#author("2022-09-10T20:55:50+09:00;2022-01-28T22:23:43+09:00","","")
* &ruby(かお){香};り&ruby(ぐさ){草};&ruby(い){入};り&ruby(うさぎにく){兎肉};シチュー [#ie552f36]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|herbs and stewed rabbit|
|~異訳||
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

『[[二つの塔]]』下巻の第四章の題名。およびそこに出てくる、[[イシリアン]]で[[ゴクリ]]が捕まえた兎を元に[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]が作って、[[フロド>フロド・バギンズ]]と共に食べたシチュー。
サムは具材として根菜類、とくに[[じゃが]]を欲しがったが、さすがに野生のものを見つけることはできず、兎肉のほかは近隣で見つかった香草類を入れることができただけだった。とはいえ久しぶりの調理された食事であり、過酷な旅を続けていた二人はこれで大いに英気を養った(一方でせっかく捕まえてやった生の兎を、料理で台無しにされたと感じたゴクリは、機嫌を損ねてしまった)。
『[[二つの塔>指輪物語/二つの塔]]』[[下巻の第四章>指輪物語/二つの塔/あらすじ#TT2-4]]の題名。およびそこに出てくる、[[イシリエン]]で[[ゴクリ]]が捕まえた兎を元に[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]が作って、[[フロド>フロド・バギンズ]]と共に食べたシチュー。
サムは具材として根菜類、とくに[[じゃが]]を欲しがったが、さすがに野生のものを見つけることはできず、兎肉のほかは近隣で見つかった香草類を入れることができただけだった。とはいえ久しぶりの調理された食事であり、過酷な旅を続けていた二人はこれで大いに英気を養った(一方でせっかく捕まえてやった生の兎を料理で台無しにされたと感じたゴクリは、機嫌を損ねてしまった)。

>湯が煮立つまで、しばらくの間サムは火の世話をしながら物思いに耽っていました。日の明るさが次第に強まり、空気は暖かくなってきました。芝生や葉に置いた露も消えてゆきました。ぶつ切りにされた兎はやがて鍋の中で束ねた香り草と一緒にグツグツいい始めました。時間が経つにつれ、サムはもう少しで眠ってしまいそうでした。こうしてかれはおよそ一時間ばかり弱火で煮ながら、時々フォークで具合を調べ、スープの味をみたりしました。

*** 画像 [#v8e0488e]

&ref(サムワイズ・ギャムジー/frodoandsambyterashima.jpg,,30%,寺島龍一作画による香り草入り兎シチューを作るサムと眠るフロド);

*** 備考 [#lc77404c]

[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]の故郷である(そして[[ホビット庄]]があった場所と想定されている)イギリスでは、ウサギ肉を食べることは一般的であり、現在も食料品店などでウサギの肉を購入することができる。

** 外部リンク [#Links]

- [[偽ホビット村のお料理教室(「緑の葉の森」のコンテンツ):http://www.geocities.jp/eryn_lasgalen/recipe/stew1.html]]
- [[偽ホビット村のお料理教室(「緑の葉の森」のコンテンツ):https://geolog.mydns.jp/www.geocities.jp/eryn_lasgalen/recipe.html]]

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)
#pcomment(,,,,,,reply)