#author("2022-10-23T22:57:26+09:00;2022-08-13T12:11:40+09:00","","")
* 第四紀 [#v386e98c]
** 概要 [#i7c1a5a0]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[年表]]|
|~カテゴリー|[[年表]]・[[暦]]|
|~スペル|The Fourth Age|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#k8fc0fdf]
** 解説 [#Explanation]

[[中つ国]]の歴史で、[[力の指輪]]が去ってからの時代。[[人間]]の時代。
>「[[中つ国]]の[[第三紀]]は終わり、新しい時代が始まった。新しい時代の始まりを整え、保存してさしつかえないものはこれを保存する、これが[[あんた>アラゴルン二世]]の仕事じゃ。というのは、多くのものが救われたとはいえ、今や多くのものが消えていかねばならぬからな。[[三つの指輪]]の力もまた終わった。そしてあんたの目にはいる土地のすべて、またその周辺に横たわる土地のすべてが、[[人間]]の住む場所となろう。なぜなら、人間の支配する時代が来たからじゃ。[[最初に生まれた者たち>エルフ]]は衰えゆくか、去って行くのじゃ。」((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』「執政と王」))

[[中つ国]]の歴史で、[[力の指輪]]が去ってからの時代。[[人間]]の時代。'''人間以外の「口を効く種族」がすべて衰退する時'''((『[[追補編>指輪物語/追補編]]』「[[代々の物語(西方諸国年代記)>西国年代記]]」))でもある。
[[指輪所持者]]達が[[中つ国]]を去った3021年9月29日が[[第三紀]]の終わりとされているが、[[ゴンドールの暦>新暦法]]では、第三紀3021年3月24日が第三紀最後の日となり、翌3月25日が第四紀最初の日となる([[指輪所持者]]が使命を達成し、[[サウロン]]が滅びた3月25日より新年が始まるように定められたため。[[第三紀最後の年]]を参照)。

[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]によると、我々の現代より約6000-8000年前が『[[指輪物語]]』の時代、つまりその頃に第四紀が始まる。現代は第五紀か第六紀に相当するということである。

** [[年表]] [#a126a35c]

[[第三紀]]3021年より続く。

|RIGHT:1(1422)((括弧内は[[ホビット庄暦]]))|[[ホビット庄]]の暦では、この年の始まりと共に[[第四紀]]に入る。ただし[[ホビット庄暦]]の年数はそのまま継続する。|
|RIGHT:6(1427)|[[小足家のウィル]]、[[庄長]]職を辞任する。[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]、[[ホビット庄]][[庄長]]に選出される。[[ペレグリン・トゥック]]、ロング・クリーヴ家のダイアモンドと結婚する。[[エレスサール王>アラゴルン二世]]、勅令を発して、[[人間]]が[[ホビット庄]]に入るを差し止める。王は[[ホビット庄]]を、[[北方王国]]保護下にある自由地とする。|
|RIGHT:9(1430)|[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]の息子[[ファラミア・トゥック]]生まれる。|
|RIGHT:10(1431)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]の娘[[&ruby(ゴルディロックス){金捲毛};>金捲毛]]生まれる。|
|RIGHT:11(1432)|「偉丈夫」と称せられた[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]、[[バック郷]]の[[館主]]となる。[[エオメル]]王ならびに[[イシリアン]]の奥方[[エオウィン]]から、見事な祝いの品々が送られる。|
|RIGHT:13(1434)|[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]、[[トゥック一族>ペレグリン・トゥック#je4953c8]]の家長となり、[[セイン]]となる。[[エレスサール王>アラゴルン二世]]、[[セイン]]、[[館主]]、並びに[[庄長]]を[[北方王国]]の顧問官とす。|
|RIGHT:15(1436)|[[エレスサール王>アラゴルン二世]]、[[北方王国]]に行幸、[[イヴンディム]]湖のほとりに滞留する。王、[[ブランディワイン橋]]に行幸、友人方と挨拶する。王、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿に[[ドゥーネダインの星]]を与えられる。[[エラノール]]、[[アルウェン]]王妃付き侍女となる。|
|RIGHT:20(1441)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、三度[[庄長]]となる。|
|RIGHT:21(1442)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿とその妻及び[[エラノール]]、[[ゴンドール]]に赴き、かの地に一年滞在する。トルマン・コトン殿、[[庄長]]代理を勤める。|
|RIGHT:27(1448)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、四度[[庄長]]となる。|
|RIGHT:30(1451)|美しの[[エラノール]]、向が丘連丘緑樫のファストレッドに嫁す。|
|RIGHT:31(1452)|向が丘連丘から[[塔山丘陵]]([[エミン・ベライド]])に至る西境は、王の贈与によって[[ホビット庄]]に加えられる。多数の[[ホビット]]がこの地に移住する。|
|RIGHT:33(1454)|ファストレッドと[[エラノール]]の息子、髪吉[[エルフ]]スタン生まれる。|
|RIGHT:34(1455)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、五度[[庄長]]となる。|
|RIGHT:41(1462)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、六度[[庄長]]となる。[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿の願いにより、[[セイン]]、ファストレッドを西境の区長に任ずる。ファストレッドと[[エラノール]]、[[塔山丘陵]]の塔の下に居を定める。この地に彼らの子孫、塔の下の髪吉一族、子々孫々に至るまで居住する。|
|RIGHT:42(1463)|[[ファラミア・トゥック]]、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]の娘[[&ruby(ゴルディロックス){金捲毛};>金捲毛]]を娶る。|
|RIGHT:48(1469)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿これを最後に七度[[庄長]]となる。55(1476)年、任期の終わる時は、96歳。|
|RIGHT:61(1482)|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿の妻ローズ夫人、夏至の日に死ぬ。9月22日、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、袋小路から馬を進め、[[塔山丘陵]]に来て、最後は[[エラノール]]に見送られる。その[[髪吉家]]に伝えられる[[赤表紙本]]は、この時彼が[[エラノール]]に与えたものである。髪吉一族の間に[[エラノール]]から伝えられたいい伝えによると、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]は[[塔山丘陵]]を過ぎて、[[灰色港]]に赴き、最後に残った[[指輪所持者]]として、海を渡って去ったという。|
|RIGHT:63(1484)|この年の春、[[ローハン]]から[[バック郷]]に伝言があって、[[エオメル]]王、いま一度[[ホルドヴィネ]]殿に会いたい由。この時[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]すでに老齢(102歳)だが、いまだ矍鑠としていて、友の[[セイン]]と相談の後、二人は直ちに各自の財産、職務をめいめいの息子に譲り、馬で[[サルンの浅瀬]]を渡って去ったまま、二人の姿はその後再び[[ホビット庄]]に見られない。後の噂では、[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]殿は[[エドラス]]に来て、その年の秋[[エオメル]]の薨ずるまで、彼と共におり、その後、[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]殿と[[セイン]]・[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]殿は、[[ゴンドール]]に赴き、短き余生をこの国で過ごしたすえ、遂にみまかって、[[ゴンドール]]の高貴な死者と共に、[[ラス・ディネン]]に葬られたという。|
|RIGHT:120(1541)|この年の3月1日、[[エレスサール王>アラゴルン二世]]遂に崩御される。[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]と[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]の棺台は、この偉大なる王の傍らに並べ置かれたと伝えられる。この後、[[レゴラス]]、[[イシリアン]]で灰色の船を建造し、[[アンドゥイン]]を下って、海を渡った。彼と共に、[[ドワーフ]]の[[ギムリ]]も行ったという。この船が去った時、[[中つ国]]では、[[指輪の仲間]]は跡を絶った。|
|~年|~[[ホビット庄暦]]|~事象|h
|RIGHT:1|RIGHT:1422|[[ホビット庄の暦>ホビット庄暦]]では、この年の始まりとともに[[第四紀]]にはいる。ただし[[ホビット庄暦]]の年数はそのまま継続する。|
|RIGHT:6|RIGHT:1427|[[小足家のウィル]]、[[庄長]]職を辞任する。[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]、[[ホビット庄]][[庄長]]に選出される。[[ペレグリン・トゥック]]、[[ロング・クリーヴのダイアモンド]]と結婚する。[[エレッサール王>アラゴルン二世]]、勅令を発して、[[人間]]が[[ホビット庄]]にはいるを差し止める。王は[[ホビット庄]]を、[[北方王国]]保護下にある自由地とする。|
|RIGHT:9|RIGHT:1430|[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]の息子[[ファラミル>ファラミル・トゥック]]生まれる。|
|RIGHT:10|RIGHT:1431|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]の娘[[&ruby(ゴールディロックス){金捲毛};>金捲毛]]生まれる。|
|RIGHT:11|RIGHT:1432|「偉丈夫」と称せられた[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]、[[バック郷]]の[[館主]]となる。[[エーオメル]]王ならびに[[イシリエン]]の奥方[[エーオウィン]]から、見事な祝いの品々が送られる。|
|RIGHT:13|RIGHT:1434|[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]、[[トゥック一族]]の家長となり、[[セイン]]となる。[[エレッサール>アラゴルン二世]]王、[[セイン]]、[[館主]]、並びに[[庄長]]を[[北王国の顧問官]]とす。[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、二期目の[[庄長]]に選出される。|
|RIGHT:15|RIGHT:1436|[[エレッサール>アラゴルン二世]]王、[[北王国>北方王国]]に行幸、[[夕おぼろ]]湖のほとりに滞留する。王、[[ブランディワイン橋]]に行幸、友人方と挨拶する。王、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿に[[ドゥーネダインの星]]を与えられる。[[エラノール]]、[[アルウェン]]王妃付き侍女となる。|
|RIGHT:20|RIGHT:1441|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、三度[[庄長]]となる。|
|RIGHT:21|RIGHT:1442|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿とその[[妻>ローズ・コトン]]及び[[エラノール]]、[[ゴンドール]]に赴き、かの地に一年滞在する。[[トルマン・コトン>トルマン・コトン(トルマン・コトンの息子)]]殿、[[庄長]]代理を勤める。|
|RIGHT:27|RIGHT:1448|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、四度[[庄長]]となる。|
|RIGHT:30|RIGHT:1451|[[美しのエラノール>エラノール]]、[[向が丘連丘]][[緑樫のファストレド]]に嫁す。|
|RIGHT:31|RIGHT:1452|[[向が丘連丘]]から[[塔山丘陵(エミュン・ベライド)>塔山丘陵]]にいたる[[西境]]は、王の贈与によって[[ホビット庄]]に加えられる。多数の[[ホビット]]がこの地に移住する。|
|RIGHT:33|RIGHT:1454|[[ファストレド>緑樫のファストレド]]と[[エラノール]]の息子、[[髪吉エルフスタン>髪吉家のエルフスタン]]生まれる。|
|RIGHT:34|RIGHT:1455|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、五度[[庄長]]となる。[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿の願いにより、[[セイン]]、[[ファストレド>緑樫のファストレド]]を[[西境の区長]]に任ずる。[[ファストレド>緑樫のファストレド]]と[[エラノール]]、[[塔山丘陵]]の[[塔の下]]に居を定める。この地に、かれらの子孫、[[塔の下]]の[[髪吉一族>髪吉家]]、子々孫々にいたるまで居住する。|
|RIGHT:41|RIGHT:1462|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、六度[[庄長]]となる。|
|RIGHT:42|RIGHT:1463|[[ファラミル・トゥック]]、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]の娘[[&ruby(ゴールディロックス){金捲毛};>金捲毛]]を娶る。|
|RIGHT:48|RIGHT:1469|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿これを最後に七度[[庄長]]となる。1476年、任期の終わる時は、96歳。|
|RIGHT:61|RIGHT:1482|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿の妻[[ローズ夫人>ローズ・コトン]]、夏至の日((原文では中日(Mid-year's Day) ))に死ぬ。9月22日、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]殿、[[袋小路>袋小路屋敷]]から馬を進め、[[塔山丘陵]]に来て、最後は[[エラノール]]に見送られる。その後[[髪吉家]]に伝えられる[[赤表紙本]]は、この時かれが[[エラノール]]に与えたものである。[[髪吉一族>髪吉家]]の間に[[エラノール]]から伝えられたいい伝えによると、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]は[[三つの塔>塔山丘陵]]を過ぎて、[[灰色港]]に赴き、最後に残った[[指輪所持者]]として、[[海>大海]]を渡って去ったという。|
|RIGHT:63|RIGHT:1484|この年の春、[[ローハン]]から[[バック郷]]に伝言があって、[[エーオメル]]王、いま一度[[ホルドウィネ]]殿に会いたい由。この時[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]すでに老齢(102歳)だが、いまだ矍鑠としていて、友の[[セイン]]と相談の後、二人は直ちに各自の財産、職務をめいめいの息子に譲り、馬で[[サルンの浅瀬]]を渡って去ったまま、二人の姿はその後ふたたび[[ホビット庄]]に見られない。後の噂では、[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]殿は[[エドラス]]に来て、その年の秋[[エーオメル]]の薨ずるまで、かれとともにおり、その後、[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]殿と[[セイン]]・[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]殿は、[[ゴンドール]]に赴き、短き余生をこの国で過ごしたすえ、遂にみまかって、[[ゴンドール]]の高貴な死者とともに、[[ラス・ディーネン]]に葬られたという。|
|RIGHT:120|RIGHT:1541|この年の3月1日、[[エレッサール>アラゴルン二世]]王遂に崩御される。[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]と[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]の棺台は、この偉大なる王の傍らに並べ置かれたと伝えられる。この後、[[レゴラス]]、[[イシリエン]]で灰色の船を建造し、[[アンドゥイン]]を下って、[[海>大海]]を渡った。かれとともに、[[ドワーフ]]の[[ギムリ]]も行ったという。この船が去った時、[[中つ国]]では、[[指輪の仲間]]は跡を絶った。|
|RIGHT:172(([[ゴンドール]]の[[新暦法]]による))|RIGHT:1592|[[ペレグリン>ペレグリン・トゥック]]の曾孫の依頼によって、[[ゴンドール]]の王の祐筆[[フィンデギル]]が[[セイン本]]から筆写した[[西境の赤表紙本]]の[[写本>セイン本#inGreatSmials]]を完成させる。|

** コメント [#e900fe55]
*** 第四紀の西境に関して [#zbb2b121]

- よく考えてみると、「旅の仲間」のうち故郷?で最期を迎えることができたのは、ゴンドールを広く取ればボロミア二世と、ガンダルフ?だけじゃないでしょうか。ほかの人は生まれ育ったところでは永久の眠りにつけなかったようですね。ボロミア二世を除けばおおむね幸せな最期だったようですが。 -- カイト
- 第一巻の冒頭に赤表紙本の写本が第四紀172年(ホビット庄暦1592年)に完成したという記述があるようですが。 -- roa
- 記憶では、映画では戴冠式の後に「こうして第三紀は終わり、第四紀がはじまった」というナレーションが入るんですが…何故? -- すずめ
- ↑追補編の記述では『第三紀は3021年9月にエルフの三つの指輪が去った時に終わったと考えられたが、ゴンドールでは記録の便宜上、第四紀第1年は3021年3月25日に始まっている』となっています。なのであの映画のナレーションはゴンドールの暦で言ったものではないでしょうか? -- ゆう
- アラゴルンも一応故郷で眠りに付いたろ -- あ &new{2007-06-12 (火) 12:08:19};
- アラゴルンは北方(アルノール)の生まれのはずなので、「故郷で眠りについた」とは言えません --  &new{2007-10-29 (月) 16:05:17};
- ↑確かにアラゴルンはアルノール生まれですけど、第四紀になってゴンドールとアルノールは統一王国になったので広い意味では「故郷で眠りについた」というのは間違いではないと思いますが。 -- エグゼクター &new{2007-10-29 (月) 17:28:57};
- 自分でもアルウェン王妃に告げているとおり、彼は「最後のヌーメノール人」。すべてのドゥーネダインにとって故郷とはヌーメノール以外にはない!というのは極論ですが、アラゴルンも北と南のどちらに愛着があるかはむずかしいとこでしょうね。 -- 粥村在住 &new{2007-10-31 (水) 18:23:08};
- 思うんだけどなぜ指輪の仲間のボロミアは執政になってないのに二世なんだろう?あと、ファラミア一世っていないよね。オンドヘアの息子のことかな?でもあの人は執政家じゃないし・・・。ついでに、現代は第七紀にあたるという説もある。第六紀は第二次世界大戦の終結と共に終わったらしい。 -- ホビット &new{2008-11-09 (日) 15:56:19};
- 皇帝になっていないにもかかわらず、ナポレオンの息子はナポレオン二世、まったく爵位と関係のないルパン三世もやっぱり三世。 --  &new{2008-11-10 (月) 17:35:11};
- 何世というのは一族のなかで「何番目の誰」というだけの意味  特別な位とかではない --  &new{2008-11-10 (月) 19:42:41};
- ↑↑↑ 執政家の家系にはどうも長男しか書いていないので、どこかの兄弟にいたのでしょう>ファラミア一世 --  &new{2008-12-26 (金) 01:31:09};
- ↑×2 しかしトゥオルの息子とケメンドゥアの息子は同じ家系に属するのに、一世二世の区別がありませんよ。 -- ホビット &new{2008-12-28 (日) 17:36:15};
『[[指輪物語]]』において、[[西境]]に関する事柄は序章、及び『[[追補編>指輪物語/追補編]]』の第四紀の年表(上掲)で触れられているが、その内容は英語原著の版によって以下のように異なる(初版の訳は項目編集者訳)。邦訳の底本でもある第二版での変更は[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]による改訂である。
2004年版での変更は、第二版はミスにより1455年と1462年の項が1455年にまとめられているとの推測に基づく。

#comment
||~初版(1954, 1955年出版)|~第二版(1966年出版)|~2004年版|
|序章||「三 ホビット庄屋の社会秩序」に次の文を追加「四が一の庄のほかに、東境と西境があり、バック郷があった。西境はホビット紀元1462年にホビット庄に加えられた。」(('Outside the Farthings were the East and West Marches: the Buckland; and the Westmarch added to the Shire in S.R. 1462.'))&br;「ホビット庄記録に関する覚え書き」の節を追加|同左&br;2005年版で1462年を1452年に変更|
|||||
|1452|(項目なし)|「向が丘連丘から塔山丘陵(エミュン・ベライド)にいたる西境は、王の贈与によってホビット庄に加えられる。多数のホビットがこの地に移住する。」(('The Westmarch, from the Far Downs to the Tower Hill (Emyn Beraid), is added to the Shire by the gift of the King. Many hobbits remove to it.'))|同左|
|1455|「サムワイズ殿、五度庄長となる。」|「サムワイズ殿、五度庄長となる。サムワイズ殿の願いにより、セイン、ファストレドを西境の区長に任ずる。ファストレドとエラノール、塔山丘陵の塔の下に居を定める。この地に、かれらの子孫、塔の下の髪吉一族、子々孫々にいたるまで居住する。」(('Master Samwise becomes Mayor for the fifth time. At his request the Thain makes Fastred Warden of Westmarch. Fastred and Elanor make their dwelling at Undertowers on the Tower Hills, where their descendants, the Fairbairns of the Towers, dwelt for many generations.'))|「サムワイズ殿、五度庄長となる。」(('Master Samwise becomes Mayor for the fifth time.'))|
|1462|「サムワイズ殿、六度庄長となる。サムワイズ殿の願いにより、セイン、ファストレドとエラノールを西境(新たな居住地域)の区長に任ずる。二人は、塔山丘陵の斜面に居を定める。この地に、かれらの子孫、西境の髪吉一族、子々孫々にいたるまで居住する。」(('Master Samwise becomes Mayor for the sixth time. At his request the Thain makes Fastred and Elanor Wardens of the Westmarch (a region newly inhabited); they take up their dwelling on slopes of the Tower Hills, where their descendants, the Fairbairns of Westmarch, dwelt for many generations.'))|(項目なし)&br;邦訳では「サムワイズ殿、六度庄長となる。」|「サムワイズ殿、六度庄長となる。サムワイズ殿の願いにより、セイン、ファストレドを西境の区長に任ずる。ファストレドとエラノール、塔山丘陵の塔の下に居を定める。この地に、かれらの子孫、塔の下の髪吉一族、子々孫々にいたるまで居住する。」(('Master Samwise becomes Mayor for the sixth time. At his request the Thain makes Fastred Warden of Westmarch. Fastred and Elanor make their dwelling at Undertowers on the Tower Hills, where their descendants, the Fairbairns of the Towers, dwelt for many generations.'))|

** コメント [#Comment]

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