* &ruby(とびかげ){飛蔭}; [#s523bcb2]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Shadowfax((直訳すれば「影の鬣」。[[ローハン語]]のSceadufaexの翻訳))|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

[[ローハン]]の[[メアラス]]族の馬。元来[[メアラス]]族は[[ローハン]]の王のみを乗せていた駿馬。「丈高い灰色の愛馬」と描写されている。
[[サルマン]]によって[[オルサンク]]に閉じこめられていた[[ガンダルフ]]がその地から脱出すると、[[エドラス]]に行って馬を貸して貰うように頼んだ。(当時[[蛇の舌]]に毒されていた)[[セオデン]]はガンダルフを追い払うため「どの馬なりとくれてやるから消え失せろ」と言う。その時にガンダルフが選んだのがこの飛蔭だった。
当初飛蔭はガンダルフを寄せ付けなかったが、ガンダルフは2日かけて飛蔭をならしてその背に乗り、[[ローハン]]から一気に[[ホビット村]]、[[ブリー村]]、[[裂け谷]]へと駆け抜けた。
その後飛蔭は単独でエドラスに戻るが、すでにガンダルフしかその背に乗せないようになっていた。やがて飛蔭は、サルマンの毒から癒されたセオデンによって、正式な贈り物としてガンダルフに与えられる。
その後ガンダルフは、[[指輪戦争]]の間もその後も飛蔭に乗り続けた。ガンダルフが[[灰色港]]から[[中つ国]]を去るときにも、飛蔭を連れていった。

>「かれの表皮は昼は銀のようにきらめき、夜は物の蔭と紛い、その走る姿は目にも止まらぬ。また歩みの軽いこと!」(([[エルロンド]]の御前会議で語った[[ガンダルフ]]の言葉))

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

アンダルシア種の白馬が演じている。飛蔭役の馬は2頭おり、外見の違いは映像では修正されている。

** コメント [#Comment]

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