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#author("2020-02-16T19:39:35+09:00;2020-01-04T20:59:15+09:00","","")
* グロールフィンデル [#na8ce2ba]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Glorfindel|
|~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明|

** 解説 [#Explanation]

名は[[シンダール語]]で「金髪(Golden-haired)」の意。[[裂け谷]]の[[上のエルフ]]の一人。

>グロールフィンデルは背が高く、体は真っ直で、髪は輝く金髪、顔は美しく若々しく恐れを知らず、喜びに満ちていました。目もとは晴れやかながら鋭い光をたたえ、声はまるで楽の音のよう。額には知恵が宿り、手には力がひめられていました。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「数々の出会い」))

グロールフィンデルは、[[第三紀]]3018年の[[大いなる年]]に、[[ナズグール]]に追われている[[フロド・バギンズ]]達を救援するために裂け谷から派遣された者の一人だった。
彼は[[果野橋]]を監視していたナズグールを追い払い、そこに安全の印として[[緑柱石]]を残した。そのためフロドと[[アラゴルン>アラゴルン二世]]達は無事に橋を渡ることに成功し、その後グロールフィンデルに出会う。グロールフィンデルはフロドの負った[[モルグルの刃]]の傷を癒やすことはできなかったが、しかし可能な限りの手当を施し、フロドはわずかに傷の影響が改善したのを感じている。
しかし九人のナズグールが一団となって襲いかかってくるとさしものグロールフィンデルでも正面から抗しきることはできず、自分の馬[[アスファロス]]にフロドを乗せて[[ブルイネンの浅瀬]]まで逃げ切るよう命じて送り出した。そして残った一行に松明を持たせて後を追い、岸に残っていたナズグールを増水した[[ブルイネン]]に追い落とすことに成功した。
この時、半ば幽界に身をおいていたフロドはグロールフィンデルが'''白い光を放って輝く姿'''となって現れるのを目撃しており、後に[[ガンダルフ]]は'''かつて[[浄福の国>アマン]]に住まったことのある者は、同時に二つの世界に生きておって、見えるものにも見えないものにも抗し得る大いなる力を持っている'''((同上 フロドが目覚めた直後))と述べている。

[[エルロンドの会議]]にも参加しており、[[一つの指輪]]を処遇すべき途は[[大海]]のかなたへ送るか、あるいは破壊するかしかないと提言した。

[[サウロン]]が滅ぼされ、[[アラゴルン>アラゴルン二世]]がエレスサール王として戴冠した後、[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]でエレスサール王と[[アルウェン]]の結婚式が執り行われることになった時には、[[エルロンド]]らと共にミナス・ティリスを訪問している。

*** 魔王についての予言 [#m2bc70e9]

『[[追補編>指輪物語/追補編]]』によると[[指輪戦争]]より1000年ほど前の[[フォルンオストの合戦]]([[第三紀]]1975年)の折にも、グロールフィンデルは[[裂け谷]]からの援軍として派遣され、[[魔王]]を退散させている。
この時魔王の後を追おうとする[[エアルヌア]]を留め、魔王について'''かれは[[人間]]の男の手では討たれぬだろう'''('''not by the hand of man will he fall''')と予言したのが、他ならぬグロールフィンデルであった(この予言は[[ペレンノール野の合戦]]で成就することになる。詳細は[[魔王の項目>魔王#prophecy]]を参照)。
この時魔王の後を追おうとする[[エアルヌア]]を留め、魔王について'''かれは[[人間]]の男の手では討たれぬだろう(not by the hand of man will he fall)'''と予言したのが、他ならぬグロールフィンデルであった(この予言は[[ペレンノール野の合戦]]で成就することになる。詳細は[[魔王の項目>魔王#prophecy]]を参照)。

*** [[第一紀]]のグロールフィンデル [#if59371a]

[[第一紀]]の[[ゴンドリン]]の大将の名としてもグロールフィンデルが登場しており、『[[シルマリルの物語]]』では「ゴンドリンの金華家の宗主、黄色い髪のグロールフィンデル」と述べられている。
[[ニアナイス・アルノイディアド]]では[[エクセリオン]]と共に[[トゥアゴン>トゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)]]を守りつつ戦って、ゴンドリンに撤退した。
ゴンドリンが[[モルゴス]]軍の攻撃によって陥落した際、グロールフィンデルはゴンドリンを脱出する[[トゥオル]]ら一行と行動を共にするが、[[キリス・ソロナス]]で[[バルログ]]と戦って相討ちとなり、谷底へ落ちた。グロールフィンデルの亡骸は[[ソロンドール]]によって運び上げられ、一行によりキリス・ソロナスの山道の傍らに作られた石の塚に埋められた。その後この塚には緑の芝草が生え、黄色い花々が咲いた。

一説([[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]の試案の一つ)によると、彼と[[裂け谷]]のグロールフィンデルは同一人物で、キリス・ソロナスで死んだ後、[[マンドスの館]]から復活して[[中つ国]]に舞い戻ったとなっている。彼が[[ナズグール]]に対抗できる大きな力を持つのもそのためであるといい、中つ国の[[エルフ]]を援助する任を帯びて[[第三紀]]1000年頃、[[イスタリ]]と共に中つ国へやってきた。[[アマン]]で彼は[[オローリン>ガンダルフ]](中つ国における[[ガンダルフ]])の友となり、その親愛の情は中つ国に来てからも続いていたとある。

** 備考 [#x36117d5]

映像作品では登場しない。[[ラルフ・バクシ]]監督作品『[[ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語]]』では[[レゴラス]]、[[ピーター・ジャクソン]]版監督作品『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』では[[アルウェン]]が代わりの役回りで登場する。

一方、映画『[[ホビット 思いがけない冒険>ホビット(映画)]]』では、[[エルロンド]]が率いていた[[オーク]]の討伐隊の中に、兜を被っていない金髪の[[エルフ]]がいるのが確認できる(下画像左)。これがグロールフィンデルであると明言はされていないが、一部のファンの間やメディア上では彼ではないかと言われている。

物語本編で割愛されることが多い分、映画の世界観を土台にしたゲームに登場する機会が多く、『[[LEGO The Lord of The Rings]]』(画像2枚目)『[[The Lord of the Rings Strategy Battle Game]]』(3、4枚目)、『[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]』(6、7枚目)、に登場している。

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** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

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** コメント [#Comment]

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