* 王の会議 [#v818b3ff]
** 概要 [#je0d4d46]
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* &ruby(おう){王};の&ruby(かいぎ){会議}; [#v818b3ff]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]|
|~スペル|Council of the Sceptre|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#c82fc955]
** 解説 [#Explanation]

[[ヌーメノール]]王の諮問機関。ヌーメノールの各地方から選ばれた人々を構成員とし、これに王位継承者としての宣言を受けた王の世継ぎが国政を学ぶために加わった。また議題によっては関連する有識者が招集される場合もあった。『[[シルマリルの物語]]』の「[[アカルラベース]]」によると[[アンドゥーニエ]]の領主は「常に王の最高顧問官(the chief councillors of the Sceptre)の一人であった」とあり、歴代のアンドゥーニエ領主は会議の中で枢要な地位を占めていたことが窺える。
[[ヌーメノール]]の国政について協議する、ヌーメノール王の会議。
ヌーメノールの各地から選ばれた人々を構成員とし、これに王の世継ぎが国政を学ぶために加わった。また議題によっては関連する有識者が招集される場合もあった。

『[[終わらざりし物語]]』の「アルダリオンとエレンディス」によると、当時([[タル=メネルドゥア]]から[[タル=アルダリオン]]の時代)の会議は王に対する助言以上の権限は無く、また会議の構成員は血筋や富ではなく、祖国に対する愛と尊敬ゆえにその地位を得たので、当時の会議の中で[[エルロス]]の家系の出身はアルダリオンを除けば[[ヴァランディル>ヴァランディル(シルマリエンの息子)]]と[[ハルラタン]]の二人だけだったという。だがこれは裏を返せば、後世には会議がそれとは異なる存在に変容していったことを示唆している。
『[[シルマリルの物語]]』「[[アカッラベース]]」によると[[アンドゥーニエ]]の領主は「常に王の最高顧問官(the chief councillors of the Sceptre)の一人であった」とあり、王の会議で枢要な地位を占めていたことが窺える。
『[[終わらざりし物語]]』「アルダリオンとエレンディス」によると、当時([[タル=メネルドゥル]]から[[タル=アルダリオン]]の時代)の会議は王に対する助言以上の権限は無く、構成員は血筋や富ではなく、祖国に対する愛と尊敬ゆえにその地位を得たので、当時の会議の中で[[エルロス]]の家系の出身はアルダリオンを除けば[[ヴァランディル>ヴァランディル(シルマリエンの息子)]]と[[ハッラタン]]の二人だけだったという。

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