#author("2022-09-10T20:43:09+09:00;2021-10-08T20:27:49+09:00","","")
* &ruby(くも){蜘蛛}; [#z5b17bf3]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|動物|
|~カテゴリー|[[動物]]|
|~スペル|spider|
|~異訳|クモ|
|~その他の呼び名|ウンゴル(ungol)|

** 解説 [#Explanation]

[[中つ国]]には様々な蜘蛛が生息し、その一部は現在我々が知るより遙かに巨大で邪悪である。特に[[ナン・ドゥンゴルセブ]]や[[闇の森]]には多くの蜘蛛が生息し、闇の森の蜘蛛は『[[ホビットの冒険]]』で[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と[[ドワーフ]]達を襲った。
[[シンダリン]]ではウンゴル。
[[中つ国]]には[[人間]]や[[ドワーフ]]、[[ホビット]]を捕食するほど巨大で邪悪な蜘蛛も生息していた。かれらは悪霊[[ウンゴリアント]]や、その裔である[[シーロブ]]の子孫である。
『[[ホビットの冒険]]』では、蜘蛛同士が会話する描写もある。

また、[[ヴァリノール]]の[[二つの木]]を枯らした[[ウンゴリアント]]、[[キリス・ウンゴル]]で[[ホビット]]を襲った[[シェロブ]]のような、更に巨大で強力な蜘蛛も存在した。
[[第一紀]]には[[ナン・ドゥンゴルセブ]]に多くの蜘蛛が生息しており、[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]はそこを通過する際に蜘蛛と戦った。
[[第三紀]]には主に[[闇の森]]に生息しており、『[[ホビットの冒険]]』では[[エルフ道]]を通って闇の森を横断しようとした[[ソーリンとその仲間]]を襲った。

*** 備考 [#w9ebfb8a]

[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]は南アフリカで生まれたが、彼が幼いときにタランチュラに咬まれ、大騒ぎになったという話がある。
だがトールキン自身はこのことを記憶していないと語っており、自作の中に多くの蜘蛛が悪役として登場することとの関連を否定している。
[[ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]は南アフリカで生まれたが、彼が幼いときにタランチュラに咬まれ、大騒ぎになったという逸話がある。
だがトールキン自身はそのことを記憶していないと語っており、自身の作品に蜘蛛が悪役として登場することとの関連を否定している((『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』#163))。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|Brian Sergent, Peter Vere-Jones(声)|
|~日本語吹き替え|[[高木渉]]|

[[一つの指輪]]を身につけた[[ビルボ・バギンズ]]にのみ、蜘蛛の会話が聞こえるという演出が行われている。

[[闇の森]]でビルボと[[ドワーフたち>ソーリンとその仲間]]が蜘蛛に襲われて戦っているときに、蜘蛛狩りを行っている[[闇の森>闇の森#Realm]]の[[エルフ]]と遭遇するという展開に変わっている。この時、[[ドル・グルドゥル]]から新手の蜘蛛が現れているという会話がある。

** コメント [#Comment]

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