* &ruby(とびかげ){飛蔭}; [#s523bcb2]
** 概要 [#yc91e9df]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Shadowfax((直訳すれば「影の鬣」。[[ローハン語]]のSceadufaexの翻訳))|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#n3d7b326]

[[ローハン]]の[[メアラス]]族の馬。元来[[メアラス]]族は[[ローハン]]の王のみを乗せていたが、この馬は[[セオデン]]から[[ガンダルフ]]に与えられた。素晴らしい駿馬。
[[ローハン]]の[[メアラス]]族の馬。元来[[メアラス]]族は[[ローハン]]の王のみを乗せていた駿馬。
[[サルマン]]によって[[オルサンク]]に閉じこめられていた[[ガンダルフ]]がその地から脱出すると、[[エドラス]]に行って馬を貸して貰うように頼んだ。(当時[[蛇の舌]]に毒されていた)[[セオデン]]はガンダルフを追い払うため「どの馬なりとくれてやるから消え失せろ」と言う。その時にガンダルフが選んだのがこの飛蔭だった。
当初飛蔭はガンダルフを寄せ付けなかったが、ガンダルフは2日かけて飛蔭をならしてその背に乗り、[[ローハン]]から一気に[[ホビット村]]、[[ブリー村]]、[[裂け谷]]へと駆け抜けた。
その後飛蔭は単独でエドラスに戻るが、すでにガンダルフしかその背に乗せないようになっていた。やがて飛蔭は、サルマンの毒から癒されたセオデンによって、ガンダルフへと正式な贈り物として与えられる。
その後ガンダルフは、[[指輪戦争]]の間ずっと、そしてその後も飛蔭に乗り続けた。ガンダルフが[[灰色港]]から[[中つ国]]を去るときにも、飛蔭を連れていった。

>「かれの表皮は昼は銀のようにきらめき、夜は物の蔭と紛い、その走る姿は目にも止まらぬ。また歩みの軽いこと!」(([[エルロンド]]の御前会議で語った[[ガンダルフ]]の言葉))

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#m96ffbf5]

アンダルシア種の馬が演じている。

** コメント [#q359a2ba]

- 名前のイメージから勝手に「黒光りするほどの黒い肌の馬」を想像していたが、映画「二つの塔」では眩いばかりの白馬に描かれている。 -- A3
- ↑指輪物語本編中では「丈高い灰色の愛馬」と書かれています(バーリマン・バタバーとの会話のシーン)。でも映像的には白のガンダルフの乗る白い馬で映えますね。 -- 都々目さとし
- 馬装や鞍、ハミ、手綱を付ける事を&br;許さないお馬さん。実写映画では、ガンダルフ役のイアンさんは実際に鞍を付けずに騎乗して撮影したらしいです。 す、素晴らしい* -- 黒馬
- メイキングでは、ガンダルフのローブの下に小さい鞍を隠していたと言っていましたが --  &new{2007-07-17 (火) 03:36:08};

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