* 王党派 [#i355b60a]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|歴史・事件|
|~スペル|King's Men|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

[[ヌーメノール]]が繁栄していた[[第二紀]]後期、[[エルダール]]及び[[エルフの友]]を敵視していた、当時主流の[[ヌーメノール人]]を指す言葉。
彼らは[[ヴァラールの禁]]を批判して不老不死の[[エルフ]]を妬み、[[エレンディリ(忠実なる者)>忠実なる者]]と対立してエレンディリを迫害しつつ、命を呼び戻す、あるいは寿命を延ばす研究を行った。さらには[[中つ国]]のはるか南に航海して沿岸部の植民地化を行うようになる。

やがて第二紀末期、[[サウロン]]がヌーメノールにやってくると、その口車に乗せられた王党派のヌーメノール人は[[メルコール]]を崇拝し、拷問や人身御供を伴う残酷な儀式を執り行った。ついには[[ヴァラールの禁]]を破り、不老不死を獲得するため、[[アル=ファラゾーン]]と王党派に率いられたヌーメノールの大軍勢は西方へと航海して[[アマン]]を攻撃しようとした。だが彼らは[[ヌーメノールの島>ヌーメノール]]ごと[[イルーヴァタール]]によって滅ぼされた。

しかし王党派のヌーメノール人がすべて滅ぼされたわけではなく、中つ国の植民地で生き残ったものもいる。サウロンと暗黒の力を崇拝し続ける彼らヌーメノール人は[[黒きヌーメノール人]]と呼ばれるようになった。

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