#author("2016-12-21T23:36:34+09:00","","")
* &ruby(はり){玻璃};&ruby(びょう){瓶}; [#lba13abf]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|Phial, glass|
|~異訳|びん(phial)|
|~その他の呼び名|ガラドリエルの玻璃瓶(Phial of Galadriel)&br;星のガラス瓶、星の玻璃(star-glass)&br;ガラドリエルのエルフの玻璃瓶(elven-glass of Galadriel)&br;奥方の玻璃瓶(Lady's glass)&br;小さな水晶のびん(small crystal phial)|

** 解説 [#Explanation]

[[ロスローリエン]]において[[ガラドリエル]]が[[フロド・バギンズ]]に贈った、水晶の小瓶。ガラドリエルの泉に映じた[[エアレンディルの星]]の光が集めてあり、暗闇の中で望みを求める心に応えて光を発する。

>かの女は小さな水晶のびんをかかげました。その手の動きにつれて、びんはきらきら輝きました。そして白い光がその手から発しました。「このびんには、エアレンディルの星の光がわが泉の水に映じたのを集めてあります。そなたの周りを夜が包む時、これはいっそう明るく輝きましょう。暗き場所で、他の光がことごとく消え去った時、これがそなたの明かりとなりますように。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 下』「八 さらば、ロリアン」 フロドに玻璃瓶を授ける時のガラドリエルの言葉))

>しばらくの間それは、重苦しく地を匍う靄を押し分けて射し込む一番星のようにかすかにおぼろげな光を放ちました。しかしその力が満ちてくるにつれて、またフロドの心に望みが育つにつれて、それは輝き始め、銀の焔と燃えました。あたかも[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]その人がその額に最後の[[シルマリル]]を輝かせながら、天つ御空の沈日の径から下ってきたかのように、眩い光のそれは小さな芯でした。暗闇がそこから退くにつれ、まるで空気が明るい水晶の球と変わり、その中心に光が輝くかのようでした。そして光をかざす手は白い火にきらめきました。 …
「アイヤ エアレンディル エレニオン アンカリマ!」((『[[二つの塔]] 下』「九 シェロブの棲処」))

この玻璃瓶は、フロド・バギンズと[[サムワイズ・ギャムジー]]によって掲げられ、[[トレヒ・ウンゴル]]の暗闇を光で照らし、[[シェロブ]]を遠ざけ、[[物言わぬ番人]]を突破するのに使われた。だが[[サンマス・ナウア]]では力が弱められて、光らなかった。

フロドは[[灰色港]]から[[西方>アマン]]へと去る時にこの玻璃瓶を携えて行き、此岸に留まるサムたちの目には、去りゆく船から彼の掲げる玻璃瓶の光がちらちらと明滅し、やがて消えていくのが見られたという。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

[[ドル・グルドゥア]]にて[[サウロン]]と対峙した[[ガラドリエル]]が手にしているのが確認できる。

** コメント [#Comment]

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