時代になるとエルフ語を使用することは禁じられ、忠実なる者の間でのみエルフ語が使われていた。

ヌーメノール人

詳細はドゥーネダインも参照。
一般のヌーメノール人は、ベレリアンドエダイン三家の子孫。王家のみは、初代王エルロスから半エルフの血を受け継いでいた。

終わらざりし物語』によると、ドルーエダインも共に暮らしていたという(だがかれらは没落を感じ取ったのか、やがて島を去った)。

地形

ヌーメノールは星形をした島であり、その中央にはイルーヴァタールを祀る聖なる山メネルタルマが聳えていた。メネルタルマの尾根タルマスンダールは五つの半島に向かって伸びていた。
中央部ミッタルマールには、王の直轄地アランドールや牧草地エメリエがあった。北の半島フォロスタールは冷たく荒涼としており、北端には険しく切り立った高台ソロンティルがあった。西の半島アンドゥスタールの北部も荒涼としていたが、南部は緑豊かな地だった。南西の半島ヒャルヌスタールと南東の半島ヒャルロスタールも緑豊かで温暖であった。東の半島オルロスタールは冷涼な地だった。
島は全体として南へ向かって(東に向かっても若干)傾斜しており、南側を除けばほとんどの海岸は切りたった崖になっていた。

アマンに面する西側にはいくつもの湾と港があった。最も北にあるのがアンドゥーニエであり、またアンドゥスタールとヒャルヌスタールの間には大湾エルダンナがあった。
ヌーメノールには主たる川は二つしかなく、第一の川シリルはメネルタルマの谷ノイリナンを発してミッタルマールの南で海に注いでいた。もう一つの川ヌンドゥイネはエルダンナ湾に注いでおり、その流域にはニーシネンという小さな湖があった。

海沿いには数限りない海鳥が、内陸にもおびただしい数の鳥類が生息し、人々から愛されていた。木々も豊富で南部には大きな森があり、大海を越えてエルフから贈られた苗によってその品種はますます豊かになっていた。
しかし金属の類はほとんど、貴金属にいたっては全く産出されず、それが後に中つ国に対する圧制の因の一つとなった。

登場する地名および都市

ヌーメノールの歴史

ヌーメノールの歴代の王

この一覧の在位年は『終わらざりし物語』収録の「エルロスの家系」に基づく。このため、13代目タル=アタナミアの即位年及び没年と24代目タル=パランティアの即位年は『追補編』収録の「代々の物語」の第二紀の年表と異なる。

名前在位
初代エルロス・タル=ミンヤトゥア第二紀32~442 (410年間)
2代ヴァルダミア442 (1年間)*3
3代タル=アマンディル442~590 (148年間)
4代タル=エレンディル590~740 (150年間)
5代タル=メネルドゥア740~883 (143年間)
6代タル=アルダリオン883~1075 (192年間)
7代タル=アンカリメ1075~1280 (205年間)
8代タル=アナーリオン1280~1394 (114年間)
9代タル=スーリオン1394~1556 (162年間)
10代タル=テルペリエン1556~1731 (175年間)
11代タル=ミナスティア1731~1869 (138年間)
12代タル=キアヤタン1869~2029 (160年間)
13代タル=アタナミア大王2029~2221 (192年間)
14代タル=アンカリモン2221~2386 (165年間)
15代タル=テレムマイテ2386~2526 (140年間)
16代タル=ヴァニメルデ2526~2637 (111年間)
17代タル=アルカリン2657~2737 (80年間)*4
18代タル=カルマキル(アル=ベルザガール)2737~2825 (88年間)
19代タル=アルダミン(アル=アバッターリク)2825~2899 (74年間)
20代アル=アドゥーナホール(タル=ヘルヌーメン)2899~2962 (63年間)
21代アル=ジムラソーン(タル=ホスタミア)2962~3033 (71年間)
22代アル=サカルソール(タル=ファラッシオン)3033~3102 (69年間)
23代アル=ギミルゾール(タル=テレムナール)3102~3177 (75年間)
24代タル=パランティア(アル=インジラドゥーン)3177~3255 (78年間)
25代黄金王アル=ファラゾーン(タル=カリオン)3255~3319 (64年間)

ヌーメノールの王位継承

ヌーメノールでは権威の象徴は笏杖であり、ヌーメノールの王位を示すヌーメノールの王笏を受け継いだ王の世継が統治者たる王(または女王)になった。王はその在位中に正統な王位継承権を持つ者を世継に指名し、それを国内で宣言した。以降、王の世継は王の会議の一員となって国政を学んだ。統治せずに譲位した二代目の王ヴァルダミア以降、ヌーメノール王は年老いると世継に王笏を譲るのが習わしであり、その後は耄碌する前に自分の意志で世を去るのが常だった。
またヌーメノール王は王笏以外にも王家重代の宝器として、アランルースバラヒアの指輪ドランボルレグブレゴールの弓の四つを受け継いだ。このうちバラヒアの指輪は4代目の王タル=エレンディルが長女のシルマリエンに与えたので、アンドゥーニエの領主家の宝となった。

だが13代目の王であるタル=アタナミアは耄碌してでも生に執着し、最期まで王笏を譲ろうとはしなかった。そして15代目のタル=テレムマイテ以降、王位は王の死によって世継に受け継がれるようになった。

ヌーメノール最後の王アル=ファラゾーンは正統な世継であった従姉妹のミーリエル(タル=パランティアの娘)と無理やり結婚して、彼女から王位を簒奪した挙句、大艦隊を率いてアマンへ侵攻し、ヌーメノールの没落を招いた。この時ヌーメノールの王笏はアル=ファラゾーンと共に失われた。王家の宝器のうち、アランルースドランボルレグブレゴールの弓もヌーメノールの没落によって失われ、アンドゥーニエの領主家に受け継がれていたバラヒアの指輪だけが没落から救われた。

王位の継承法

6代目の王タル=アルダリオンは、一人娘のアンカリメに王位を継がせる為に、王位の継承に関する法を改定した。だがその内容は『追補編』と『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」で述べられているものとでは異なっている。

『追補編』ではまず以下の記述がある。

第六代の王は一子を残した。それは娘であり、かの女が最初の女王[統治権ある女王]となった。その当時、男女を問わず王の第一子(the eldest child)が王位を継承するという王家の法(law)が制定されたからである。*5

またアルセダインアルヴェドゥイゴンドールの王位を要求した箇所では以下の記述がある。

『なおまた、昔ヌメノールにおいては、王位は男女を問わず王の長子(the eldest child)に伝えられた。この慣習(law)が戦乱絶え間ないこの亡命の地で守られていないことは事実である。しかしオンドヘア王の子息たちが子なくして世を去った今、われらが参考とすべきわれら民族の慣習はかかるものであった。』
(原註)この慣習(law)は(王からわれらがお聞きしたところでは)ヌメノール第六代の王タル=アルダリオンがひとりっ子の娘を残して死んだ時、ヌメノールで作られたものである。かの女は最初の統治する女王、タル=アンカリメとなった。しかし、かの女以前にこの慣習は行われていなかった。

つまり統治者(統治権を持つ王・女王)の最年長の子が、男女を問わず王位を継承する。ただし統治者に子が無かった場合については触れられていない。
一方、『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」では以下のように述べられている。

後の時代に、タル=アルダリオンが変更した相続法は「新法(new law)」、それまでのものは「旧法(old law)」と呼ばれた。だが「旧法」は本来は法律(law)ではなく、誰も疑問に思わない古くからの慣習(custom)であったという。
「旧法」の慣習では、統治者の最年長の息子が世継となり、統治者に息子がいない場合は、エルロスの家系の男系の子孫のうち最も統治者に近い男性の親族が世継になるとされていた(この場合、統治者とは男の王に限定される)。
一方「新法」では、統治者に息子がいない場合は、最年長の娘が世継になるとされた(この場合、統治者とは男の王ないし女王)。ただし王の会議の提案により、女性の世継には王位の継承を拒否する自由が与えられた。彼女が拒否した場合は、男系女系に関わらず、統治者に最も近い男性の親族が世継となる。また彼女が王位を継承しても、子供が無いまま崩御ないし退位した場合も同様である。
また会議の要望によって、女性の世継は定められた期間内に結婚しなければ退位するものとされた。タル=アルダリオンはこの条項に、王の世継はエルロスの家系の者としか結婚できず、これに背けば王の世継の資格を失う、と付け加えた。彼は妻エレンディスとのいさかいの原因を、彼女がエルロスの家系ではなかった(エルロスの家系の者より寿命が短かった)ことに求めたからである。後にアルダリオンは女性の世継・女王の結婚を義務付けたこの条項を廃止した(娘アンカリメがこれを嫌ったためと思われる)。だが結婚相手をエルロスの家系の者に限定することはその後も慣習(custom)として残った*6
なお、旧来通りの統治者の最年長の息子の世継は、女性の世継のように王位を拒否はできない。ただし統治者は王位をいつでも世継に譲ることができたので、即位してすぐに譲位することもできた。この場合は少なくとも一年は王位にあったとみなされた。その唯一の例がヴァルダミアである。

これは『追補編』の方式とは異なる。統治者の最年長の子が娘でも、息子が生まれればその息子(最年長の息子)が世継となり、王位を継承することになる。
終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」と「エルロスの家系」ではこの二つの異なる法に基づくと思われる王位の継承例がそれぞれ示されている。

アンカリメへの継承とソロントの企て
「アルダリオンとエレンディス」によると、タル=アルダリオンの「新法」により、一人娘のアンカリメが王の世継に指名された*7ことで彼女の許には多くの求婚者が現れた。彼女は彼らを拒絶していたが、結局はエルロスの家系の出身で求婚者の一人だったハルラカールと結婚した。彼女が結婚した理由については、王の会議の勧告とも、アルダリオンの妹アイリネルの息子ソロント(アンカリメの従兄)が王位を狙っていたからともいわれる。 女系男子であるソロントは、旧法では王にはなれない身分だったが、新法ではアンカリメが結婚しなければ王の世継になれる可能性が浮上した(これは新法における、女性の世継に結婚を義務付けた条項がまだ存在していることを前提としている)。そこで彼は、なかなか結婚しなかったアンカリメに対し、王の世継の地位を放棄するように迫った。アンカリメはこのソロントの意図を挫くために結婚したという。
また別の話では、アンカリメが結婚したのはアルダリオンが結婚の義務の条項を廃止した後のことだという。この場合、彼女が女王になっても子を産まずに死ねば、ソロントにはまだ王位を継げる可能性があった。そこで彼女は子供を産んでソロントの野心を完全に潰すために結婚したのだという。
一方「エルロスの家系」では、タル=アルダリオンにより、王に息子がなかった場合は最年長の娘が王位を継ぐように相続の法(law)が改められたことで、本来は王位を継げるはずだったソロント*8が長い間結婚していなかったアンカリメに対し世継の地位を放棄するよう迫り、アンカリメは結婚したことになっている。
スーリオンへの継承とアンカリメの圧力
「アルダリオンとエレンディス」によると、タル=アンカリメの息子アナーリオンには初め二人の娘がいたが、この二人は王の世継になることを拒否した。それは祖母である女王アンカリメを恐れ嫌っていたからであるとされる*9。女王はこの二人に結婚を許さず、彼女らは独身だったという。アナーリオンには最後に息子のスーリオンが生まれ、彼が王位を継いだ。
「エルロスの家系」では、スーリオンの項に「タル=アナーリオンの三番目の子である。姉たちは王笏を拒んだ。」とのみある。
テルペリエンとミナスティアへの継承
「エルロスの家系」によると、スーリオンの次代は女王のテルペリエンだが、彼女はイシルモという弟がいながら王位を継いでいる。「アルダリオンとエレンディス」での方式ならイシルモが王位を継ぐはずであり、彼女への継承は『追補編』での方式に基づいていると思われる。そのテルペリエンは結婚せず子が無かったため、イシルモの息子ミナスティアがテルペリエンから王位を継いだ*10。だが『追補編』の方式は、統治者に子が無かった場合については何も触れていない。

なお、『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」では、タル=アルダリオンの「新法」の影響により、王の世継はエルロスの家系の者としか結婚できない慣習(custom)が生まれたとされている。一方、『シルマリルの物語』の「アカルラベース」では、アル=ファラゾーンが従姉妹のミーリエルに自分との結婚を強制させたことは「たとえ王家の中であろうと、再従兄妹以上に近い血縁同士の結婚を認めないヌーメノールの法(laws)に照らしても悪しき行為であった。」と述べられている。「エルロスの家系」でも「この結婚はヌーメノールの法(law)にも反していた。かの女はかれの父親の兄弟の子だったからである。」と述べられている。

画像

ジョン・ハウ作画によるヌーメノールの水没

本設定創作の経緯

これはアトランティス伝説(Wikipedia:アトランティス)のトールキン的解釈である。トールキンが水没する都市の悪夢を何度も見たことが、彼の神話にアトランティス伝説が組み込まれるきっかけとなった。この話を作ってから、トールキンはその悪夢を見なくなったという*11

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 疑問なんだけどサウロンの目的は中つ国に自分を中心とした秩序(order)の元に神々の国ヴァリノールを超える国を創設する事なのに何で掌握してたヌメノールをわざわざヴァリノールに向かわせて潰させようとするんだろ むしろ中つ国掌握の上ですごい戦力じゃん  -- 2020-06-30 (火) 23:30:45
    • 中つ国からは離れてるからじゃない? -- 2020-07-01 (水) 00:47:29
    • エリアドール攻めの時にボコボコにされて以来の恨みに加えて味方として使うには危険すぎたからじゃないですかね。メルコール信仰を続けて御利益が無いと気づけば自分に歯向かってきて、真正面から撃破してくる可能性のある軍勢を抱えるのはかなりリスキーです。ついでに懐柔してほぼ掌握したとはいえサウロンはあくまでもメルコール信仰の最高司祭で王の顧問に過ぎず、アル=ファラゾーンに成り替わろうとすれば離反し節士派につく者が出るのを懸念した可能性もあります。 -- 2020-07-01 (水) 21:13:08
    • サウロンはあくまでヌメノールではなくヌメノールを支配していたファラゾーンをコントロールしていたに過ぎないからねー。事実アマン撃滅はファラゾーンの命で行われ、全軍はファラゾーンにのみ従ってる。流石の堕落したヌメノール人も自分達の王が放逐されサウロンがそれに置き換わったら直ちにサウロンを討伐するのでは。遥かに人どころかエルフより霊的にも力的にも格上の存在でありながら、人間風情の靴を舐め名を捨て身を取れるNo.2マインドこそサウロン陛下の最大の強かさであり恐ろしさ。 -- 2020-07-01 (水) 21:30:22
    • 教授の記述の中にはサウロンはその気になればヌーメノールの王笏を手にすることもできた。だが彼の目的はあくまでもヌーメノールの破滅であった、というのがあったような…。 -- 2021-09-06 (月) 08:11:16
  • 「ヌメノールは滅びん!何度でも甦るさ!ヌメノールの力こそ人類の夢だからだ! 膝まずけ!命乞いをしろ!小人から指輪を取り戻せ!」 -- 2020-07-04 (土) 01:43:42
  • エルフの不死を羨んだというけど、中つ国のエルフや第1紀の人間の英雄たちよりも遥かに幸せな暮らしをヌーメノールの一般人が享受していたのではないかな。 -- 2020-10-26 (月) 21:14:39
    • 結局人間にとって幸福とは相対的かつ他人との比較で初めて感じるものであって、絶対的なものではないんでしょうね。ヌメノールの狂ったような征服と収奪も欲望だけが原動力でなく、『他人が自分よりも不幸でないと幸福を感じにくい』『他人を不幸に位置づける事で自らの幸福を確認する』人間の業を表しているようで、ぞっとします。 -- 2020-10-26 (月) 21:24:48
  • 航海の際にどんな技術を使ったのかが気になる。羅針盤を開発するだけの技術力を持ってそうだし、それが無くとも天体の運行から方角を割り出す知識がありそうでもある -- 2021-01-24 (日) 02:09:49
    • 量産型パランティアみたいのがあって、船同士で通信したりとかかな?気象学はとてつもなく発達していそう。 -- 2021-01-24 (日) 09:43:53
  • しかしヌメノールはなぜあそこまで単独で進歩したのだろうか?なぜヌメノールの技術を受けて他に発展する国家は生まれなかったのだろう?
    ものづくりには一家言と絶対の自信があったろうサウロンが、自らよりも優れた業をもつ民族を見たとき、しかもそれがたかが人間しかも自分と主に昔弓引いた民族であったと知った時には、拭いがたい憎悪と絶望を覚えただろうな。もしかしたらそれが彼の再堕落の決定打だったりして。 -- 2021-02-21 (日) 16:35:51
    • 技術に関しては第二紀前半の中つ国の人間には高度すぎ、後半は暴君化して技術の供与を行わなかったんじゃないですかね。
      サウロンは正直技術の専門が違う気も。とは言え憎悪と絶望を覚えたであろう点は同感。優れた業で繁栄して力を付け、場合によっては中つ国をさらに荒廃させるかつての仇敵に思うところがなかったはずがないですし -- 2021-02-21 (日) 18:41:24
      • サウロンからしたら、中つ国を荒廃させてもヴァラール達の恩寵を受け続けるヌメノーリアンにも、自分達は裁いたのにヌメノールは放置するヴァラールにも嫉妬じみた憎しみを覚えそうだからなぁ。
        いや逆恨みとジェラシーでしかないわけだが。 -- 2021-02-21 (日) 22:48:49
    • ヌーメノール人単独で進歩したわけじゃありません。
      ヴァラールの加護の下エルダールとの交わりから恩恵を受けていたのです。
      シルマリルの物語にもそう書かれています。 -- 2021-02-21 (日) 19:36:59
      • 確かにシルマルリオンにエルフの船を受け入れて交易していた描写があるね。つまり、アウレ→ノルドールヴァラール派→他エルフ→ヌメノールの順に伝わったということかな?それらを元にしたヌメノール独自技術はなかったのかという点は気になる所ではある。 -- 2021-02-21 (日) 20:49:24
      • 投稿主ですがそれは百も承知ですよー。そもそもアカルラベースや終わらざりし物語や追補編読んだ人間じゃないとヌメノールへのコメントなんてするわけないじゃないですか(笑)
        そういうのを踏まえた上で、ヌメノール独自として発達したからこそあらゆる文明を超絶する超大国になったわけで、それなのになぜ彼らは、って話です。
        (エルフ達の業の巧みさとヌメノールのラピュタ的な単独した技術発達は端を発したところは同じでも全く似て非なるものになったと思います。キアダンが素晴らしい船作りでもヌメノールの軍艦は作れないでしょうし、逆もまた然りというか) -- 2021-02-21 (日) 22:42:51
      • さすがにそんなことも知らない人はこんなとこにコメントしないっしょ。 -- 2021-02-22 (月) 07:52:19
    • ヌーメノールの業がサウロンより優れていたとは一概には言えない。
      最初期稿のLost Roadではサウロンが来たことによって"Secrets of Craft"が齎されたとあるし、Drowning of Anadûnêでは" their might and skill had grown exceedingly in those days, for they had in these matters the aid of Sauron."ともある。そして完成稿のシルマリルの物語でも「サウロンの助力と助言により、かれらは財産を殖やし、機械を考案し、ますます大きな船を建造した。」とある。 -- 2021-02-23 (火) 20:39:40
      • そりゃサウロン単独の業がヌメノールに劣るわけはないっしょ。(ヌメノールが力の指輪を鋳造できるか?って話)
        でもヌメノール文明はサウロンの支配領域より遥かに隔絶した力を有していたのは間違いない。だからこそサウロンも敵わないと判断して偽装降伏したわけで。
        例えて言えば、世界一の科学者が国のトップになろうが、それがその国の科学力を意味するものではないでしょうし逆もまた然り。 -- 2021-02-24 (水) 08:38:07
  • しかし凄い科学力とはいえ空は飛べなかったんだよな。(多分)彼らは空に対する憧れは持たなかったのだろうか。 -- 2021-03-01 (月) 07:52:32
    • シャドウ・オブ・ウォーでは空を飛ぶ研究をしていたという話が -- 2021-09-03 (金) 20:16:26
  • アルダで最盛期ヌメノールに勝てる勢力ってモルゴス軍くらい?間違いなく第一紀のエルフの英雄たちの王国にも勝てるよね。 -- 2021-05-13 (木) 13:11:18
    • ありえないけどもし最盛期ヌメノールvs最盛期モルゴス軍が戦ってヌメノール側が勝利したらどんなことになるんかな。真面目に見てみたい。 -- 2021-05-13 (木) 13:50:06
      • 最終的にはアカルラベースの再来になる、まで読んだ。
        サウロンが姦計と甘言とで勝利したヌメノール王(またはその子孫や王位競争者)を骨抜きにして、彼らを唆してお師さんを解放させた上に国を乗っ取らせる...みたいな。 -- 2021-05-13 (木) 18:50:35
  • ヌメノールの軍事力の根幹ってなんだったんだろ。
    もちろん、ドゥーネダインの優秀さは当然として。
    確か「あやめ野の凶事」では弓や盾が卓越していたという描写があったことや、ミナス・ティリスの門に対する言及からも、中つ国より遥かに優れた金属治金技術を持っていたのは間違い無いけど。 -- 2021-06-30 (水) 18:57:22
    • ドゥーネダインの恩寵が戦闘力に直結してるのはやはり大きいのでは
      射撃戦では射程、威力共に人間の平均値以上、接近戦では優れた冶金技術で作られた防具、武具とそれを活かせる身体能力と相当厄介な相手なのは間違いないです
      他の要因としてはヌーメノールが絶海の孤島から出た勢力なのもプラスな気がします。
      仮に中つ国を追い落とされるような事態になっても本土に攻め入られる可能性は相当低いので時間をかけてゆっくり回復できますし、制海権を維持できれば沿岸植民地は柔軟な支援を行えるので。 -- 2021-06-30 (水) 23:03:53
      • アクアマンみたいなマーベルヒーロー実写版俳優じみた肉体の連中しかいなかったんだろうな。
        ヌメノールはエルフ的な価値観も否定するようになるし、マッチョイムズ凄そう。
        あと孤島+超海軍力はちょっとずる過ぎるよね。 -- 2021-07-01 (木) 08:01:28
      • アクアマンはDCコミックだ。ファンの前で間違えたらエラい事やぞ..... -- 2021-07-01 (木) 21:45:36
      • ついでに言えばマーベルの提携先は教授の大敵ディズニー。DCは中つ国映画の配給先と同じワーナー・ブラザースだから覚えておいて -- 2021-07-01 (木) 21:51:49
    • アマンの神々からもたらされた超文明力(アトランティス)
      ハイマンとも形容される第一紀のエルフのような優れた体躯と身体能力 -- 2021-07-01 (木) 00:49:46
  • ヌメノール植民地が龍に襲われたりしなかったのかな。
    ドワーフの王国たちも凄いけど、もっと大量の富を蓄えていそうなんだが堕落してからのヌメノーリアンって。
    もしくは逆に軍事力や個々人の武力も半端ないし、龍が蓄えた財宝を狙ったりはたまた単純に武力の誇示の為に龍狩りとかしなかったも気になる。
    まあ言及されていないから、なかったと考えるべきなんだろうけど。 -- 2021-08-30 (月) 12:46:49
    • 竜の活動が活発化して数が増えたのは第三紀とあるので、第二紀はあまり見られなかったんでしょう。遭遇することも極めてまれだったんじゃないかと。 -- 2021-09-02 (木) 07:36:40
  • シャドウ・オブ・ウォーの空を飛ぶ研究をしていたという話は、敵側の航空戦力(恐獣等)に対抗する手段を欲っしたのか、空からならアマンへ至れると思ったのか、純粋に空への憧れがあったのか...... -- 2021-09-03 (金) 20:22:50
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