#author("2016-08-16T04:47:37+09:00","","")
* 王党派 [#i355b60a]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]|
|~スペル|King's Men, King's Party|
|~異訳|王の部下たち(King's Men)|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

[[ヌーメノール]]が繁栄していた[[第二紀]]後期、[[タル=アンカリモン]]の治世以降、[[ヴァラール]]と[[エルダール]]を敵視するヌーメノール王とそれに追随する主流の[[ヌーメノール人]]を指す言葉。
彼らは[[ヴァラールの禁]]を批判し、不死の命を持つ[[エルフ]]を妬み、[[エレンディリ(忠実なる者)>忠実なる者]]と対立して彼らを迫害した。また[[死すべき運命]]への恐れから、命を呼び戻す、あるいは寿命を延ばす研究を行った。死への恐れが強まるにつれて彼らは快楽と歓楽に溺れるようになり、[[中つ国]]のはるか南に航海して沿岸部の植民地化を行い、現地の富を収奪する苛烈な支配者として君臨した。

やがて第二紀末期、[[サウロン]]がヌーメノールにやってくると、その口車に乗せられた王党派のヌーメノール人は[[メルコール]]を崇拝し、拷問や人身御供を伴う残酷な儀式を執り行った。ついには[[ヴァラールの禁]]を破り、不老不死を獲得するため、[[アル=ファラゾーン]]と王党派に率いられたヌーメノールの大軍勢は西方へと航海して[[アマン]]を攻撃しようとした。だが彼らは[[ヌーメノールの島>ヌーメノール]]ごと[[イルーヴァタール]]によって滅ぼされた。

しかし王党派のヌーメノール人がすべて滅ぼされたわけではなく、中つ国の植民地で生き残ったものもいた。サウロンと暗黒の力を崇拝し続ける彼らヌーメノール人は[[黒きヌーメノール人]]と呼ばれるようになった。

** コメント [#Comment]

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